森永乳業の株価分析!優待変更で魅力アップ・株価は上昇推移!【2264】

森永乳業(2264)の株価が下落から抜け出し上昇しています。2019年8月30日には株主優待の変更を発表し優待の魅力度が上昇。今回は、森永乳業の株主優待の確認に加えて今後の株価と配当がどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

森永乳業の株価POINT
  • 株主優待の魅力度は上昇だが優待利回りは低め
  • 配当性向は適正で配当を減配する可能性は低い
  • 割高感はないが配当・優待の利回りは平均より低め
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森永乳業の事業内容と株価指標

はじめに森永乳業の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:5,190円
予定年間配当:60円
年間配当利回り:1.16%
予想PER:17.4倍
PBR:1.41倍

2020年8月27日終値時点のデータ

株価指標に目立った割高感はないです。年間の配当利回りは低めです

森永乳業(2264)とは

森永乳業株式会社(もりながにゅうぎょう)は、日本の乳製品メーカーである。森永製菓とは兄弟会社の関係で、モリナガグループを形成している。

競合会社として、明治乳業、雪印乳業、日本ミルクコミュニティ(メグミルク)が挙げられる。

明治乳業は、2009年(平成21年)4月に明治製菓と経営統合して明治ホールディングスを設立し、2011年(平成23年)4月に明治製菓の菓子・食品事業を継承して明治乳業は株式会社 明治に、また雪印乳業と日本ミルクコミュニティも、同年10月に経営統合し、雪印メグミルクが発足した

森永乳業 – Wikipdiaより抜粋

乳業大手で売り上げのメインはBtoC事業で「ドリンク(ビバレッジ)」、「アイスクリーム」、「ヨーグルト」、「チーズ」などが主力商品です。

参考:事業内容|森永乳業株式会社

森永乳業の株主優待と配当推移

次に変更したことで魅力度が上昇した株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

森永乳業の株主優待は「自社商品」です。以前は「絹ごしとうふ」を中心とした優待でしたが、2019年9月30日から従来の「絹ごしとうふ」を中心としたものと「絹ごしとうふ以外」を中心としたもの、2つから選択できるようになりました。

保有株式数優待内容
100~
199株
Aコース 「森永絹ごしとうふ」6丁
Bコース 飲料詰合せ(8本)
200~
499株
Aコース 「森永絹ごしとうふ」12丁
Bコース 「ミルク生活」300g
500株以上Aコース 「森永絹ごしとうふ」12丁
および「ミルク生活」スティックタイプ
Bコース 商品各種詰合せ

金額は変更前とほとんど変わらないですが、人気商品も選択することができるようになり魅力度が上昇しています。100株保有で870円相当なので優待利回りは約0.16%。優待利回りは低めです。

参考:優待のご案内|森永乳業株式会社

配当金の推移

下記は森永乳業の配当金の推移です。年1回、期末(3月)の一括配当を実施しています。

森永乳業の年間配当金推移

2016年3月期:35円
2017年3月期:45円
2018年3月期:50円
2019年3月期:55円
2020年3月期:60円
2021年3月期:60円(予)

配当は増配推移しています。

配当方針は「配当性向20%を目安に、安定的かつ長期的な配当を実現」としています。2020年3月期の配当性向は15.9%、2021年3月期の予想配当性向は約20%、問題ない水準です。

参考:中期経営計画|森永乳業株式会社

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森永乳業の業績推移と株価チャート

次に森永乳業の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上は横ばいの推移していますが、利益はしっかり伸ばしています。2021年3月期の経常利益も過去最高を更新する見通しです。

参考:業績情報|森永乳業株式会社

株価チャートの推移

下記は森永乳業5年分の週足株価チャート推移です。

2018年2月に過去最高値の5,500円を付けましたが、その後は若干の業績下方修正の影響などもあり株価が下落。2019年1月には下落が止まりそこから株価は上昇。

一時的に下落したものの大きく回復し、株価は上昇しています。現在は上昇メドの5,000円ラインなので、ここから更に上昇するか下落してレンジを形成するかというポイントです。

森永乳業の決算内容と今後

最後に森永乳業の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2020年8月12日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は80.3億円と発表、前年同期比11.1%増となり、通期計画の265億円に対する進捗率は30.3%となりました。

今後について

森永乳業は以前より森永製菓(2201)と関係が深く、2017年には経営統合の話がでましたが消滅、2019年7月に再び統合再検討が報道され株価が急伸しましたが、両社ともに統合に関して決定した事実はなく、今までのスタンスに変化はないと否定的な見解を示したことからすぐに株価が戻りました。

統合となればそのシナジー効果は高いですが、現状ではその可能性は低いとみられています。また、株主優待制度を保有株式数に応じた優待に拡充、商品を選択できるようにして魅力度が上昇しました。しっかりと個人株主を大事にしているという印象を受けます。

この先はさまざまなコスト増、他社との差別化、海外事業の育成が大きく業績に影響します。売上がやや横ばいなのは気になる点ですが、株価にまだ目立った割高感はなく比較的安定して利益は推移しています。

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