明和産業【8103】株価分析!配当大幅増で株価急上昇も大きく下落

三菱系商社の明和産業(8103)。今後の株価と配当がどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移・配当方針について分析してみました。2021年8月31日に配当大幅増額を発表し、株価はストップ高となりましたが、その後は大きく下落しています。

明和産業の株価・配当POINT
  • 2022年3月期は大幅増配、2023年3月期は反動減
  • 株主優待を廃止し、配当重視に
  • 配当関係で大きく株価が上昇・下落
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明和産業の株価情報と事業内容について

明和産業の株価情報と事業内容を見ていきます。

株価指標

株価:797円
予想PER:15.85倍
PBR:0.93倍
時価総額:333億円

2022年5月2日終値時点のデータです。
最新の株価参考:明和産業(株)【8103】:Yahoo!ファイナンス

PBRはやや割安感があります。

明和産業(8103)とは

明和産業株式会社(めいわさんぎょう、英: Meiwa Corporation)は、化学産業をはじめとしたさまざまな業界と接点を有し、幅広い分野で事業を展開する三菱グループの商社である。

電池材料、資源・環境関連、樹脂・難燃剤、石油製品、高機能素材、機能建材を取り扱う商社である。

国内の子会社は、十全株式会社、東京グラスロン株式会社、ソーケン株式会社などがあり、グループ関連会社を含め、化学品、合成樹脂、建築資材の商事会社、メーカーが主である。

明和産業 – Wikipediaより抜粋

筆頭株主は三菱商事、化学品、樹脂が主力の中堅商社で中国にも事業を展開しています。

明和産業の業績推移と株価推移について

明和産業の業績推移と株価推移を見ていきます。

売上高と営業利益・経常利益の推移

2020年3月期の業績は厳しくなりましたが、2021年3月期にやや回復、2022年3月期は大きく回復しています。

2023年3月期は増収・減益見通しとしています。

参考:財務ハイライト|明和産業株式会社

株価の推移

下記は明和産業5年分の週足株価チャートです。

2019年8月に特別配当実施を発表すると出来高が増加して株価も上昇、特別配当権利落ちで株価が下落しました。

その後は緩やかな推移でしたが、2021年8月31日に大幅増配を発表するとストップ高まで大きく急上昇。その後も株価が大きく下落・上昇しています。

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明和産業の配当情報と株主優待について

明和産業の配当情報と株主優待制度を見ていきます。

配当情報

2023年3月期の予定年間配当:25円
予想年間配当利回り:3.14%

配当利回りは高めです。

配当金の推移

下記は明和産業の配当金推移です。

明和産業の年間配当金推移

2018年3月期:10円
2019年3月期:10円
2020年3月期:56円
2021年3月期:15円
2022年3月期:119円
2023年3月期:25円(予)

2022年3月期は大きく増配、2023年3月期は大きく減配予定としています。

配当性向は2022年3月期が206.4%、2023年3月期の予想が約50%です。

参考:配当状況|明和産業

配当方針の確認

株主還元の基本方針は中期経営計画(2020-2022年度)にて「連結配当性向50%を基本として機動的な株主還元を行う」としています。

以前は「連結配当性向15~20%」でしたので大きく引き上げています。

参考:中期経営計画|明和産業株式会社

今後の配当について

2022年3月期の配当は、方針を考えるとかなり大きく増配しています。その理由の一つが「プライム市場選択方針決定」と考えられます。

配当方針に従った場合の年間配当は20-30円前後の為、2022年3月期の高配当はあくまでも特別となる可能性が高いです。

株主優待について(廃止)

明和産業の株主優待は「QUOカード」を実施していましたが、2020年9月末を最後に廃止しています。

QUOカードを株主優待として実施する企業は多いですが、自社製品などと比較すると無くなるケースが目立ちます。また、中期経営計画にて配当性向を引き上げ「配当重視の株主還元」としたため、優待を廃止したと考えられます。

明和産業の決算内容と今後について

明和産業の決算内容確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2022年4月28日に決算発表。
2022年3月期の連結経常利益は34.1億円と発表。

2023年3月期の同利益は30億円見通し、年間配当を25円予定としています。

今後について

海外事業の内、中国向けが占める割合が高く「中国経済が業績へ大きく影響」します。好調に成長する可能性もありますが衰退する可能性もあり、やや不透明感があります。

業績・配当について

2021年3月期は減益見通しでしたが増益で着地。2022年3月期はさらに大きく利益が回復、想定よりも好調です。

しかし、大幅増配発表で株価がかなり上昇。その後の権利落ち、大幅減配発表で大きく下落。

特別配当を含め、配当が大きく増える発表をすると、株価が大きく上昇・下落するケースが多く、購入タイミングを計るのは非常に難しいです。

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