衛生・雑貨関係が主軸の小林製薬(4967)、株主優待制度は自社製品を実施。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移・株主優待を確認していきます。
株価情報と株主優待
小林製薬の株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年10月1日終値時点)
株価:5,747円
予想PER:35.31倍
PBR:2.04倍
予想EPS:162.77円
時価総額:4,486億円
最新の株価参考サイト:小林製薬(株)【4967】:Yahoo!ファイナンス
株主優待について
株主優待制度は「自社製品」、「通販割引」などを実施しています。優待権利月は6月と12月の年2回です。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 | 5,000円分の自社商品 通販製品10%割引 |
300株以上かつ3年保有 | 復興支援選べるギフトを追加 (12月末のみ) |
優待利回り
100株保有で年間1万円相当とした場合、優待利回りは約1.7%です。
配当金の情報
2024年12月期の予定年間配当:102円
予想年間配当利回り:1.77%
配当金の推移について
下記は配当金の推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。
配当金は連続増配推移、2024年12月期も増配予定としています。
配当性向は2023年12月期が37.7%、2024年12月期の予想が約63%です。
配当方針の確認
配当方針は「安定的な配当を基本、連結業績を反映した配当」としています。
業績推移と株価推移
小林製薬の業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
営業利益はほぼ横ばいで安定推移、最終利益は緩やかですが連続増益で推移しています。
2024年12月期は減益見通しとしています。
株価のチャート
下記は5年分の週足株価チャートです。
株価は2021年以降で見ると割高感や業績伸び悩み警戒感などで下落。2023年以降も厳しい推移をしています。
2024年3月末には「紅麹関連商品の回収など」から下落し厳しい推移です。
事業内容と財務状況
小林製薬の事業内容と財務状況を確認していきます。
小林製薬(4967)の概要
小林製薬株式会社(こばやしせいやく、Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd.)は、医薬品と衛生雑貨(トイレタリー)の企画・製造・販売をおこなう日本の企業である。
製品開発において、非常に小回りの効く企業の一つとしてその名を知られると共に、ユニークなネーミングが冠された商品を多数持つ。
小林製薬 – Wikipediaより抜粋
医薬品、芳香剤、サプリメントや日用品雑貨など多くの家庭用品を製造・販売。
定番商品もある中、新製品を生み出すスピードにも定評があります。海外展開もしていますが、メインは国内です。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フローの推移です。
営業CFは比較的安定しています。
配当・優待について
配当は連続増配当で推移していますが利回りは高くはないです。株主優待は自社製品を実施、配当との合計利回りは高めの水準です。
株価は2021年以降、業績の落ち着き・割高感などから下落推移。商品回収や医療費など見えにくい部分が多く警戒感はあります。