キユーピーの株価分析!業績悪化で長期の株価下落も上昇気配・増配予定【2809】

マヨネーズ・ドレッシングで最大手のキユーピー(2809)。正式名称は「キユーピー」ですが、小字の「キューピー」と思われていたりもします。そんな有名企業のキユーピーですが、ここ数年の長期の株価は下落しています。果たして今後の株価はどうなるのか。また、2020年8月に拡充を発表した株主優待制度も確認していきます。

キユーピーの株価POINT
  • 株価に割安感はなく、配当・優待の利回りも高くはない
  • 株主優待は3年以上限定から半年以上を追加
  • 短期的な業績の見通しは厳しいが復活の兆しもある
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キユーピーの事業内容と株価指標について

はじめにキユーピーの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,422円
予想年間配当:45円
年間配当利回り:1.86%
予想PER:23.1倍
PBR:1.45倍

2021年1月8日終値時点のデータ

予想PERはやや割高、PBRは平均水準です。配当利回りは平均水準です。

キユーピー(2809)とは

キユーピー株式会社(読みはキューピー、英: Kewpie Corporation)は、1919年(大正8年)に設立されたマヨネーズなどの調味料を主力としている食品メーカーで、株式会社中島董商店、アヲハタ株式会社と共に「キユーピー・アヲハタグループ」を形成している。

有名なマヨネーズのほかにも、様々な食品、調味料、業務用製品も手がけている。

キユーピー – Wikipediaより抜粋

マヨネーズだけでなく、ドレッシング・サラダ・カット野菜・タマゴ加工品なども展開しています。この先は中国・東南アジアを中心に海外も強化していく予定です。

参考:どのようにして業績を拡大させていくのですか?|キユーピー

キユーピーの株主優待制度と配当推移

次にキユーピーの株主優待制度の内容と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度の概要

キユーピーの株主優待は「自社製品の詰め合わせ」です。権利日は11月末、3年以上の継続保有限定でしたが、半年以上も追加されました

保有株式数優待品内容
100株~499株 半年以上保有商品詰め合わせ(1,000円相当)
100株~499株 3年以上保有商品詰め合わせ(1,500円相当)
500株~ 半年以上保有商品詰め合わせ(3,000円相当)
500株~ 3年以上保有商品詰め合わせ(5,000円相当)

100株保有で1,000円分と換算すると優待利回りは約0.4%です。株主還元として配当を優先しているため利回りは低めです。

参考:株主優待品|キユーピー

配当金の推移

下記はキユーピーの配当金の推移です。年2回、中間配当(5月)と期末配当(11月)を実施しています。

キユーピーの年間配当金推移

2016年11月期:34.5円
2017年11月期:36.5円
2018年11月期:38円
2019年11月期:45円
2020年11月期:40円
2021年11月期:45円(予)

2019年11月期の配当は普通配当40円、創業100周年の記念配当が5円です。

株主還元の基本方針は「配当を最優先として連結配当性向30%以上、DOE2.2%を基準」としています。2020年11月期の配当性向は50.3%、2021年11月期の予想配当性向は約43%とやや上昇しています。

参考:配当情報|キユーピー

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キユーピーの業績推移と株価チャート

次にキユーピーの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに減少しており厳しく推移です。2021年11月期も減収・減益見通しです。

参考:年度データ|キユーピー

株価チャートの推移

下記はキユーピー5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期で見ると下落しています。

2020年9月以降は底値から抜け出し短期的には上昇していますが、まだ不透明感があります。売上・利益の厳しい推移だけを考えると下落する可能性も当然あります。もちろん、株価は売上・利益だけでは決まりません

キユーピーの決算内容と今後について

最後にキユーピーの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年1月7日の決算にて2020年11月期の連結経常利益は289億円と発表。2021年11月期は278億円見通し、年間配当は45円に増配予定としています。

今後について

キユーピーは国内だけでなく、中国・東南アジアを中心に海外へも展開しています。国内で更に売り上げを伸ばすのは厳しいため、効率化して利益率を上げることが求められます。もちろん、それにも限界があります。

創業100年の歴史がありブランド力もある会社です。成熟しているメジャー企業の為、主に国内では大きく売上を伸ばすのは難しいかもしれないですが、ある程度の売上はキープできるとも考えられます。短期的には売上・利益が落ち込み、株価が長期下落しているため手は出しづらいですが、2021年1月7日の決算にて最終利益が回復予想、自社株買いを発表し、株価に上昇の動きも出ています。

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