カゴメ(2811)の株価が上昇中!株主優待や配当からお得度を考えてみた

カゴメ(2811)の株価ですが2018年頃からゆるやかに下落していましたが、2019年8月6日に好調な上期決算が発表されると株価が上昇し現在はゆるやかに上昇してきています。

トレンドが変わりつつあるカゴメの株価ですが、今後どうなるかをこれから先の業績、現在の株価指標、配当や株主優待から考えてみます。

  • カゴメの各指標、配当と株主優待はどうなっているのか確認
  • カゴメの業績推移と株価チャートの確認
  • 最新の業績とこの先の見込みについて

株価指標と配当、株主優待について

まず初めにカゴメの株価指標と配当推移、人気の株主優待について確認します。

各指標と配当利回り

カゴメの現在の株価は2,775円。 年間配当は35円の予定なので年間配当利回りは約1.3%です。PERは25.9倍、PBRは2.42倍です。過去の水準からみると若干割安になっていますが、まだ各指標は割高です。

※株価は2019年10月21日終値

カゴメの配当推移

過去の配当推移です

2014年12月2015年12月2016年12月2017年12月2018年12月2019年12月(予)
16.5円22円24.5円30円40円35円

カゴメの配当は期末(12月末)の一括配当予定としています。2018年期の配当40円ですが、記念配当10円込みの為、今期は厳密には減配というわけではないです。

カゴメは「連結業績を基準に、総還元性向 40%」「年間配当金額 35 円以上を安定的に現金配当する」方針を打ち出しているため、個人的には業績次第では増額修正して40円以上になる可能性があるのではと見ています。前期の記念配当は元々5円の予定でしたが10円に増額しました。

参考:2019年度決算説明会資料|カゴメ公式サイト

株主優待制度について

カゴメの株主優待ですが2019年から新制度に変わりました。

保有株式数割当基準日継続保有期間優待品内容お届け月
100 株以上 1,000 株未満6月末日半年以上2,000 円相当 商品詰合せ10 月
1,000 株以上6月末日半年以上6,000 円相当 商品詰合せ10 月

上記に加え、10年以上保有するとオリジナル記念品がもらえます。10年は中々ですね。2018年までは年2回でしたが、宅配コスト上昇などに伴い年1回へ変更しました。年間合計での優待金額は変わらず、半年以上の継続保有条件が追加されました。

優待利回りですが、100株保有(277,500円)で年間2,000円分なので約0.7%です。配当と合わせても年間利回りは約2%なので、ものすごくお得というわけでもなさそうですね。

参考:株主優待制度|カゴメ公式サイト

株主優待を年1回に変更したり、継続保有条件を加える会社は多く、この変更については特段気にする内容ではないと考えています。

業績の推移と株価チャートの確認

次にカゴメの業績推移と株価チャートを確認します。

カゴメとは

カゴメ株式会社(KAGOME CO.,LTD.)は、トマト加工品で国内最大手で飲料、食品、調味料の大手総合メーカーです。野菜や果物が原料の飲料商品が多いため、それらの市場価格の変動が業績に大きく影響します。

主な事業セグメントは国内の加工食品で代表的な商品は「野菜生活」、「トマトジュース」、「トマトケチャップ」などです。

売上高と最終利益の推移

カゴメの過去5期分+今期の予想売上高・最終利益の推移です。

2014年は決算期を変更しています。順調に伸びていた利益ですが、2019年12月度の見込みは厳しいです。

株価チャートを確認

カゴメの約3年分の株価チャートの週足です

下落トレンドでしたが、ここ最近は2019年度上半期の好調な決算を受けて下げ止まり、上昇傾向が出てきています

ここからしっかりと上昇トレンドとなる可能性はありますが、長期保有を考える場合は長期の移動平均でしっかりと上昇トレンドを確認してから保有した方がリスクが抑えられます。

最近の業績と今後について

最近の業績について

2019年8月6日の決算発表では。上半期(1月-6月)の連結最終利益は54.5億円となり、通期計画の95億円に対して進捗率が57.5%になりました。1月-3月期の決算では進捗率11.9%と苦しい感じでしたが4-6月期で一気に改善しました。

下半期も7月1日からの価格改定(値上げ)による収益改善が見込まれ、このままいくと計画達成はもちろん、業績が上振れする可能性もあると考えられます。

今後について

飲食品関係は物流、人件費、原材料費の価格上昇に加え消費税増税もあるため、商品の値上げが相次いでいます。値上げ発表により株価が下落する銘柄、逆に採算改善などが期待され株価が上昇する銘柄の二極化になっています。

カゴメは後者と認識され、商品の値上げ発表時には株価が上昇しました。カゴメに限らず、他にあまり替えの利かないオリジナル商品、ブランド力が強い会社の株価は上がる傾向にあります。

実際、どこまで収益が改善されるか非常に注目しています。

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