キユーピーの株価分析!業績悪化で株価は下落推移だが株主優待を拡充【2809】

マヨネーズ・ドレッシングで最大手のキユーピー(2809)、正式名称は「キユーピー」ですが、小字の「キューピー」だと思われていたりもします。そんな有名企業のキユーピーですが、ここ数年の株価は下落しています。果たして今後の株価はどうなるのか。配当と合わせて2020年8月に拡充を発表した株主優待制度も分析していきます。

キユーピーの株価POINT
  • 株価は下落しているが割安感はなく、配当・優待の利回りも高くはない
  • 株主優待は従来の3年以上に半年以上の条件を追加して拡充。
  • 大きく下方修正しており短期的な業績の見通しは厳しい
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キユーピーの事業内容と株価指標について

はじめにキユーピーの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,101円
予想年間配当:40円
年間配当利回り:1.9%
予想PER:39倍
PBR:1.27倍

2020年9月17日終値時点のデータ

予想PERは割高、PBRは割安水準です。配当利回りは平均水準です。

キユーピー(2809)とは

キユーピー株式会社(読みはキューピー、英: Kewpie Corporation)は、1919年(大正8年)に設立されたマヨネーズなどの調味料を主力としている食品メーカーで、株式会社中島董商店、アヲハタ株式会社と共に「キユーピー・アヲハタグループ」を形成している。

有名なマヨネーズのほかにも、様々な食品、調味料、業務用製品も手がけている。

キユーピー – Wikipediaより抜粋

マヨネーズだけでなく、ドレッシング・サラダ・カット野菜・タマゴ加工品なども展開しています。この先は中国・東南アジアを中心に海外展開も強化していく予定です。

参考:どのようにして業績を拡大させていくのですか?|キユーピー

キユーピーの株主優待制度と配当推移

次にキユーピーの株主優待制度の内容と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度の概要

キユーピーの株主優待は「自社製品の詰め合わせ」で権利日は11月末です。3年以上の継続保有者限定でしたが、半年以上の条件が追加されました

保有株式数優待品内容
100株~499株
半年以上保有
商品詰め合わせ
(1,000円相当)
100株~499株
3年以上保有
商品詰め合わせ
(1,500円相当)
500株~
半年以上保有
商品詰め合わせ
(3,000円相当)
500株~
3ねに上保有
商品詰め合わせ
(5,000円相当)

参考:株主優待品|キユーピー

100株保有で1,000円分と換算すると優待利回りは約0.47%です。株主還元として配当を優先しているため利回りは低めです。

配当金の推移

下記はキユーピーの配当金の推移です。年2回、中間配当(5月)と期末配当(11月)を実施しています。

キユーピーの年間配当金推移

2015年11月期:29円
2016年11月期:34.5円
2017年11月期:36.5円
2018年11月期:38円
2019年11月期:45円
2020年11月期:40円 (予)

2019年11月期の配当は創業100周年の記念配当5円があるため、2020年11月期は実質据え置きです。ここ数年は毎年増配していましたが、その勢いはなくなった印象です。

株主還元の基本方針は配当を最優先として「連結配当性向30%以上、DOE2.2%を基準」としています。2020年11月期の予想配当性向は約74%とかなり上昇しています。

参考:配当情報|キユーピー

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キユーピーの業績推移と株価チャート

次にキユーピーの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はキユーピーの売上高と経常利益の推移です。

売上が厳しく推移するなかで経常利益は右肩上がりでした。しかし2019年11月期は減益となり、2020年11月期も下方修正を行い大きく減益の見通しです。

参考:年度データ|キユーピー

株価チャートの推移

下記はキユーピー5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期下落推移です。

ここ最近では相場環境の悪化、下方修正を行った影響で下落しています。2,000円前後は過去の株価と比較すると安めですが予想利益だけを考えると1,500円付近まで下落する可能性も当然あります。

キユーピーの決算内容と今後について

最後にキユーピーの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年7月2日の決算にて2020年11月期2Q累計(2019年12月-2020年5月)の連結経常利益は113億円と発表。あわせて、通期の同利益を従来予想の305億円から242億円に下方修正しました。

前回決算にて325億円から305億円に下方修正しており厳しい状況です。

今後について

キユーピーは国内だけでなく、中国・東南アジアを中心に海外へも展開しています。国内で更に売り上げを伸ばすのは厳しいため、効率化して利益率を上げることが求められます。もちろん、それにも限界があります。

創業100年の歴史がありブランド力もある会社です。成熟しているメジャー企業の為、主に国内では大きく売上を伸ばすのは難しいかもしれないですが、ある程度の売上はキープできるとも考えられます。利益が大きく落ち込み、株価は下落推移しているため手は出しづらいですが、復活する力は当然持っています。

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