キユーピーの優待は自社商品・株価は下落を抜け大きく上昇推移【2809】

「マヨネーズ・ドレッシング」で最大手のキユーピー(2809)、株主優待制度は自社商品詰め合わせを実施しています。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートや配当推移を確認していきます。

キユーピーのPOINT
  • 株価は下落を抜けて大きく上昇推移
  • 株主優待制度は半年以上保有で利回り低め
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株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年7月5日終値時点)

株価:3,400円
予想PER:22.83倍
PBR:1.62倍
予想EPS:148.92円
時価総額:4,811億円

最新の株価参考:キユーピー(株)【2809】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「自社商品の詰め合わせ」を実施しています、優待権利月は11月で半年以上の継続保有が条件です。

保有株式数優待品内容
100株~499株 半年以上保有商品詰め合わせ(1,000円相当)
100株~499株 3年以上保有商品詰め合わせ(1,500円相当)
500株~ 半年以上保有商品詰め合わせ(3,000円相当)
500株~ 3年以上保有商品詰め合わせ(5,000円相当)

優待利回り

100株保有で1,000円相当とした場合、優待利回りは約0.3%です。

参考:株主優待品|キユーピー

配当金の情報

2024年11月期の予定年間配当:54円
予想年間配当利回り:1.59%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は5月(中間配当)と11月(期末配当)です。

2024年11月期の配当は増配予定としています。

配当性向は2023年11月期が52.8%、2024年11月期の予想が約36%です。

株主還元の方針確認

株主還元の基本方針は「2021年度-2024年度は1株当たり配当金45円以上を前提に、連結配当性向35%以上を基準とするとともに、4年間累計で総還元性向で50%以上を目安」としています。

参考:配当情報|キユーピー

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業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

ここ数年は減益で厳しめの業績推移で2023年11月期も減益となっています。

2024年11月期は大きく増益見通しとしています。

参考:年度データ|キユーピー

株価チャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年9月から業績回復期待で底値を抜けて上昇。しかし、2021年9月から厳しめの業績・警戒感などから再度下落

2023年以降は上昇推移しており、2024年も大きく上昇しています。

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事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

キユーピー(2809)の概要

キユーピー株式会社(読みはキューピー、英: Kewpie Corporation)は、マヨネーズなどの調味料を主力としている食品メーカー。

株式会社中島董商店、アヲハタ株式会社と共に「キユーピー・アヲハタグループ」を形成している。有名なマヨネーズのほかにも、さまざまな食品、調味料、業務用製品も手がけている。

キユーピー – Wikipediaより抜粋

マヨネーズだけでなく、ドレッシング・サラダ・カット野菜・タマゴ加工品なども展開。

この先は中国・東南アジアを中心に海外を強化する予定としています。

3カ月決算の実績

下記は3か月決算の連結経常利益の推移と前期との比較グラフです。

2024年11月期の連結経常利益は361億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

営業CFは減少しており、やや不安材料と見えます。

配当・優待について

株主優待制度は自社商品詰め合わせを実施、長期保有が条件で、利回りは低めです。

配当は比較的安定推移していますが、株価が上昇したこともあり利回りは高くはないです。

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