ユナイテッドアローズ(7606)の株価下落は止まるのか、株主優待はお得なのか考えてみる

ユナイテッドアローズ(7606)の株価が軟調に推移しています。まだ割安感は出ていませんが、この先の株価がどうなるのか。株価が下落した要因を確認し、今後の株価の見通しについて株価の指標や業績推移、配当推移、株主優待も踏まえて考えてみます。

  • 過去の業績推移と株価のチャートを確認
  • 現在の株価、各指標と配当利回りと株主優待を確認
  • 今後どうなるかを最近の業績などから確認

業績の推移と株価チャートを確認

はじめに業績の推移と株価チャートを確認し株価の下落時期と要因をみていきます。

過去の売上と利益の推移

ユナイテッドアローズの過去5期分の売上高・経常利益の推移です。

売上は増加傾向ですが、経常利益は改善傾向という印象です。

ユナイテッドアローズの株価チャート

直近約3年の週足株価チャートです。

ここ最近の株価はやや軟調ですが、売上や利益が大きく減ったというわけではなく、期待値が高く割高になっていた株価が調整的に下落したのと、今後の利益ついてやや懸念されてと考えられます。

現在の株価の各指標と配当推移について

次にユナイテッドアローズの株価指標、配当の推移について見ていきます。

株価、各指標と配当利回りはどうなっているか確認

ユナイテッドアローズの現在の株価は3,055円。 年間配当は83円の予定なので年間配当利回りは約2.7%です。PERは12.9倍、PBRは2.28倍です。PERは平均的ですが、PBRはやや割高です。

※株価は2019年9月24日終値

過去の配当推移を確認

ユナイテッドアローズの過去の配当推移一覧です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
78円78円78円78円80円83円

配当はやや増配傾向です。基本方針として、配当性向35%以上、DOE5.5%以上を目処に安定的な配当を実施することとしています。現在の配当も方針通りの適正水準のため、大きな増配は望めないですが、減配する不安も少なそうです。

参考:株主還元|ユナイテッドアローズ公式サイト

株主優待制度について

ユナイテッドアローズは株主優待を実施しています。毎年3月末が対象で、所有株式数に応じて15%割引の優待割引券をいただくことができます。

所有株式数優待内容
100株以上優待割引券(15%割引)× 2枚
200株以上優待割引券(15%割引)× 4枚
500株以上優待割引券(15%割引)× 6枚
1,000株以上優待割引券(15%割引)× 10枚

各店舗や通販サイトで利用できる割引券で1枚につき税抜き25万円まで利用できる15%割引券です。よく利用する人は便利かもしれませんが、めちゃくちゃお得な優待かどうかは微妙なところです。

参考:株主優待制度|ユナイテッドアローズ公式サイト

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績を確認

2019年8月6日の決算にて2020年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は31.1億円と発表、通期計画の120億円に対する進捗率は26.0%となりました。決して悪くはない出足です。

また、2019年8月の既存店売り上げは前年比で大幅増となり、株価が上昇しました。その後は再び下落しています。

参考:月次売上概況|ユナイテッドアローズ公式サイト

今後の見通しについて

現在、ユナイテッドアローズのオンラインストアはメンテナンスしており10月中にリニューアルオープンの予定です。このリニューアルによりシステム開発を内製化し、機能追加の迅速化、サービスの強化、効率化を行い、よりオンラインストアの売り上げを増加させる狙いがあります。

今後は実店舗とオンラインストアを統合した戦略を推進していきます。どこまでこの戦略が上手くいくかが増収・増益のカギとなりそうです。

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