東ソーの株価分析!中期の株価はやや上昇・高めの配当利回り【4042】

化学メーカーの東ソー(4042)。業績が伸び悩み株価が下落していましたが、中期で上昇しています。果たして今後の東ソーの株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

東ソーの株価POINT
  • 指標は割安水準で配当利回りは高め
  • 業績の先行き不透明感はまだある
  • 中期で株価はやや上昇も短期では不安定な動き
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東ソーの株価指標と事業内容

はじめに東ソーの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,977円
予定年間配当:60円
年間配当利回り:3.03%
予想PER:10.5倍
PBR:1.02倍

2021年6月16日終値時点のデータ

指標は化学銘柄と考えるとよくある水準です。年間配当利回りは高めです。

東ソー(4042)とは

東ソー株式会社(とうソー、英: TOSOH CORPORATION)は、日本の総合化学メーカー。

苛性ソーダ、塩化ビニルモノマー(VCM)、ポリウレタンといった「ビニル・イソシアネート・チェーン」事業に加え、石油化学事業(オレフィン、ポリエチレン、合成ゴム等)や機能商品事業(無機・有機ファイン製品、計測・診断製品、スパッタリングターゲット、電解二酸化マンガン、ジルコニアセラミックス、石英ガラスなど)をコアとして事業展開を行っている。

東ソー – Wikipediaより抜粋

身近にあるものの中にも東ソーの製品が組み込まれているものはたくさんあります。様々な製品の素材として利用されています。

参考:身近な東ソー製品|東ソー株式会社

東ソーの業績推移と株価チャート

次に東ソーの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2018年3月期は過去最高益でしたが、それ以降はやや厳しめの業績が続いています。2022年3月期の業績予想もやや厳しい見通しです。

株価チャートの推移

下記は東ソー5年分の週足株価チャート推移です。

2018年以降の株価は、先の業績不安が広がり下落、2020年3月以降では上昇しています。業績見通しの厳しさ、過去の株価と比較すると株価はやや強めと見えます。

株価のメドについて

ここから上昇した場合のメドは2,700円、下落した場合のメドは1,600円辺りと見ることが出来そうです。

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東ソーの配当推移と決算について

次に東ソーの配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は東ソーの配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。金額は株式併合を考慮した金額です。

東ソーの年間配当金推移

2017年3月期:48円
2018年3月期:56円
2019年3月期:56円
2020年3月期:56円
2021年3月期:60円
2022年3月期:60円(予)

配当は微増傾向です。配当性向は2020年3月期が32.7%、2021年3月期が30.3%、2022年3月期の予想が約32%です。

株主還元方針の確認

株主還元の基本方針は「利益還元を重要な資本政策の一つと位置づけ、継続的かつ安定的な配当を行う」とし「中期経営計画(2019年度-2021年度)では配当性向30%程度を目安」です。

参考:配当情報|東ソー株式会社

決算内容の確認

2021年5月11日の決算にて、2021年3月期の連結経常利益は951億円と発表。2022年3月期の同利益は920億円見通し、年間配当は60円予定としています。

東ソーの今後の株価について

最後に東ソーの今後の株価について考えてみます。

今後について

割安感があり、配当利回りがやや高め。2021年3月期は上方修正もあり業績不安がやや和らいでいます。短期で伸び悩んでいる株価ですが、中期で見ると上昇しています。

しかし、中国経済の減速をはじめ、世界経済の停滞や為替の円高・原料高などから今後の経営環境は不透明な部分が多いです。これは国外に事業展開している多くの企業に言えることです。

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