イオンの株価は今後どうなる?株主優待のラウンジはどうなるか分析!【8267】

2018年末に株価が大きく下落したイオン(8267)ですが、ここにきて持ち直しつつあります。今回は、イオンの株価が今後どうなるのかを業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待制度がどうなるかも確認してみました。

イオンの株価POINT
  • 株価はかなり割高で配当利回りも低め
  • 配当は30年減配していないが、配当性向は100%超えで推移している
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イオンの株価指標と配当・株主優待を確認

はじめにイオンの株価指標と配当・優待の利回りを確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,339円

予定年間配当:36円

年間配当利回り:約1.5%

予想PER:78.8倍、PBR:1.88倍

※株価は2020年1月14日終値

PERはかなり割高です。PBRも若干ではありますが割高で、人気優待を実施しているのも割高な一因と考えられます。

配当金の推移

配当金の推移

2015年2月期:28円
2016年2月期:28円
2017年2月期:30円
2018年2月期:30円
2019年2月期:34円
2020年2月期:36円(予)

イオンは30年減配なしの企業ですが、配当性向はここ5年ほど100%以上で危険水準です。

中長期的な基本方針として配当は「前年以上を維持しつつ、連結配当性向30%を目標」としています。30年減配していないので減配する可能性は低いですが、この先も配当性向が高いままだと必ず減配しないと言い切れないです。

参考:配当状況|イオン株式会社

株主優待制度について

イオンの株主優待は、「株主優待カード(イオンオーナーズカード)」が貰えます。半期100万円までのお買上金額に対し、保有株に応じた返金率でキャッシュバックがあります。

保有株式数優待内容
100株以上3%キャッシュバック
500株以上4%キャッシュバック
1,000株以上5%キャッシュバック
3,000株以上7%キャッシュバック

さらに、3年以上継続保有するとイオンギフトカードがいただけます。

保有株式数優待内容
1,000株以上2,000円相当のギフトカード
2,000株以上4,000円相当のギフトカード
3,000株以上6,000円相当のギフトカード
5,000株以上10,000円相当のギフトカード

また、キャッシュバック以外にも優待があります。

参考:株主優待制度|イオン株式会社

イオンラウンジの今後について

イオンの株主優待カード(イオンオーナーズカード)ですが、キャッシュバックに加えてカードを保有しているとイオンラウンジを利用することができます。そのため、イオンラウンジを利用したい人が保有していることが多いです。

しかし、株主優待カードでイオンラウンジを利用できることについては株主総会で「不公平ではないか」、「ラウンジ混雑の原因ではないか」と問題視されている事が何度かあり、今後廃止や条件の変更が行われる可能性があるのではないかと個人的には考えています

公式サイトを見てみても株主優待はキャッシュバックを押しており、イオンラウンジはあくまでもおまけという印象が強いです。

業績推移と株価チャート

次にイオンの業績推移と株価チャートを確認していきます

売上高と経常利益の推移

売上・経常利益ともに割と順調に推移しています。

株価チャートを確認

下記はイオンの5年分の週足株価チャートです。

順調に上昇していた株価ですが、2018年年末に大きく株価が下落しました、その後も若干下落トレンドで推移し、現在は底値圏を脱出し再度上昇している状態です。

2018年年末は相場全体の動きが悪いのに加えて海外ファンドが保有株を手放したことによる下落ですが、その後の軟調さは業績下方修正があったことによるものが大きいです。

最近の決算と今後について

最後に直近の決算と今後について考えてみます。

最近の決算を確認

2020年1月10日の決算にて2020年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は933億円、最終損益は63.4億円の赤字と発表しました。通期計画の経常利益2,200億円に対する進捗率は42.4%となりました。

今後について

イオンですが、売上比率はスーパーが大きいですが利益の多くは総合金融事業とディベロッパー事業です。今回の決算でも業績を引っ張り、今後もしっかりと利益を上げるとみられます。

しかし、スーパーマーケット事業は落ち込んでおり、高い配当性向や自己資本比率の低さ、金融業を行っているとはいえ有利子負債の多さは気になり、まだまだ読めない部分が多く不安材料は多いと考えています。

また、イオンの公式サイトには下記文言が大きく載っています。

株式投資では配当金や株主優待などのメリットがある反面、値下がりというリスクもともないます。その責任は投資判断を行った株主ご自身が負担することになります。

イオン公式サイトより抜粋

株式投資に限らず投資全般に言えることですが、この通りです。リスクのない株や投資はないです。

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