花王の株価分析!業績や株価チャートに加え株価推移と配当性向を確認してみた【4452】

家庭用品の花王(4452)ですが業績が右肩上がりで30期連続で配当を増配している優良企業です。株価も長期で上昇推移していますが果たして今後の花王の株価と配当はどうなるのか。株価指標・業績推移・株価チャートに加え配当推移や配当性向を分析してみました。

花王の株価POINT
  • 株価指標は割高で現在の年間配当利回りは低め
  • 配当性向が若干上昇しているものの利益は好調に推移
  • 利益還元は配当重視のため株主優待を実施する可能性は低い
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花王の事業内容と株価指標

はじめに花王の事業内容と株価指標を確認していきます。

花王(4452)とは

花王株式会社(かおう、英語:Kao Corporation)は大手化学メーカーである。

洗剤、トイレタリーで国内では1位、化粧品は2位。世界では化粧品・トイレタリー企業のシェアランキング7位。化粧品メーカーのカネボウ化粧品は100%子会社。原料からの一貫生産と物流・販売システムに強みがあり、国内外に多くの工場や販売拠点をもっている。

wikipediaより抜粋

主要事業は「化粧品事業」、「スキンケア・ヘアケア事業」、「ヒューマンヘルスケア事業」、「ファブリック&ホームケア事業」、「ケミカル事業」の5つです。

売上・利益ともに一つの事業に依存しているわけではないため非常に安定しています。国内での売上は若干頭打ちですが、海外(アジア・アメリカ)は着々と伸ばしています

参考:セグメント情報|花王

株価指標と配当利回り

下記は2020年4月28日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:8,473円

予定年間配当:140円

年間配当利回り:1.65%

予想PER:25.9倍、PBR:4.85倍

業績が安定成長、連続増配当の人気銘柄というのもあり株価指標は割高です。年間の配当利回りも平均より低いです。

花王の配当推移と株主優待

次に花王の配当金の推移と株主優待を確認していきます。

配当金の推移

下記は花王の配当推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

花王の年間配当金推移

2015年12月期:80円
2016年12月期:94円
2017年12月期:110円
2018年12月期:120円
2019年12月期:130円
2020年12月期:140円 (予)

花王の配当金は30期連続で増配しています。

2020年12月期も増配の予定としています。配当性向は若干上昇し2020年12月期の予想配当性向は約43%です。配当性向の目標は40%としているこから、そろそろ増配が止まるかもしれません。もちろん、利益が毎年伸びているため今後も増配する可能性はあります。

参考:花王|株主還元方針

株主優待について

日用品などの自社製品を扱っている企業は宣伝もかねて株主優待を実施している企業が多いですが、花王は株主優待を実施していないです。

花王の株主還元方針は「安定的・継続的な配当の実施を通じた利益還元を重視しており、自社製品などをお届けする株主優待制度はありません。」としています。外国人株主も多いため、今後も株主優待を実施する可能性は低そうです。

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花王の業績推移と株価チャートの推移

次に花王の業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記は花王の売上高と経常利益の推移です。

経常利益は順調に右肩上がりです。毎年のように過去最高益を更新しており2020年12月期も最高益を更新する見通しです。利益の伸びと比較すると売上はやや停滞気味です。

参考:財務情報・経営指標|花王

株価チャートについて

下記は花王5年分の週足株価チャートです。

2018年9月には業績上振れ期待から株価は9,000円台となり1万円も視野にはいっていました。しかし、その後の決算で予想よりも大きく伸びるのが厳しいとみられて株価はやや下落。ここ最近は比較的レンジで動いているため株価が下落した時は良い押し目と考えることもできますが、株価指標の割高感は気になるところです。長期での株価チャートは上昇推移しています。

花王の決算内容と今後について

最後に花王の決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2020年4月27日の決算にて2020年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は372億円と発表、通期計画の2,250億円に対する進捗率は16.6%となりました。

今後について

花王は30期連続で増配していますが、決して無理をして配当を出しているわけではないです。株主優待は実施せず配当を重視していることから、この先も配当が増える可能性が高いです。連続増配当というのは長期保有者にはプラスポイントです。今の年間配当利回りはあまり高くないですが、増配すると実質利回りが上昇することになります。ROEも20%近くで推移しておりかなり優秀な数値です。

しかし、株価指標は割高です。配当性向もやや上昇している点も気になる点です。直近では新型コロナウイルスの影響でインバウンド需要が低下、化粧品事業の売上は減少しましたがその反面、消毒液などの衛生関連製品には大きな需要が発生しています。

現在のトータル売上・利益に大きな影響は出ていないものの今後は厳しい業績になると見通しており、2Qの決算にて状況をみて業績予想の修正を検討しています。

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