森永乳業の株価分析!中期株価は上昇も短期では調整下落・業績好調で連続増配中【2264】

森永乳業(2264)の株価が中期で上昇、短期では調整的に下落しています。果たして森永乳業の今後の株価と配当がどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待制度も確認していきます。

森永乳業の株価POINT
  • 株主優待の魅力度は上昇したが優待利回りは低め
  • 業績好調、増配する期待感もある
  • 割高感はなく、中期の株価推移は好調
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森永乳業の株価指標と事業内容

はじめに森永乳業の株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:5,590円
予定年間配当:70円
年間配当利回り:1.25%
予想PER:7.8倍
PBR:1.39倍

2021年6月1日終値時点のデータ

株価指標は割安感があります。年間配当利回りは低めです

森永乳業(2264)とは

森永乳業株式会社(もりながにゅうぎょう)は、日本の乳製品メーカーである。森永製菓とは兄弟会社の関係で、モリナガグループを形成している。

競合会社として、明治乳業、雪印乳業、日本ミルクコミュニティ(メグミルク)が挙げられる。

競合の明治乳業は、2009年4月に明治製菓と経営統合して明治ホールディングスを設立し、2011年4月に明治製菓の菓子・食品事業を継承して明治乳業は株式会社 明治に。また雪印乳業と日本ミルクコミュニティも、同年10月に経営統合し、雪印メグミルクが発足した

森永乳業 – Wikipdiaより抜粋

事業別売上について

メイン事業はBtoCです(一般消費者向け)。「ドリンク(ビバレッジ)」、「アイスクリーム」、「ヨーグルト」、「チーズ」などが主力商品です。

参考:事業内容|森永乳業株式会社

森永乳業の業績推移と株価チャート

次に森永乳業の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

利益はしっかり伸ばしています。2021年3月期は過去最高益を更新、2022年3月期も過去最高益を更新する見通しです。

2022年3月期が減収見通しなのは、会計基準変更によるものが大きいです。

参考:業績情報|森永乳業株式会社

株価チャートの推移

下記は森永乳業5年分の週足株価チャート推移です。

業績下方修正などもあり一時的に下落する場面もありますが、中期的にみると株価は上昇しています。短期的に見ると過去最高値の株価を更新後、調整的に下落しています。

株価のメドについて

ここから上昇した場合のメドは6,400円、下落した場合のメドは4,800円辺りと見ることができそうです。

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森永乳業の株主優待と配当推移

次に株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

森永乳業の株主優待は「自社商品」です。以前は「絹ごしとうふ」を中心とした優待でしたが、2019年9月30日から「絹ごしとうふ」中心と「絹ごしとうふ以外」中心の、2つから選択できるようになりました。

保有株式数優待内容
100~199株Aコース 「森永絹ごしとうふ」6丁
Bコース 商品詰め合わせ 870円相当
200~499株Aコース 「森永絹ごしとうふ」12丁
Bコース 商品詰め合わせ 1,740円相当
500株以上Aコース 「森永絹ごしとうふ」12丁など
Bコース 商品詰め合わせ 3,592円相当

100株保有で870円相当なので優待利回りは約0.2%です。

参考:優待のご案内|森永乳業株式会社

配当金の推移

下記は森永乳業の配当金の推移です。年1回、期末(3月)の一括配当を実施しています。

森永乳業の年間配当金推移

2017年3月期:45円
2018年3月期:50円
2019年3月期:55円
2020年3月期:60円
2021年3月期:70円
2022年3月期:70円(予)

配当は増配推移です。配当性向は2020年3月期が15.9%、2021年3月期が18.5%、2022年3月期の予想が約9.8%です。

配当方針の確認

配当方針は「配当性向20%を目安に、安定的かつ長期的な配当を実現」です。予想配当性向が低く、これまでも増額修正することが多いため、2022年3月期も想定通りならば増額修正する可能性は高そうです。

参考:中期経営計画|森永乳業株式会社

森永乳業の決算内容と今後

最後に森永乳業の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年5月13日の決算にて2021年3月期の連結経常利益は301億円と発表。2022年3月期の同利益は318億円見込み、年間配当は70円予定としています。

今後について

森永乳業は以前より森永製菓(2201)と関係が深く、2017年には経営統合の話がでましたが消滅、2019年7月に再び統合再検討が報道され株価が急伸しました。しかし、両社ともに統合に関して決定した事実はなく、今までのスタンスに変化はないと否定的な見解を示したことからすぐに株価が戻りました。

統合となればそのシナジー効果は高いですが、現状ではその可能性は低いとみられています。また、株主優待制度を保有株式数に応じた優待に拡充、商品を選択できるようにして魅力度が上昇しています。しっかりと個人株主を大事にしているという印象を受けます。

短期的な動き

短期的にみると、2022年3月期は固定資産売却益として約201億円の特別利益が発生する見込みです。そのため、2022年3月期の予想配当性向はかなり低くなります。何かしらの形で還元される可能性も十分想定できます。

長期的な動き

長期的にはさまざまなコスト増、他社との差別化、海外事業の育成が大きく業績に影響します。株価は大きく上昇したものの目立った割高感はなく、利益は好調に推移しています。

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