「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(7630)、株主優待制度は飲食券を実施しています。株主優待に加え、業績推移・株価チャート・配当推移を確認していきます。
株価情報と株主優待
壱番屋の株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価指標(2024月10月11日終値時点)
株価:1,021円
予想PER:52.55倍
PBR:5.14倍
予想EPS:19.43円
時価総額:1,630億円
最新の株価参考:(株)壱番屋【7630】:Yahoo!ファイナンス
株主優待制度について
株主優待制度は「店舗で利用できる優待券」を実施しています、優待権利月は2月と8月の年2回です。
所有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 | 1,000円相当 (500円券×2枚) |
1,000株以上 | 2,000円相当 (500円券×4枚) |
5,000株以上 | 6,000円相当 (500円券×12枚) |
10,000株以上 | 12,000円相当 (500円券×24枚) |
優待利回り
100株保有で年間2,000円相当とした場合、優待利回りは約2%です。
配当金の情報
2025年2月期の予定年間配当:16円
予想年間配当利回り:1.57%
配当金の推移
下記は配当金の推移です。配当権利日は、8月(中間配当)と2月(期末配当)です。
配当は年間16円で据え置き推移しています。
配当性向は2024年2月期が95%、2025年2月期の予想が約82%です。高い配当性向で推移しています。
配当方針
配当方針は「業績の動向及び内部留保金の水準に留意しつつ、持続的な配当成長を志向することを基本」としています。
業績推移と株価推移
壱番屋の業績推移と株価推移を確認していきます。
売上高と利益の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2020年2月期は売上・利益ともに過去最高を更新し非常に好調でしたが、2021年2月期は環境の悪化により大きく減収・減益に。
その後は営業利益が順調に回復し、2025年2月期も増益見通しとしています。
株価の推移
下記は5年分の週足株価チャートです。
株価は2020年3月に大きく下落。その後回復しましたが、自粛要請・時短営業などによる業績悪化懸念もあり、緩やかに下落推移。
2023年3月以降は上昇して、2024年に入ると大きく上昇しましたが、2024年2月以降は下落する場面が出ています。
事業内容と財務状況
壱番屋の事業内容と財務状況を確認していきます。
壱番屋(7630)とは
株式会社壱番屋(いちばんや、ICHIBANYA CO., LTD.)は、カレーハウスCoCo壱番屋を運営する大手カレーライス専門店チェーンである。ハウス食品グループ本社の連結子会社。
フランチャイズにより日本国内各地のほか、海外の米国・中国・韓国・タイなど世界各国にも店舗を展開する。
壱番屋 – Wikipediaより抜粋
「通称ココイチ」の壱番屋ですが、2015年にハウス食品がTOBを行い連結子会社となりました。
カレーの本場インドに出店するなど海外にも積極的に進出していますが、まだまだ店舗の多くは国内です。
3か月決算の実績
下記は3か月決算の連結経常利益の推移と前期との比較です。
2025年2月期の連結経常利益は54億円見通しとしています。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フローの推移です。
2024年2月期の営業CFは好調です。
配当・優待について
株主優待制度は飲食優待券を実施、株式分割後も100株保有の優待内容は同じで実質拡充しており、利回りは高めです。
配当は安定推移ですが、配当性向が高い推移です。