イオン【8267】株価分析!下落推移も業績回復で急上昇・株主優待はどうなる?

大手流通企業のイオン(8267)。今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待制度のイオンラウンジについても確認していきます。

イオンの株価POINT
  • 割高感あり、配当利回りは低め
  • 30年減配していないが、高い配当性向で推移
  • 株価は下落推移から短期で急上昇
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イオンの株価情報と事業内容

イオンの株価情報と事業内容を見ていきます。

株価指標

株価:2,650円
予想PER:89.77倍
PBR:2.29倍
予想EPS:29.52円
時価総額:2兆3,106億円

2022年7月7日終値時点のデータです。
最新の株価参考:イオン(株)【8267】:Yahoo!ファイナンス

PERはかなり割高感があります。

イオン(8267)とは

イオン株式会社(英: AEON CO., LTD.)は、日本国内外300余の企業で構成される大手流通グループ「イオングループ」を統括する純粋持株会社である。

世界11カ国に事業展開していて、売上総収入が約8兆円規模であり、小売業として世界第12位、日本第1位である。

イオン – Wikipediaより抜粋

売上比率は「総合スーパー」が大きいですが、利益の多くは「総合金融事業」と「ディベロッパー事業」が生み出しています。

ミニストップ、マックスバリュ、ウエルシア、イオンフィナンシャルなど、多くの企業で構成されているグループです。

イオンの業績推移と株価推移

イオンの業績推移と株価推移を見ていきます。

売上高と営業利益・経常利益の推移

2021年2月期は大きく減益となりましたが、当初の経常利益見通しは1,000億円-1,200億円でしたので、想定より悪化しなかったとも言えます。

2022年2月期は回復、2023年2月期の経常利益は2,000億-2,100億円予想で更に回復する見通しとしています。

参考:業績ハイライト(通期)|イオン株式会社

株価の推移

下記はイオン5年分の週足株価チャートです。

株価は2018年年末に大きく下落。相場全体の動きが悪いのに加えて、海外ファンドが保有株を手放したことによる下落ですが、その後もやや不安定な動きに。

2020年4月以降は大きく株価が上昇し、2021年2月に過去最高値をつけましたが、その後は下落。

2022年7月の1Q決算にて好調な業績が発表で大きく上昇しています。

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イオンの配当情報と株主優待制度

イオンの配当情報と株主優待制度を見ていきます。

配当情報

2023年2月期の予定年間配当:36円
予想年間配当利回り:1.36%

配当金の推移

下記はイオンの配当金推移です。
配当権利日は、8月(中間配当)と2月(期末配当)です。

イオンの年間配当金推移

2018年2月期:30円
2019年2月期:34円
2020年2月期:36円
2021年2月期:36円
2022年2月期:36円
2023年2月期:36円(予)

2023年2月期の配当は据え置き予定、イオンは30年減配していません。

配当性向は2022年2月期が468.1%、2023年2月期の予想が約100-120%です。

利益配分方針の確認

中長期的な基本方針として配当は「前年以上を維持しつつ、連結配当性向30%を目標」としています。

安定配当を重視し30年減配していないですが、かなり高い配当性向が続いています。

参考:配当状況|イオン株式会社

株主優待制度について

イオンの株主優待は、「株主優待カード(イオンオーナーズカード)」です。
優待権利月は2月と8月です。

半期100万円までのお買上金額に対し、保有株に応じた返金率でキャッシュバックがあります。

保有株式数優待内容
100株以上3%キャッシュバック
500株以上4%キャッシュバック
1,000株以上5%キャッシュバック
3,000株以上7%キャッシュバック

さらに、3年以上継続保有するとイオンギフトカードがいただけます。

保有株式数優待内容
1,000株以上2,000円相当のギフトカード
2,000株以上4,000円相当のギフトカード
3,000株以上6,000円相当のギフトカード
5,000株以上10,000円相当のギフトカード

また、株主優待カードにはキャッシュバック以外の特典もあります。

参考:株主優待制度|イオン株式会社

株主優待のイオンラウンジ・現状について

イオンの「株主優待カード(オーナーズカード)」は、キャッシュバックに加えてカードを保有していると「イオンラウンジ」を利用することができます。

しかし、イオンラウンジは密閉された空間であるため、しばらく閉鎖・休止しています。

今後は、環境面や運用面などを見直し新しい生活様式に切り替えた上で再開予定としていますが、具体的な時期は明示されていません。

イオンラウンジに対する反応、廃止の可能性について

株主優待カードでイオンラウンジを利用できることについては株主総会で「不公平ではないか」、「ラウンジ混雑の原因ではないか」と過去に問題視されることもありました。

今後は取り巻く環境の変化もあり、なんらかの変更が行われる可能性はあると考えられます

とはいえ、ラウンジ目的で保有している人が一定数いることを考えると、廃止という判断も難しいと考えることも出来そうです。

参考:株主さまからいただいたご質問・ご意見|イオン株式会社

イオンの決算内容と今後について

イオンの決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2022年4月8日に2022年2月期の連結経常利益は1,670億円と発表。
2023年2月期の同利益は2,000億円-2,100億円見通し、年間配当は36円予定としています。

2023年2月期1Q決算

2022年7月6日に決算発表。
2023年2月期1Q(3-5月)の連結経常利益は443億円と発表。

前年同期比10%増、通期計画の2,000億円に対する進捗率は22.2%となりました。

今後について

売上比率はスーパーが大きいですが、利益の多くは総合金融事業とディベロッパー事業、ヘルス&ウエルネス事業です。

これまで落ち込んでいたスーパー事業(GMS)ですが、2023年2月期1Qに20213年度以来の1Q黒字化しており、構造改革の成果が出ています。

しかし、高い配当性向や金融業を行っているとはいえ、自己資本率の低さや有利子負債の多さは気になり、まだまだ読めない部分が多く不安材料も多いです。

イオンの公式サイトに記載の注意事項

株式投資では配当金や株主優待などのメリットがある反面、値下がりというリスクもともないます。その責任は投資判断を行った株主ご自身が負担することになります。

イオン公式サイトより抜粋

株式投資に限らず投資全般に言えることですが、この通りです。リスクのない株式や投資はないです。

イオンは多くの企業で構成されており、大きく成長している分野もある反面、苦戦している分野もあります。

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