森永乳業(2264)の株価を分析、株主優待は変更して選択可能に。

森永乳業(2264)が2019年8月30日に株主優待の変更を発表しました。

今回は森永乳業の株主優待の確認と株価が今後どうなるか業績や各指標、配当利回りなどから考えてみました。

  • 森永乳業の変更した株主優待の確認
  • 各指標と配当利回り、配当推移と株価チャートの確認
  • 過去の業績と最近の業績から今後の見込みについて確認

森永乳業の株主優待について

はじめに変更したことで魅力度が上がったと言われる森永乳業の株主優待制度について確認してみます。

森永乳業の株主優待

株主優待は「自社商品」です。以前は「絹ごしとうふ」を中心とした優待ですが、2019年9月30日から従来の「絹ごしとうふ」を中心としたものと「絹ごしとうふ以外」を中心としたものから選ぶことができるようになりました。

保有株式数優待内容
100~199株・Aコース 「森永絹ごしとうふ」6丁
・Bコース 飲料詰合せ(8本)
「森永マミー 200ml」、「サンキスト100%オレンジ 200ml」、
「サンキスト100%アップル 200ml」、「リプトンレモンティー 200ml」各2本
200~499株・Aコース 「森永絹ごしとうふ」12丁
・Bコース 「ミルク生活」300g
500株以上・Aコース 「森永絹ごしとうふ」12丁および「ミルク生活」スティックタイプ
・Bコース 商品各種詰合せ
「やさいジュレ」アソート(3種×2個)、「クリープスティック」、
「クラフト100%パルメザンチーズ 40g」、「森永ミルク(加糖れん乳)」、
飲料5種×2本(「森永マミー 200ml」、「サンキスト100%オレンジ 200ml」、
「サンキスト100%アップル 200ml」、「リプトンレモンティー 200ml」、
「リプトンミルクティー 200ml」)

参考:優待のご案内|森永乳業公式サイト

金額的には優待変更前とほとんど変わらないですが、人気商品からも選択することができるようになり魅力度が上がったと感じます。とはいえ、優待利回りで考えると100株保有で870円相当なので約0.2%なのでお得度はそこまではないかなという感じです。

現在の株価チャート、各指標、配当について

森永乳業の株価についてさまざまな角度から考えてみます。

株価、各指標と配当利回りはどうなっているか確認

森永乳業の現在の株価は4,300円。 年間配当は60円の予定なので年間配当利回りは約1.4%です。PERは10.9倍、PBRは1.26倍です。比較的割安です。配当利回りはそこまでよくはないです。

※株価は2019年9月11日終値

過去の配当推移を確認

森永乳業過去の配当推移一覧です。

2014年2015年2016年2017年2018年2019年2020年(予)
35円35円35円45円50円55円60円

配当は増配傾向です。配当性向20%を目安としていて昨年は配当50円の予定から55円に増額修正。今期は5円増配の予定ですが、現時点の業績が好調なので増額修正する可能性もあるのでは、とみています。

参考:中期経営計画|森永乳業公式サイト

森永乳業の株価チャート

下記、直近3年の週足チャートです。

ちょうど1年ほど前から株価は上昇トレンドです。現在の価格帯周辺で上下にひげを付けているので、この先どちらに動くか不明な部分も多いですが、まだ上昇余地はあります。

森永乳業の業績推移と今後の見通しを確認

最後に業績推移と今後について見ていきます。

過去の売上と利益の推移

過去5期分+今期の予想の売上高・経常利益の推移です。

売上は横ばいですが、利益はしっかりしているという印象です。

最近の業績を確認

2019年8月7日の決算では2020年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は72.2億円と発表。上期計画の161億円に対する進捗率は44.9%、通期計画の237億円に対する進捗率は30.5%となりました。過去と比較して明らかに良いというわけではないですが、悪くはないです。

今後の動きについて

森永乳業株式会社(もりながにゅうぎょう)は、日本の乳製品メーカーである。森永製菓とは兄弟会社の関係で、モリナガグループを形成している。

wikipediaより一部抜粋

森永製菓(2201)とは関係が深く、2017年には経営統合の話がでましたが消滅し、2019年7月に再び統合再検討が報道され株価が急伸しましたが、両社ともに統合に関して決定した事実はなく、今までのスタンスに変化はないと否定的な見解を示したことからすぐに株価が戻りました。

統合となればそのシナジー効果は高いですが、現状ではその可能性は低いとみられています。

また、今回変更した株主優待ですが、2018年9月30日までは「200株以上保有で森永絹ごしとうふ 1,740円相当」のみだったものを保有株式数に応じた優待に拡充し、今回、更に魅力度を上げました。しっかりと個人株主を大事にしているという印象を受けます。

この先はさまざまなコスト増と消費税増税、他社との差別化が大きく業績に影響すると考えられます。具体的にどのように対応していくのか注目しています。

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