トリドール(丸亀製麺)の株価分析!下落から抜け出し大きく上昇・高い優待利回り【3397】

低価格うどんの「丸亀製麺」を展開するトリドールホールディングス(3397)。取り巻く環境の悪化もあり大きく株価が下落しましたが、業績回復期待が高く上昇しています。果たして今後の株価はどうなるのか、業績推移・株価チャートを分析してみました。

トリドールの株価POINT
  • 優待拡充で高い優待利回り
  • 業績回復期待もあり株価が急上昇
  • 2022年3月期は想定以上に回復する可能性も
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トリドールHDの株価指標と事業内容

はじめに、トリドールホールディングスの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,105円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:121倍
PBR:4.29倍
時価総額:1,838億円

2021年8月19日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒(株)トリドールホールディングス【3397】:Yahoo!ファイナンス

指標は割高です。年間配当は6円予定から未定に変更しています。

トリドールホールディングス(3397)とは

2000年代後半以降の主力業態は、釜揚げ讃岐うどんを主力商品としてフードコートや郊外ロードサイドに出店している「丸亀製麺」となっており、経営資源をうどん事業に集中しつつある。

現在は売り上げの8割以上が丸亀製麺となっており、新規出店もほぼ丸亀製麺のみに絞り込まれている。セルフうどん店舗数および売上ではなまるうどんを大きく引き離し、日本一となっている。丸亀製麺の影響を受け、店舗設計、製麺機の導入、価格、メニューを模倣したうどん店が展開されたり、大手の外食チェーンがうどん市場に参入している。

トリドールホールディングス – Wikipediaより抜粋

トリドールホールディングスは低価格のセルフ式うどんチェーンで有名な「丸亀製麺」を展開する企業です。焼き鳥店(とりどーる)が発祥ですが、現在は「丸亀製麺」にシフトし海外にも積極的に展開しています。

トリドールHDの業績推移と株価チャート

次に、トリドールホールディングスの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

下記はトリドールホールディングスの売上高と経常利益の推移です。

売上と利益は年々増加していましたが、2019年3月期は予想と大きく乖離し減益、2020年3月期はやや回復しましたが、2021年3月期は取り巻く環境の悪化もあり大きく赤字で着地。2022年3月期は回復見通しです。

株価チャートの推移

下記はトリドールホールディングス5年分の週足株価チャートです。

一時は大きく下落した株価ですが、最高値まで上昇しています。まだ油断できない状況が続いていますが株価は強めです。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは最高値を越えるため見えにくいですが2,600円、下落した場合のメドは1,800円辺りと見ることが出来そうです。

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トリドールHDの株主優待と配当推移

次に、トリドールホールディングスの株主優待制度と配当推移を見ていきます。

株主優待制度

トリドールホールディングスの株主優待は「自社店舗で使える優待券」です。年2回、3月と9月が対象月です。

保有株式数優待内容
100株以上 200株未満100円割引券 30枚綴り (3,000円相当)
200株以上 1,000株未満100円割引券 40枚綴り (4,000円相当)
1,000株以上 2,000株未満100円割引券 100枚綴り (10,000円相当)
2,000株以上100円割引券 150枚綴り (15,000円相当)

100株保有で年間6,000円相当なので優待利回りは約2.9%です。利用制限も無く高めの利回りです。

2015年以前は株式分割前の100株保有で年間1,000円分でしたので、2015年以前から100株を保有し続けていた場合、株式分割・優待拡充・長期保有全て含めると優待金額が14倍になっています。

参考:株主優待の内容|トリドールHD公式サイト

配当金の推移

下記はトリドールの配当金推移です。期末(3月末)の一括配当を実施しています。株式分割後の株数に換算した金額です。

2019年3月期は大きく減配、2021年3月期は据え置き予定から減配。配当性向は2020年3月期が27.3%、2021年3月期が赤字です。

配当政策の確認

トリドールの配当方針は「業績に応じて安定した配当、原則配当性向20%以上」です。2019年3月期は大きく減配、無理な配当は出さないという印象でした。しかし、2021年3月期は赤字ながら配当を実施しています。

参考:配当政策|トリドールホールディングス

トリドールの決算内容と今後の株価について

最後に、トリドールホールディングスの決算内容確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2021年8月12日に業績・配当修正を発表。2022年3月期の連結経常利益を5億円予想から40億円予想に上方修正しています。また、6円予定の年間配当を未定に変更しています。

2021年8月13日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は44.9億円と発表。通期計画の40億円に対する進捗率は112.3%となりました。

今後について

多くの外食店と同様に自粛要請や時短営業の影響を受け、2021年3月期はかなり厳しくなりました。2022年3月期は「うどん弁当」の好調もあり大きく回復する可能性もあります。

株主優待のメリットとリスク

株主優待を大きく拡充し優待利回りが高いため、魅力的に見えます。しかし、お得な優待は時としてコスト増につながります。どの優待にも言えますが負担が大きい場合は改悪する可能性があります。

海外展開

長期的に見ると、「丸亀製麺」以外に「コナズコーヒー」なども展開していますが、収益の柱は「丸亀製麺」です。この先もしばらくは変わらないです。国内での売上、利益はやや頭打ちになっており、今後は海外展開で利益を伸ばすことを大きな課題としています。

2021年7月にはロンドンに1号店をオープンし大盛況のスタートと話題にもなりました。無理に国内を伸ばすのではなく、海外に展開するのは一つの作戦です。当然、海外展開は伸びしろと共にリスクもあります。

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