総合商社の住友商事(8053)、連続増配当で推移し高い利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
株価情報と株主優待
株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年7月19日終値時点)
株価:3,976円
予想PER:9.17倍
PBR:1.09倍
予想EPS:433.74円
時価総額:4兆8,630億円
最新の株価参考:住友商事(株)【8053】:Yahoo!ファイナンス
株主優待について
株主優待制度は実施していないです。
配当金の情報
2025年3月期の予定年間配当:130円
予想年間配当利回り:3.27%
配当金の推移について
下記は配当金の推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。
2021年3月期は減配しましたが、2022年3月期は大きく増配、2025年3月期も増配予定としています。
配当性向は2024年3月期が39.6%、2025年3月期の予想は約30%です。
配当方針の確認
2022年度以降の株主還元方針については、「DOE(株主資本配当率)3.5%~4.5%の範囲内で、連結配当性向30%を目安」としています。
参考:株主還元情報|住友商事
業績推移と株価推移
業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記は売上高・経常利益・最終利益の推移です。
2021年3月期の最終赤字は1,530億円と厳しくなりましたが、2022年3月期は大きく上振れて最終利益は過去最高の4,636億円に、2023年3月期は更に増益となりました。
2024年3月期は減益、2025年3月期は最終増益見通しとしています。
参考:財務ハイライト|住友商事
株価のチャート
下記は直近5年の週足株価チャートです。
株価は2018年からやや下落気味のレンジで推移し、2020年3月に下落。その後は一時的に下落する場面もありますが大きく上昇推移に。
2024年以降で見ても上昇しています。
事業内容と財務状況
事業内容と財務状況を確認していきます。
住友商事(8053)の概要
住友商事株式会社(すみともしょうじ、英: Sumitomo Corporation)は、住友グループの大手総合商社。五大商社の一つ。
住友商事は、戦後発足した商事会社であることから「遅れてきた商社」と呼ばれていた時代があった。
住友商事 – Wikipediaより一部抜粋
住友グループの総合商社で油井管・鋼管など金属取引に強みを持っています。
主要事業は「金属事業」、「輸送機・建機事業」、「インフラ事業」、「メディア・デジタル事業」、「生活・不動産事業」、「資源・化学品事業」、国内・海外に広く展開しています。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フローの推移です。
営業CFは大きく上下しています。
配当について
配当は増配当で推移しており、高めの利回りです。DOEも目安しており安定配当にも期待が持てます。
しかし、株価が上昇したことで以前ほどの利回りの高さは無いです。