イオン(8267)の株価と株主優待は今後どうなる?株は買っても良い?

2018年年末に株価が大きく下落したイオン(8267)ですが、ここにきて持ち直しつつあります。今回は、イオン株について今後の株価と株主優待がどうなるか、各指標や株価チャート、業績から考えてみました。

  • イオン株の各指標と配当、株主優待を確認
  • イオンについて、業績の推移と株価チャートを確認
  • 最近の業績と今後の見込みについて

株価の各指標と配当、株主優待を確認

はじめにイオンの各指標と配当、優待の利回りについて確認します。

株価の各指標と配当利回り

イオンの現在の株価は2,174.5円。 年間配当は36円の予定なので年間配当利回りは約1.7%です。PERは73.2倍。PBRは1.73倍。PERはかなり割高です。PBRも若干ではありますが割高です。人気優待を実施しているのが割高な一因と考えられます。

※株価は2019年10月17日終値時点

過去の配当推移を確認

イオンの過去の配当推移です。

2015年2月期2016年2月期2017年2月期2018年2月期2019年2月期2020年2月期(予)
28円28円30円30円34円36円

イオンは30年減配なしの企業ですが、配当性向はここ数年100%を上回っており危険水準です。中長期的な基本方針として配当は「前年以上を維持しつつ、連結配当性向30%を目標」としています。

30年減配していないので減配する可能性は低いですが、この先も配当性向が高いままだと減配しないと言い切れない部分はあります。

参考:配当状況|イオン公式サイト

株主優待制度について

イオンの株主優待では、株主優待カード(イオンオーナーズカード)が貰えます。半期100万円までのお買上金額に対し、保有株に応じた返金率でキャッシュバックがあります。

保有株式数優待内容
100株以上3%キャッシュバック
500株以上4%キャッシュバック
1,000株以上5%キャッシュバック
3,000株以上7%キャッシュバック

さらに、3年以上継続保有するとイオンギフトカードがいただけます。

保有株式数優待内容
1,000株以上2,000円相当のギフトカード
2,000株以上4,000円相当のギフトカード
3,000株以上6,000円相当のギフトカード
5,000株以上10,000円相当のギフトカード

その他細かい条件等もあるので、気になる方は一度公式サイトを見ていただくと良いかもしれません。

参考:株主優待制度|イオン公式サイト

イオンラウンジの今後について

イオンの株主優待カード(イオンオーナーズカード)ですが、キャッシュバックに加えてカードを保有しているとイオンラウンジを利用することができます。そのため、イオンラウンジを利用したい人が保有していることが多いです。

しかし、株主優待カードでイオンラウンジを利用できることについては株主総会で「不公平ではないか」、「ラウンジ混雑の原因ではないか」と問題視されている事が何度かあり、今後廃止や変更が行われる可能性があるのではないかと考えています。

公式サイトを見てみても株主優待はキャッシュバックを押しており、イオンラウンジはあくまでもおまけという印象が強いです。

業績推移と株価チャート

次にイオンの業績推移と株価チャートを確認します。

売上高と経常利益の推移

イオンの過去5期分+今期の予想売上高・経常利益の推移です。

売上・経常利益ともに割と順調に推移しています。

株価チャートを確認

イオンの約3年分の株価チャートの週足です。

順調に上昇していた株価ですが、2018年年末に大きく株価が下落しました、その後も若干下落トレンドで推移し、現在は底値圏を脱出し再度上昇している状態です。

2018年年末は相場全体の動きが悪く、海外ファンドが保有株を手放したことによる下落ですが、その後の軟調さは業績下方修正があったことによるものが大きいです。

最近の業績と今後について

最後に直近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年10月9日の決算にて2020年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は797億円、最終利益は37.9億円と発表しました。通期計画の経常利益2,200億円に対する進捗率は36.3%、最終利益250億に対する進捗率は15.2%となりました。

1Qの決算はカジタク不正会計の影響でマイナスでしたが、2Qでしっかりと戻してきた印象が強く、決算後に株価が上昇しています。

今後について

イオンの売上はスーパーが大きいですが、利益の多くは総合金融事業とディベロッパー事業です。今回の決算でも業績を引っ張り、今後もしっかりと利益を上げるとみられます。

しかし、スーパーマーケット事業は落ち込んでおり、高い配当性向や自己資本比率の低さ、有利子負債の多さは気になり、まだまだ読めない部分が多く不安材料は多いと考えています。

最後に

イオンの公式サイトに下記文言が大きく載っています。

株式投資では配当金や株主優待などのメリットがある反面、値下がりというリスクもともないます。その責任は投資判断を行った株主ご自身が負担することになります。

イオン公式サイトより抜粋

株式投資に限らず投資全般に言えることですが、この通りです。リスクのない株や投資はないです。

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