東ソーの株価分析!業績回復で株価上昇も高めの配当利回り【4042】

塩化ビニル・苛性ソーダなどで大手の化学メーカー、東ソー(4042)。業績回復で株価は下落から抜け上昇しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

東ソーの株価POINT
  • 指標は割安水準で配当利回りは高め
  • 業績は回復傾向で株価も下落から抜けて上昇
  • 短期・長期ともに伸びしろがあるが、当然リスク要因もある
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東ソーの株価指標と事業内容

はじめに、東ソーの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,182円
予定年間配当:60円
年間配当利回り:2.75%
予想PER:9.8倍
PBR:1.11倍
時価総額:7,093億円

2021年9月10日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒東ソー(株)【4042】:Yahoo!ファイナンス

指標は化学銘柄と考えるとよくある水準です。以前ほどではないですが、年間配当利回りは高めです。

東ソー(4042)とは

東ソー株式会社(とうソー、英: TOSOH CORPORATION)は、日本の総合化学メーカー。

苛性ソーダ、塩化ビニルモノマー(VCM)、ポリウレタンといった「ビニル・イソシアネート・チェーン」事業に加え、石油化学事業(オレフィン、ポリエチレン、合成ゴム等)や機能商品事業(無機・有機ファイン製品、計測・診断製品、スパッタリングターゲット、電解二酸化マンガン、ジルコニアセラミックス、石英ガラスなど)をコアとして事業展開を行っている。

東ソー – Wikipediaより抜粋

様々な製品の素材を製造しており、身近にあるものの中にも東ソー製品が組み込まれているものは多くあります。みずほ銀行(旧・日本興業銀行)との関わりが深く、1948年から1984年までの社長は日本興業銀行の出身者でした。

東ソーの業績推移と株価チャート

次に、東ソーの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2018年3月期は過去最高益でしたが、それ以降はやや厳しめの業績が続いています。2022年3月期は増収・増益見通しです。

参考:財務ハイライト|東ソー

株価チャートの推移

下記は東ソー5年分の週足株価チャートです。

株価は2018年以降に先の業績不安が広がり下落、2020年3月以降では上昇しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは2,700円、下落した場合のメドは1,600円辺りと見ることが出来そうです。

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東ソーの配当推移と決算内容

次に、東ソーの配当推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記は東ソーの配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。金額は株式併合を考慮した金額です。

東ソーの年間配当金推移

2017年3月期:48円
2018年3月期:56円
2019年3月期:56円
2020年3月期:56円
2021年3月期:60円
2022年3月期:60円(予)

配当は微増傾向です。配当性向は2020年3月期が32.7%、2021年3月期が30.3%、2022年3月期の予想が約27%です。

株主還元方針の確認

株主還元の基本方針は「利益還元を重要な資本政策の一つと位置づけ、継続的かつ安定的な配当を行う」とし、中期経営計画(2019年度-2021年度)では「配当性向30%程度を目安」としています。

参考:配当情報|東ソー株式会社

決算内容の確認

2021年8月3日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は320億円と発表。あわせて通期の同利益を920億円予想から1,090億円予想に上方修正しています。

東ソーの今後について

最後に、東ソーの今後について考えてみます。

今後について

割安感があり、配当利回りはやや高め。業績が回復したことで不安が和らいで、短期的な株価も上昇しています。技術力があり生産能力増強の投資も行っています。

リスク要因

中国経済の減速をはじめ、世界経済の停滞や為替の円高・原料高などから今後の経営環境は不透明な部分が多いです。これは国外に事業展開している多くの企業に言えることです。

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