モスフードサービス(モスバーガー)の株価下落。業績推移・株価チャートを分析してみた【8153】

モスバーガーを展開するモスフードサービス(8153)の株価ですが新型コロナウイルスの影響もあり大きく下落しています。はたして今後の株価がどうなるのか、業績推移・株価チャートを分析してみました。また、株主優待・配当についても確認していきます。

モスフードサービスの株価POINT
  • 株価指標は割高感があり配当・優待の利回りは低め
  • 配当性向は高く無理をして配当を出している印象
  • 利益改善を進める中で新型コロナウイルスによる影響は大きい
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モスフードサービスの事業内容と株価指標

はじめにモスフードサービスの事業内容と株価指標を確認していきます。

モスフードサービス(8153)とは

モスフードサービスはフランチャイズチェーンによるハンバーガー専門店「モスバーガー」の全国展開、その他飲食事業などを行う会社です。主力は「モスバーガー」で、国内で約1,300店舗、海外では台湾を中心に約370店舗展開しています。

参考:モスの株主通信第48期|モスフードサービス

株価指標・配当利回り

下記はモスフードサービスの2020年4月24日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:2,707円

予定年間配当:28円

年間配当利回り:約1%

予想PER:83.4倍、PBR:1.85倍

株価指標は割高感が強めです。年間の配当利回りは低いです。

モスフードサービスの株主優待と配当推移

次にモスフードサービスの株主優待と配当推移を確認していきます。

株主優待制度について

モスフードサービスの株主優待は全国のモスグループ店舗及びミスタードーナツ店舗で利用できる「株主優待券」です。毎年3月末と9月末の年2回が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上
300株未満
優待券 1,000円分
(500円券×2枚)
300株以上
500株未満
優待券 3,000円分
(500円券×6枚)
500株以上
1,000株未満
優待券 5,000円分
(500円券×10枚)
1,000株以上優待券 10,000円分
(500円券×20枚)

モスバーガーだけでなくミスタードーナツでも利用できます。100株保有で年間2,000円分なので優待利回りは約0.7%です。利回りは低めです。

参照:株主優待制度|モスフードサービス企業サイト

配当金の推移

下記はモスフードサービスの配当金の推移です。年2回、中間配当 (9月) と期末配当(3月)を実施しています。

モスフードサービス年間配当金の推移

2015年3月期:22円
2016年3月期:24円
2017年3月期:26円
2018年3月期:28円
2019年3月期:28円
2020年3月期:28円(予)

ここ数年の年間配当28円です。

2019年3月期は食中毒事故に伴う特別損失の計上もあり、最終損益は赤字となりましたが配当は維持。2020年3月期も配当を維持する予定ですが予想配当性向は約86%です。

配当性向だけをみると現状では増配期待値は低く、最悪は減配の可能性もあります。しかし、企業サイトにはDOE(純資産配当率)を掲載している点や過去の配当推移を考えると配当を維持する可能性もあります

参考:配当の推移|モスフードサービス企業サイト

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モスフードサービスの業績推移と株価チャート

次にモスフードサービスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

2019年3月期は自然災害の影響に加え食中毒事故の影響で売上・利益が共に当初の見通しより大きく下方修正を行い、減収・減益としました。2020年3月期は回復見通しですが、やや物足りなさは感じます。

参考:連結財務指標|モスフードサービス企業サイト

株価チャートについて

下記はモスフードサービスの5年分の週足株価チャートです。

2018年8月、食中毒事故の影響から株価が2,400円まで下落しました。しかし、その株価が戻り事故前の水準まで急上昇しました。しかし、新型コロナウイルスの影響により大きく下落、現在はやや株価を戻していますが不安定な動きをしています。

モスフードサービスの決算内容と今後について

最後にモスフードサービスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2020年2月7日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は13億円と発表、通期計画の18億円に対する進捗率は72.7%となりました。

現在の進捗率、新型コロナウイルスの影響を考えると通期計画達成はかなり厳しいのが想定されます

今後について

国内のモスバーガーの店舗数はここ数年減少しており、この先も国内の店舗数が増える可能性は小さいです。この先、さらに国内の不採算店の整理などによる収益改善や海外出店が上手く進めば業績が伸びる可能性はあります。しかし、現状では新型コロナウイルスの影響がどこまであるのか、それを抜きにしても業績が悪化している点、株価指標が割高など不透明感は強いです。

参考:店舗数の推移|モスフードサービス企業サイト

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