イオンの株価分析!業績回復見通しも下落強めで推移・株主優待はどうなる【8267】

大手流通企業のイオン(8267)。今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待制度についても確認していきます。

イオンの株価POINT
  • 割高感強め、配当利回りは低め
  • 30年減配していないが、高い配当性向で推移
  • 業績回復見通しも不透明感あり
スポンサーリンク

イオンの株価情報と業績推移

イオンの株価情報と業績推移を見ていきます。

株価指標

株価:2,542円
予想PER:86.49倍
PBR:2.2倍
予想EPS:29.39円
時価総額:2兆2,164億円

2023年1月18日終値時点のデータ。
最新の株価参考:イオン(株)【8267】:Yahoo!ファイナンス

PERは割高感が強いです。

売上高と利益の推移

下記はイオンの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年2月期は大きく減益、最終赤字となりましたが、当初の経常見通しは1,000億円-1,200億円でしたので、想定より悪化しなかったとも言えます。

2022年2月期は回復、2023年2月期は更に回復する見通しとしています。

参考:業績ハイライト(通期)|イオン株式会社

株価の推移

下記はイオン5年分の週足株価チャートです。

2020年4月以降は大きく株価が上昇し、2021年2月に過去最高値をつけましたが、その後は下落。2022年7月に好調な決算発表で上昇していましたが、2023年に入ると下落しています。

スポンサーリンク

イオンの配当情報と株主優待

イオンの配当情報と株主優待制度を見ていきます。

配当情報

2023年2月期の予定年間配当:36円
予想年間配当利回り:1.42%

配当金の推移

下記はイオンの配当金推移です。配当権利日は、8月(中間配当)と2月(期末配当)です。

イオンの年間配当金推移

2018年2月期:30円
2019年2月期:34円
2020年2月期:36円
2021年2月期:36円
2022年2月期:36円
2023年2月期:36円(予)

2023年2月期の配当は据え置き予定、イオンは30年減配していません。

配当性向は2022年2月期が468.1%、2023年2月期の予想が約100-120%です。

利益配分方針の確認

中長期的な基本方針として配当は「前年以上を維持しつつ、連結配当性向30%を目標」としています。安定配当を重視し30年減配していないですが、かなり高い配当性向が続いています。

参考:配当状況|イオン株式会社

株主優待制度について

イオンの株主優待は、「株主優待カード(イオンオーナーズカード)」です。優待権利月は2月と8月です。半期100万円までのお買上金額に対し、保有株に応じた返金率でキャッシュバックがあります。

保有株式数優待内容
100株以上3%キャッシュバック
500株以上4%キャッシュバック
1,000株以上5%キャッシュバック
3,000株以上7%キャッシュバック

さらに、3年以上継続保有するとイオンギフトカードが追加です。また、株主優待カードにはキャッシュバック以外の特典もあります。

参考:株主優待制度|イオン株式会社

株主優待のイオンラウンジ・現状について

イオンの「株主優待カード(オーナーズカード)」は、キャッシュバックに加えてカードを保有していると「イオンラウンジ」を利用することができます。

しかし、イオンラウンジは密閉された空間であるため、しばらく閉鎖・休止しています。今後は、環境面や運用面などを見直し新しい生活様式に切り替えた上で再開予定としていますが、具体的な時期は明示されていません。

参考:株主さまからいただいたご質問・ご意見|イオン株式会社

スポンサーリンク

イオンの事業・決算内容と今後について

イオンの事業・決算内容の確認と今後について考えてみます。

イオン(8267)とは

イオン株式会社(英: AEON CO., LTD.)は、日本国内外300余の企業で構成される大手流通グループ「イオングループ」を統括する純粋持株会社である。

世界11カ国に事業展開していて、売上総収入が約8兆円規模であり、小売業として世界第12位、日本第1位である。

イオン – Wikipediaより抜粋

売上比率は「総合スーパー」が大きいですが、利益の多くは「総合金融事業」と「ディベロッパー事業」が生み出しています。

ミニストップ、マックスバリュ、ウエルシア、イオンフィナンシャルなど、多くの企業で構成されているグループです。

決算内容を時系列に確認

2022年2月期の連結経常利益は1,670億円と発表。2023年2月期の同利益は2,000億円-2,100億円見通し、年間配当は36円予定としています。(2022年4月8日の決算発表にて)

2023年2月期1Q決算

2023年2月期1Q(3-5月)の連結経常利益は443億円と発表、前年同期比10%増となりました。(2022年7月6日の決算発表にて)

2023年2月期2Q決算

2023年2月2Q累計(3-8月)の連結経常利益は953億円と発表、前年同期比22.3%増となりました。(2022年10月5日の決算発表にて)

2023年2月期3Q決算

2023年2月期3Q累計(3-11月)の連結経常利益は1,075億円と発表、前年同期比28.2%増となりました。(2023年1月13日の決算発表にて)

今後について

売上比率はスーパーが大きいですが、利益の多くは総合金融事業とディベロッパー事業、ヘルス&ウエルネス事業です。

これまで落ち込んでいたスーパー事業(GMS)ですが、2023年2月期1Qには20213年度以来の1Q黒字化しており、構造改革の成果が出ています。

不安材料・株主優待

高い配当性向で推移している点、株主優待のメリットとして紹介されることがあるイオンラウンジは再開メドが経っていない点なども含め、読めない部分も多いです。

また、これはどの株主優待にも言えますが、業績に関係なく変更される可能性があります。

公式サイトに記載の注意事項

株式投資では配当金や株主優待などのメリットがある反面、値下がりというリスクもともないます。その責任は投資判断を行った株主ご自身が負担することになります。

イオン公式サイトより抜粋

株式投資に限らず投資全般に言えることですが、この通りです。リスクのない株式や投資はないです。

イオンは多くの企業で構成されており、大きく成長している分野もある反面、苦戦している分野もあります。

タイトルとURLをコピーしました