花王の株価・配当は今後も上昇し続けるのか分析してみた【4452】

花王(4452)は業績右肩上がり、30期連続で増配予定の優良銘柄です。

はたして花王はこの先も増配を続けることができるのか、株価はどうなるのか。現在の株価指標・業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

花王の株価POINT
  • 株価は割高だが、業績は好調に推移
  • 多くの企業に言えるが国内での伸びしろは小さい
  • 配当はこの先も増配する可能性が高い

株価指標と事業内容について

はじめに、花王の株価指標と事業内容について見ていきます。

株価指標について

現在の株価:8,409円

予定年間配当:130円

年間配当利回り:約1.55%

PER:25倍、PBR:5.02倍

連続増配当、業績安定の人気銘柄なので割高水準です、現時点での配当利回りも平均より下です。

※株価は2019年11月21日終値

花王(4452)とは

花王株式会社(かおう、英語:Kao Corporation)は大手化学メーカーである。

洗剤、トイレタリーで国内では1位、化粧品は2位。世界では化粧品・トイレタリー企業のシェアランキング7位。化粧品メーカーのカネボウ化粧品は100%子会社。原料からの一貫生産と物流・販売システムに強みがあり、国内外に多くの工場や販売拠点をもっている。

wikipediaより抜粋

主要事業は「化粧品事業」、「スキンケア・ヘアケア事業」、「ヒューマンヘルスケア事業」、「ファブリック&ホームケア事業」、「ケミカル事業」の5つです。

売上・利益ともに一つの事業に依存しているわけではないため、非常に安定しているイメージです。国内での売上は若干頭打ちですが、海外(アジア・アメリカ)は着々と伸ばしています

参考:セグメント情報|花王公式サイト

業績推移と株価チャート

次に花王の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

経常利益は順調に右肩上がりです。毎年のように過去最高益を更新しており、2019年12月期も最高益を更新する見通しです。

参考:財務情報・経営指標|花王

株価チャートについて

下記は花王の約5年分の週足株価チャートです。

2018年9月には業績上振れ期待から9,000円台となり、1万円も視野にはいっていましたが、その後の決算で予想よりも大きく伸びるのが厳しいとみられて株価は下落しました。

現在は若干レンジで動いているため良い押し目と考えることもできますが、株価の割高度は気になるところです。

業績が好調に推移しているので、長期目線では株価は上昇しています。

配当推移と株主優待について

次に配当推移と株主優待について見ていきます。

配当推移について

下記は花王の配当推移です。

2014年12月期2015年12月期2016年12月期2017年12月期2018年12月期2019年12月期(予)
70円80円94円110円120円130円

花王は29期連続増配の企業で、2019年12月期も増配の予定としているため、30期連続増配となる可能性が高いです。現在の配当性向は40%以下(38.6%の見通し)なので減配する可能性は低く、今後も増配する可能性は高いです。

株主優待について

日用品などの自社製品を持っている企業は宣伝もかねて株主優待を実施している所が多いですが、花王は株主優待を実施していないです。

花王の株主還元方針は「安定的・継続的な配当の実施を通じた利益還元を重視しており、自社製品などをお届けする株主優待制度はありません。」としています。

外国人株主も多いため、今後、株主優待を実施する可能性は低そうです。しかし、しっかりと配当で還元するとしているのは個人的には良いと考えています。

参考:株主還元方針|花王公式サイト

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年10月30日の決算にて2019年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結税引き前利益は1,494億円と発表、通期計画の2,250億円に対する進捗率は66.4%となりました。

前年同期比では5.3%増ですが、計画達成は若干厳しそうな感じです。とはいえ、過去最高益の更新は出来そうです。

今後の動きについて

花王は30期連続で増配していますが、決して無理をして配当を出しているわけではないです。配当性向も適正水準で株主優待は実施せず配当を重視するとしていることから、この先も配当は増える可能性が高いです。

連続増配というのは長期保有者にはかなりプラスポイントです。今は1.5%程度の利回りかもしれませんが、5年前の株価5,000円の頃から保有している人の利回りは2.6%です。ROEも20%を目指しており、かなり優秀な数値です。

しかし、株価はかなり割高です。しばらくは業績が好調かもしれませんが、5年後、10年後はどうなるか分かりません(どの企業もですが)。

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