キユーピー(2809)の株価が下落トレンド、株主優待は長期限定、今後の見通しを考えてみた

順調に右肩上がりで利益出していたキユーピー(2809)ですがここにきて若干苦戦しています。そんな中、株価も下落トレンド気味で推移しています。

今回はキユーピーの今後の株価がどうなるかを業績見込み、現在の株価、配当や株主優待から考えてみました。

  • キユーピーの業績推移と株価チャートを確認
  • 株価の各指標と配当、株主優待の確認
  • 最近の業績と今後の見込みについて

業績推移と株価チャート

まずはじめにここ5年の業績推移と約3年の株価チャートを確認します。

売上高と経常利益の推移

キユーピーの過去5期分+今期の予想の売上高・経常利益の推移です。

経常利益は毎年右肩上がりで増益でしたが、2019年11月期は増益になるかどうか微妙なラインです。

株価チャート

直近約3年の週足株価チャートです。

株価はレンジを形成しながら下落トレンドです。現状の流れだと2,300円を下回り下落する展開も考えられます。ただし、一旦大きく下落すると多少リバウンドするというのが続いているため、同じ動きとなる可能性もあると考えています。

株価の各指標と配当利回りについて

次に株価の各指標と配当について見ていきます。

株価の各指標を確認

キユーピーの現在の株価は2,407円。年間配当は45円の予定なので年間配当利回りは約1.9%です。PERは18.7倍。PBRは1.48倍。PER、PBRはともに割高とも割安とも言えない水準です。業種を考えると、若干割高といったところです。

※2019年10月11日終値時点

過去の配当推移を確認

キユーピーの配当推移を見てみます。

2014年11月期2015年11月期2016年11月期2017年11月期2018年11月期2019年11月期(予)
23円29円34.5円36.5円38円45円

ここ数年右肩上がりに利益を伸ばしているため、増配しています。

キユーピーの株主還元の基本方針ですが、配当を最優先として連結配当性向30%以上を基準としています。2019年11月期は中間配当(5月末)に20円、期末配当(11月末)に25円予定で合わせて1株につき年間45円、期末配当は創業100周年の記念配当5円を含んでいます。配当性向は約35%の予定となるため、2020年期は記念配当を除いた据え置きの40円、または42~45円が本線と考えています。

参考:配当情報|キユーピー公式サイト

株主優待制度について

キユーピーの株主優待は自社製品の詰め合わせで、3年以上の継続保有者限定で実施しています。権利日は11月末です。

保有株式数優待品内容
100株~499株1,000円相当のキユーピーグループ商品詰め合わせ
500株~999株2,000円相当のキユーピーグループ商品詰め合わせ
1,000株以上3,000円相当のキユーピーグループ商品詰め合わせ

3年以上継続保有という条件付きで、100株の場合の優待利回りは約0.4%なのでお得な優待という感じではないですね(100株240,700円で1,000円分として計算)。

参考:株主優待品|キユーピー公式サイト

最近の業績、今後について

最後に、最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績について

2019年10月1日の決算にて2019年11月期第3四半期累計(2018年12月-2019年8月)の連結経常利益は262億円と発表しました。通期計画の344億円に対する進捗率は76.2%となります。

過去の業績を考えると計画が達成できるかどうかは微妙なラインです。実際、決算発表後には計画達成が難しいとみられて、株価が下落しました。

今後について

キユーピーは国内だけでなく、中国・東南アジアを中心に海外へも展開しています。これ以上、国内で売り上げを伸ばすのはかなり厳しく効率化して利益率を上げることが求められますが、それにももちろん限界があります。

海外に展開することはさまざまなリスクは伴いますが、売上を上げるチャンスともなります。

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