花王の株価分析!連続増配当中だが配当性向上昇・短期株価は下落推移【4452】

多くの家庭用品を手掛ける花王(4452)。30期連続で増配当の優良企業ですが、利益が伸び悩み配当性向が上昇しています。果たして今後の花王の株価と配当はどうなるのか、株価指標・業績推移・株価チャートに加え配当推移や配当性向を分析してみました。

花王の株価POINT
  • 株価指標はやや割高、年間配当利回りはやや高め
  • 利益に以前の好調さは無く、厳しめ
  • 利益還元は配当重視、株主優待を実施する可能性は低い
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花王の株価指標と事業内容

はじめに、花王の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:6,793円
予定年間配当:144円
年間配当利回り:2.12%
予想PER:25.3倍
PBR:3.52倍

2021年8月6日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒花王(株)【4452】:Yahoo!ファイナンス

株価指標はやや割高です。年間配当利回りはやや高めです。

花王(4452)とは

花王株式会社(かおう、英語:Kao Corporation)は大手化学メーカーである。

洗剤、トイレタリーで国内では1位、化粧品は2位。世界では化粧品・トイレタリー企業のシェアランキング7位。化粧品メーカーのカネボウ化粧品は100%子会社。原料からの一貫生産と物流・販売システムに強みがあり、国内外に多くの工場や販売拠点をもっている。

花王 – Wikipediaより抜粋

主要事業は「化粧品事業」、「スキンケア・ヘアケア事業」、「ヒューマンヘルスケア事業」、「ファブリック&ホームケア事業」、「ケミカル事業」の5つです。国内での売上は若干頭打ちですが、海外(アジア・アメリカ)は伸ばしています

花王の業績推移と株価チャートの推移

次に、花王の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

毎年のように過去最高益を更新していましたが、2020年12月期は減益に。2021年12月期も以前と比較するとやや厳しめの見通しです。

参考:財務情報・経営指標|花王

株価チャートの推移

下記は花王5年分の週足株価チャートの推移です。

2018年9月には業績上振れ期待から株価は9,000円台となり1万円も視野に入っていました。しかし、その後の決算にて、大きく伸びるのが厳しいと見られ株価はやや下落しレンジ推移に。2021年以降で見ると下落しています。

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花王の配当推移と株主優待

次に、花王の配当金推移と株主優待を見ていきます。

配当金の推移

下記は花王の配当推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

花王の年間配当金推移

2016年12月期:94円
2017年12月期:110円
2018年12月期:120円
2019年12月期:130円
2020年12月期:140円
2021年12月期:144円(予)

配当金は30期連続で増配しています。配当性向は2020年12月期が53.3%、2021年12月期の予想が約54%です。

株主還元方針の確認

方針として「配当性向は40%を目標」としているため、増配が止まる可能性も出ています。

参考:花王|株主還元方針

花王の株主優待について

日用品などを扱っている同業他社は宣伝もかねて自社製品の株主優待を実施している企業が多いですが、花王は株主優待を実施していないです。

株主還元方針は「安定的・継続的な配当の実施を通じた利益還元を重視しており、自社製品などをお届けする株主優待制度はありません。」としています。外国人株主も多いため、今後も配当を重視し、株主優待を実施する可能性は低そうです。

花王の決算内容と今後について

最後に、花王の決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2021年8月3日の決算にて、2021年12月期2Q累計(1-6月)の連結経常利益は741億円と発表。前年同期比0.5%増、通期計画の1,770億円に対する進捗率は41.9%となりました。

今後について

花王は30期連続で増配していますが、これまでは決して無理な配当をしてません。今の年間配当利回りは目立って高くはないですが、増配すると実質利回りが上昇することになるため、長期保有には連続増配当はプラスポイントです。ROEも高く財務状況に問題もありません。

短期的な厳しさ

短期的にはインバウンド需要の低下、化粧品事業の売上減少によりやや厳しい状況です。30期連続増配で2021年12月期も増配予定ですが過去と比較すると配当性向が高く、今後も増配が続くとは言い切れません。

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