キユーピーの株価分析!株価下落はいつ止まるのか。株主優待や配当も考えてみた【2809】

マヨネーズ・ドレッシングで最大手のキユーピー(2809)、正式名称は「キユーピー」ですが、小字の「キューピー」だと思われていたりもします。そんな有名企業のキユーピーですが、ここ数年の株価は下落して推移しています。果たして株価の下落はどこで止まるのか、配当はどうなるのか。株価指標・業績推移・配当推移や株主優待制度について分析してみました。

キユーピーの株価POINT
  • 株価は下落しているが割安感はなく、配当・優待の利回りも高くはない
  • 株主優待は3年以上継続保有のため、あくまでもオマケ。
  • 大きく下方修正しており短期的な業績の見通しは厳しい
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キユーピーの事業内容と株価指標について

はじめにキユーピーの事業内容と株価指標を確認していきます。

キユーピー(2809)とは

キユーピー株式会社(読みはキューピー、英: Kewpie Corporation)は、1919年(大正8年)に設立されたマヨネーズなどの調味料を主力としている食品メーカーで、株式会社中島董商店、アヲハタ株式会社と共に「キユーピー・アヲハタグループ」を形成している。

有名なマヨネーズのほかにも、様々な食品、調味料、業務用製品も手がけている。

キユーピー – Wikipediaより抜粋

マヨネーズだけでなく、ドレッシング・サラダ・カット野菜・タマゴ加工品なども展開しています。この先は中国・東南アジアを中心に海外展開も強化していく予定です。

参考:どのようにして業績を拡大させていくのですか?|キユーピー

株価指標と配当利回り

2020年7月3日終値時点のキユーピーの株価指標と配当利回りです。

株価:1,924円
予想年間配当:40円
年間配当利回り:2.08%
予想PER:35.7倍、PBR:1.16倍

予想PERは割高、PBRは割安水準です。配当利回りは平均水準です。

キユーピーの株主優待制度と配当推移

次にキユーピーの株主優待制度の内容と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度の概要

キユーピーの株主優待は「自社製品の詰め合わせ」で権利日は11月末です。3年以上の継続保有者限定で実施しています。

保有株式数優待品内容
100株~
499株
商品詰め合わせ
(1,000円相当)
500株~
999株
商品詰め合わせ
(2,000円相当)
1,000株以上商品詰め合わせ
(3,000円相当)

参考:株主優待品|キユーピー

100株保有で1,000円分と換算すると優待利回りは約0.5%です。

3年以上継続保有という条件付きでこの利回りは低めです。株主還元として配当を優先しているため、優待拡充や条件の見直しにはあまり期待できなさそうです。

配当金の推移

下記はキユーピーの配当金の推移です。年2回、中間配当(5月)と期末配当(11月)を実施しています。

キユーピーの年間配当金推移

2015年11月期:29円
2016年11月期:34.5円
2017年11月期:36.5円
2018年11月期:38円
2019年11月期:45円
2020年11月期:40円 (予)

2019年11月期の配当は創業100周年の記念配当5円があるため、2020年11月期は実質据え置きです。ここ数年は毎年増配していましたが、その勢いはなくなった印象です。

キユーピーの株主還元の基本方針ですが、配当を最優先として「連結配当性向30%以上、DOE2.2%を基準」としています。2020年11月期の予想配当性向は約74%とかなり上昇しています。

参考:配当情報|キユーピー

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キユーピーの業績推移と株価チャート

次にキユーピーの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はキユーピーの売上高と経常利益の推移です。

売上が厳しく推移するなかで経常利益は右肩上がりでしたが、2019年11月期は減益となり、2020年11月期も下方修正を行い大きく減益の見通しとなっています。

参考:年度データ|キユーピー

株価チャートの推移

下記はキユーピー5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期で下落推移しています。ここ最近では相場環境の悪化や決算にて下方修正を行った影響で下落しています。2,000円以下は過去の株価と比較すると安めですが予想利益だけを考えると2014年、2015年辺りの水準の為、1,500円付近まで下落する可能性も当然あります。

キユーピーの決算内容と今後について

最後にキユーピーの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年7月2日の決算にて2020年11月期第2四半期累計(2019年12月-2020年5月)の連結経常利益は113億円と発表。あわせて、通期の同利益を従来予想の305億円から242億円に下方修正しました。

前回決算にて325億円から305億円に下方修正しており厳しい状況です。

今後について

キユーピーは国内だけでなく、中国・東南アジアを中心に海外へも展開しています。これ以上、国内で売り上げを伸ばすのはかなり厳しく効率化して利益率を上げることが求められますが、それにももちろん限界があります。

創業100年の歴史がありブランド力もある会社です。成熟しているメジャー企業の為、主に国内では大きく売上を伸ばすのは難しいかもしれないですが、ある程度の売上はキープできるとも考えられます。利益が大きく落ち込み、株価は下落推移しているため手は出しづらいですが、復活する力は当然持っています。

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