スバル(SUBARU)の株価分析!業績悪化で連続減配!株価も長期で下落推移【7270】

株価が下落しているSUBARU(7270)。業績悪化に伴い2020年3月期の配当を減額修正、2021年3月期の配当も減配しています。トヨタ自動車と業務資本提携の合意を行い、今後に動きがありそうなSUBARU(スバル)について業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

スバルの株価POINT
  • 連続減配当だが株価下落により配当利回りは高め
  • 業績悪化で株価は長期で下落推移
  • 業績回復を見込むが不透明感はある
スポンサーリンク

スバルの事業内容と株価指標

はじめにスバルの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,026.5円
予定年間配当:56円
年間配当利回り:2.76%
予想PER:11.1倍
PBR:0.87倍

2021年5月12日終値時点のデータ

株価指標は割安です。年間配当利回りは高めです。

SUBARU(7270)とは

株式会社SUBARU(スバル、英語: Subaru Corporation)は、日本の自動車などを製造する重工業の会社である。

かつての商号は、「富士重工業株式会社」(富士重工)であったが、2017年4月1日に自動車のブランド名として広く浸透していた「SUBARU(スバル)」に由来する「株式会社SUBARU」に商号を変更した。

2019年にはトヨタが出資比率を20.00%に増加させて持分法適用会社(=関連会社)となり、同時にスバルもトヨタの株を持ち合って連携を強化した。また、EVのSUVのプラットフォームをトヨタと共同開発することも発表されている

SUBARU – Wikipediaより抜粋

「富士重工業株式会社」から自動車のブランド名である「SUBARU」に商号変更。航空宇宙事業も展開していますが、売上・利益の中心は自動車部門です。米国での売上台数が突出しています。

参考:セグメント別売上・利益概況|株式会社SUBARU(スバル)

スバルの業績推移と配当推移

次にスバルの業績推移と配当推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

ここ数年の利益は為替の円高、不祥事・リコール問題、競争の激化などがあり減少。2020年3月期は増収・増益となりましたが大きく改善とはならず。2022年3月期は回復を見込みますが、まだまだ厳しい見通しです。

参考:業績はどうなの?|株式会社SUBARU(スバル)

配当金の推移

下記はSUBARUの配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

スバルの年間配当金推移

2017年3月期:144円
2018年3月期:144円
2019年3月期:144円
2020年3月期:100円
2021年3月期:56円
2022年3月期:56円(予)

年間144円で推移していた配当ですが、2020年3月期に減額修正、2021年3月期は減配と厳しい推移です。

配当方針は「2019年3月期から2021年3月期は、年間配当144円をベース」でしたが業績悪化・先行き不透明感から2020年3月期は年間100円、2021年3月期は年間56円となりました。配当性向は2020年3月期が50.3%、2021年3月期が56.1%、2022年3月期の予想が約31%です。

参考:配当推移|株式会社SUBARU(スバル)

スポンサーリンク

スバルの株価チャートと決算内容

次にスバルの株価チャートと決算内容を確認していきます。

株価チャートの推移

下記はスバル5年分の週足株価チャート推移です。

株価は長期で下落推移です。

2017年に約5,000円まで上昇したことを考えると株価は安値水準で、下落が収まっている印象です。しかし、安値圏で揉んでおり上昇していないという見方もできます。業績が回復すれば良いですが、業績悪化が続けば、2013年以前の株価1,000円以下となる可能性も当然あります。

決算内容について

2021年5月11日の決算にて2021年3月期の連結経常利益は1,139億円と発表。2022年3月期の同利益は2,030億円見通し、年間配当は据え置きの56円予定としています。

スバルの今後の株価と配当について

最後にスバルの今後の株価と配当について考えていきます。

今後の見通しについて

リコール問題が落ち着き、ここから収益改善という時に厳しい環境となりました。

米国での販売比率が高いため、円高進行や日米関税問題が起きれば業績に大きく影響します。この先、リコール問題が再度でないとは言い切れません(自動車メーカー全般に言えることですが)

配当金は中期経営計画の予定を早くも変更し減配しています。想定以上に利益が減少したため「早めの決断」とも言えますが「計画を早くも大きく変更した」という見方もできます。また、2022年3月期は大きく業績回復を見込みますが配当は据え置き予定です。仮に想定通り大きく業績回復となれば配当も回復する可能性が考えられますが、まだまだ不透明感は強いです。

参考:リスク情報|株式会社SUBARU(スバル)

タイトルとURLをコピーしました