キユーピーの株価分析!厳しめの業績推移で長期の株価が下落【2809】

「マヨネーズ・ドレッシング」で最大手のキユーピー(2809)。正式名称は「キユーピー」ですが、小字の「キューピー」と思われていたりもします。そんなキユーピーですが、業績がやや厳しく長期で見ると株価が下落しています。果たして今後の株価はどうなるのか業績推移・株価チャートを分析してきます。

キユーピーの株価POINT
  • 株価に目立った割安感はなく、配当・優待利回りも高くはない
  • 株主優待は3年以上限定から半年以上を追加
  • 業績・株価ともに長期で見ると厳しめの推移
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キユーピーの株価指標と事業内容

はじめにキユーピーの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,458円
予想年間配当:45円
年間配当利回り:1.83%
予想PER:22.3倍
PBR:1.42倍

2021年7月7日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒キユーピー(株)【2809】:Yahoo!ファイナンス

指標に目立った割安感、割高感は無いです。年間配当利回りは平均水準です。

キユーピー(2809)とは

キユーピー株式会社(読みはキューピー、英: Kewpie Corporation)は、1919年に設立されたマヨネーズなどの調味料を主力としている食品メーカーで、株式会社中島董商店、アヲハタ株式会社と共に「キユーピー・アヲハタグループ」を形成している。

有名なマヨネーズのほかにも、様々な食品、調味料、業務用製品も手がけている。

キユーピー – Wikipediaより抜粋

マヨネーズだけでなく「ドレッシング・サラダ・カット野菜・タマゴ加工品」なども展開しています。この先は中国・東南アジアを中心に海外を強化していく予定としています。

キユーピーの業績推移と株価チャート

次にキユーピーの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに減少しており厳しい推移です。2021年11月期も厳しい見通しです。

参考:年度データ|キユーピー

株価チャートの推移

下記はキユーピー5年分の週足株価チャート推移です。

株価は2017年以降の長期で見ると下落、2020年9月以降は底値から抜け出し上昇していますが、2021年4月からの短期ではやや下落しています。「厳しい業績の推移が長期で株価下落している要因の一つ」と考えられそうです。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは2,700円、下落した場合のメドは2,200円辺りと見ることが出来そうです。

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キユーピーの配当推移と株主優待制度

次にキユーピーの配当金推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はキユーピーの配当金の推移です。年2回、中間配当(5月)と期末配当(11月)を実施しています。

キユーピーの年間配当金推移

2016年11月期:34.5円
2017年11月期:36.5円
2018年11月期:38円
2019年11月期:45円
2020年11月期:40円
2021年11月期:45円(予)

2019年11月期の配当は普通配当40円、創業100周年の記念配当が5円です。配当性向は2019年11月期が34.4%、2020年11月期が50.3%、2021年11月期の予想が約41%です。

株主還元の方針確認

株主還元の基本方針は「2021年度-2024年度は1株当たり配当金45円以上を前提に、連結配当性向35%以上を基準とするとともに、4年間累計で総還元性向で50%以上を目安」としています。

参考:配当情報|キユーピー

株主優待制度の概要

キユーピーの株主優待は「自社製品の詰め合わせ」、権利日は11月末です。以前は3年以上継続保有限定でしたが、半年以上が追加されています。

保有株式数優待品内容
100株~499株 半年以上保有商品詰め合わせ(1,000円相当)
100株~499株 3年以上保有商品詰め合わせ(1,500円相当)
500株~ 半年以上保有商品詰め合わせ(3,000円相当)
500株~ 3年以上保有商品詰め合わせ(5,000円相当)

100株保有で1,000円分と換算すると優待利回りは約0.4%です。

参考:株主優待品|キユーピー

キユーピーの決算内容と今後について

最後にキユーピーの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年7月6日の決算にて、2021年11月期2Q累計(2020年12月-2021年5月)の連結経常利益は151億円と発表。あわせて通期の同利益を278億円予想から286億円予想に上方修正しています。修正した通期計画の286億円に対する進捗率は53.1%となりました。

今後について

キユーピーは国内だけでなく、中国・東南アジアなど海外へも展開しています。国内では既にブランド力があり知名度が高いため、大きく売り上げを伸ばすのは厳しいです。そのため、海外展開、効率化で利益率を上げることが求められます

回復の期待について

売上・利益がやや落ち込み、株価が「長期でみると下落している」のは手が出しづらい点ですが、創業100年の歴史がありブランド力もある企業です。国内では大きく売上を伸ばすのは難しいかもしれないですが、逆に言うと、ある程度の売上はキープできるという見方もできます。

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