エムスリーの株価上昇!期待値が高く割高、今後の株価について分析【2413】

ソニー関連会社のエムスリー(2413)、業績好調に加えて2019年10月には日経平均株価の新規採用となり株価がかなり上昇しています。今回はそんなエムスリーの株価が今後どうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移について分析してみました。

エムスリーの株価POINT
  • 成長期待値の高い企業なので株価指標はかなり割高
  • 配当は増配傾向でこの先の増配も期待できるが配当利回りは低い
  • 業績は19期連続で最高益を更新、かなり良好
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エムスリーの事業内容と株価指標

エムスリーの事業内容の確認と現在の株価指標をみていきます。

エムスリー(2413)とは

エムスリー株式会社(英: M3, Inc.)は、医療従事者を対象とした医療ポータルサイト「m3.com」のサービスを行っている企業である。ソニー株式会社の関係会社である。 2017年には米フォーブス誌による、世界で最も革新的な成長企業ランキングにおいて世界5位(日本企業では1位)に選出されている。

インターネットを活用した医療関連事業を行うために、ソニーコミュニケーションネットワーク(現 ソニーネットワークコミュニケーションズ、通称 So-net)の出資により設立された。 医師・医療従事者向けの医療情報ポータルサイト「m3.com」を運営している。

エムスリー – wikipediaより抜粋

インターネットを利用した医療関連サービスの提供をしています。製薬会社向けマーケティング支援、医師・薬剤師の転職支援を行っています。

参考:会社概要|エムスリー株式会社

株価と配当利回り

下記はエムスリーの2020年5月18日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:4,155円
予定年間配当:未定
予想PER:—、PBR:16.97倍

PBRはかなり割高です。また配当金は未定としており、仮に2020年3月期と同額の8.5円と仮定すると配当利回りは約0.2%とかなり低いです。

エムスリーの業績推移と株価チャート

次にエムスリーの売上・経常利益の推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はエムスリーの売上高と経常利益の推移です。

売上・利益ともに右肩上がりで順調に業績が伸びています。毎年最高益を更新しており2020年3月期も19期連続で最高益を更新しました。

株価チャートの推移

下記はエムスリー5年間の週足株価チャートです。

株価は比較的緩やかに上昇していましたが、日経平均株価に新規採用が決定した2019年9月からは大きく株価が上昇しています。一旦の上値メド4,000円も超え更に上昇する気配も出ています。

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エムスリーの配当推移と決算内容

次にエムスリーの配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はエムスリーの配当推移です。配当は期末(3月末)の一括配当です。

エムスリーの年間配当金推移

2015年3月期:4.0円
2016年3月期:4.5円
2017年3月期:5.0円
2018年3月期:5.5円
2019年3月期:7.0円
2020年3月期:8.5円
2021年3月期:未定

配当金は増配しています。

2021年3月期の配当は未定としていますが、増配する可能性は高いです。とはいえ、株価はかなり割高なので多少増配していも配当利回りは低いです。

決算内容の確認

2020年5月15日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は346億円と発表、19期連続で過去最高益を更新しました。また、2021年3月期の業績見通しは非開示、年間配当を未定としました。

今後のエムスリーについて

最後にエムスリーの今後の株価上昇ポイントと下落ポイントについて考えてみました。

エムスリー株価上昇ポイント

現在のエムスリーは業績好調、ROEも高くかなり優秀です。各証券会社などの評価も高く成長期待度はかなり高いです。戦略投資も行い、まだまだ成長可能性は高いです。

新型コロナウイルス感染症の影響はサイトアクセスの増加や新たな需要の拡大というプラス面と治験や採用などの需要が一時的に消失したマイナス面がありますが、2020年4月の売上・利益は前年同期比でプラスと好調です。短期的にはややニュートラルになると見込んでいますが、中長期では大きくプラスになると企業側は想定しています。

参考:エムスリー 2020年3月期決算発表資料

エムスリー株価下落ポイント

エムスリーは売上の多くが医療関連会社からです。この先、医療関連市場の停滞・縮小があれば業績は悪くなります。特に近年ではAIを活用した医療が拡大しています。もちろん、エムスリーも多くのプリジェクトを抱えていますが、多くの企業がAIに目を付けており仮に他社に技術的な後れを取るとマイナス影響となります。

また現在の株価指標はかなり割高です。成長期待度が高い銘柄に場合、過去の株価を見ても株価指標はあまり参考にならないとはいえPBR10倍を超えると手を出しずらいのも事実です。株価がかなり上昇している銘柄の多くはいつか上昇が止まり下落します。もちろん、中にはほとんど下落することなく上昇を続ける銘柄もありますが、その判断はかなり難しいです。

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