東レの株価分析!業績回復見通しで配当回復予定・株価は下落から抜け出し【3402】

炭素繊維で世界トップの東レ(3402)。株価は長期で下落していましたが、短期で持ち直しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

東レの株価POINT
  • 配当は回復予定で利回り高め
  • 株価は長期で下落も短期で持ち直し
  • 厳しい業績推移だが技術力は確かなものがある
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東レの株価指標と事業内容

はじめに、東レの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:730.6円
予定年間配当:16円
年間配当利回り:2.19%
予想PER:13倍
PBR:0.92倍

2021年8月25日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒東レ(株)【3402】:Yahoo!ファイナンス

指標は割安感があります。年間配当利回りは平均より高めです。

東レ(3402)とは

東レ株式会社(とうレ、英称:Toray Industries, Inc.)は、合成繊維・合成樹脂をはじめとする化学製品や情報関連素材を取り扱う大手化学企業。

三井グループの中核企業の一つとしてその名を知られており、コーポレート・スローガンは、「Innovation by Chemistry」(化学による革新と創造)。社名にあるレは再生繊維のレーヨンを意味する(旧社名:東洋レーヨン)が、レーヨンの生産を終了している。

東レ – Wikipediaより抜粋

東レの事業について

主要事業は「繊維」、「機能化成品」、「炭素繊維複合材料」、「環境・エンジニアリング」、「ライフサイエンス」です。炭素繊維複合材料は飛行機のボーイングにも利用されるなど世界最大級です。

東レの業績推移と株価チャート

次に、東レの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

連続減益が続いており、2021年3月期も減収・減益で着地しています。2022年3月期の最終利益予想は900億円(2021年3月期は約458億円)で大きく増益予想です。

参考:セグメント情報|TORAY

株価チャートの推移

下記は東レ5年分の週足株価チャートです。

中長期でみると株価は下落。2020年11月以降で見ると底値から抜け出し、急落前の水準まで上昇した後にやや揉み合っています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは800円、下落した場合のメドは600円辺りと見ることが出来そうです。

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東レの配当推移と決算内容

次に東レの配当推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記は東レの配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

東レの年間配当金推移

2017年3月期:14円
2018年3月期:15円
2019年3月期:16円
2020年3月期:16円
2021年3月期:9円
2022年3月期:16円(予)

2021年3月期は減配、2022年3月期に回復予定です。配当性向は2020年3月期が30.4%、2021年3月期が31.5%、2022年3月期の予想が約28%です。

配当方針を確認

配当方針は「必要な内部留保等を総合的に勘案し、適切な配当を行うこと」です。これまでの配当性向は30%前後が多いです。

参考:株主還元|TORAY

決算内容の確認

2021年8月4日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は409億円(前年同期比215.2%増)、連結最終利益は297億円と発表。あわせて通期の最終利益を800億円予想から900億円予想に上方修正しています。

東レの今後について

最後に、東レの今後について考えてみました。

今後について

海外売上比率が約6割あるため、諸外国の景気動向や為替の影響を受けるなど懸念点は多いですが、技術力は世界でも有数です。電子情報材料、医薬・医療機器などの需要は今後も見込めます。

業績回復予定

2022年3月期は利益回復を見込み、配当も回復予定です。1Qで上方修正を行うなど急速に業績が回復していますが、2021年3月期を除いても減益で推移していたのは注意する点です。

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