SUBARU(スバル)の株価と配当を分析!今後どうなる?【7270】

業績・株価ともに軟調に推移していたSUBARU(7270)ですが、株価が下落したことで高配当利回りになり、加えて円高進行がやや止まったことで株価が戻ってきました。

トヨタ自動車と業務資本提携の合意を行い、この後さまざまな動きがありそうなSUBARU(スバル)の株価指標・業績推移・株価チャートについて分析してみました。

株価指標と事業内容・配当推移について

はじめに、SUBARUの株価指標と事業内容・配当推移を見ていきます。

株価指標について

現在の株価:3,042円

予定年間配当:144円

年間配当利回り:約4.7%

PER:14.3倍、PBR:約1.4倍

PER、PBR共に割高でも割安でもない水準です。配当利回りはかなり良いです。少し前の株価が安かった時は年間利回りで5%近くありました。

※株価は2019年11月13日終値

SUBARU(7270)とは

株式会社SUBARU(スバル、英語: Subaru Corporation)は、日本の自動車などを製造する重工業の会社である。

かつての商号は、「富士重工業株式会社」(富士重工)であったが、2017年4月1日に自動車のブランド名として広く浸透していた「SUBARU(スバル)」に由来する「株式会社SUBARU」に商号を変更した。

2019年にはトヨタが出資比率を20.00%に増加させて持分法適用会社(=関連会社)となり、同時にスバルもトヨタの株を持ち合って連携を強化した。また、EVのSUVのプラットフォームをトヨタと共同開発することも発表されている

wikipediaより抜粋

航空宇宙事業も展開していますが、売上・利益の大部分は自動車部門です。また、自動車の売上台数は米国が突出しています。

参考:セグメント別売上・利益概況|株式会社SUBARU(スバル)

配当推移について

下記はSUBARUの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
68円144円144円144円144円144円

配当は1株あたり年間144円で据え置いています。配当の方針として「2019年3月期から2021年3月期は、年間配当144円をベース」としていることから2021年3月期も144円が濃厚です。

利益はここ数年減少しているため、配当性向は年々上昇し2019年3月期は74.7%、2020年3月期の予想は67.7%となっています。

そのため、2021年3月期以降は厳しくなる可能性(減配当)もありえるのではないかと考えています。

参考:配当推移|株式会社SUBARU(スバル)

業績推移と株価チャート

次にSUBARUの業績推移と株価チャートをみていきます。

売上高と経常利益の推移

ここ数年の利益は為替の円高や不祥事・リコールの問題・競争の激化などがあり減少、2020年3月期は前年比で増益見通しですが、大きく改善とはいかないようです。

参考:業績はどうなの?|株式会社SUBARU(スバル)

株価チャートについて

下記はSUBARUの直近約3年分の週足株価チャートです。

株価は下落トレンドで推移していましたが、2,500円以下では配当利回りのおいしさや、割安さが出てくることで下げ渋り感が出ています。

ここ最近では為替の円高傾向にやや歯止めがかかったことで株価が上昇してきています。

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績について

2019年11月6日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は931億円と発表、あわせて通期の同利益を従来予想の2,700億円から2,200億円に下方修正しました。

下方修正した通気計画の2,200億円に対する進捗率は42.3%となりました。

上期の決算では前年同期比で54%増となりましたが、通期計画達成は厳しいとの見方から下方修正を行いました。

今後の見通しについて

リコール問題も落ち着き、販売台数が増加して売り上げは改善、円高の進行が止まっているのは好材料です。ここから収益の改善、トヨタ自動車との連携がスムーズに進めば利益も回復すると考えられます。

しかし、米国での販売比率が高いことから円高に進んだり、日米関税問題が起きれば業績・株価に大きく影響します。リコール問題が再度絶対にでないとは言い切れません。(これは多くの自動車メーカーに言えることですが)

スバルの現在の株価には割安感はあまりなく、配当に関しても2020年3月期、2021年3月期は問題なさそうですが、それ以降については若干見えにくい部分はあります。

参考:リスク情報|株式会社SUBARU(スバル)

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