セブン&アイHDの株価は上昇?下落?事業構造改革で株価はどうなる?【3382】

セブンイレブンを傘下に持つセブン&アイホールディングス(3382)ですが、24時間営業問題、7pay終了、大規模構造改革など大きな動きを見せています。

今後のセブン&アイホールディングスの株価はどうなるのか、業績推移・株価チャートに加え、最近の出来事から考えてみました。

セブン&アイHDについて

まず初めにセブン&アイHDについて見ていきます。

セブン&アイ・ホールディングス(3382)とは

セブン&アイ・ホールディングスはセブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、そごう・西武などを傘下に持つ日本の大手流通持株会社である。日経225及びTOPIX Core30構成銘柄である。

2015年10月現在、同グループの営業利益の約8割をセブン-イレブンによるコンビニ事業が稼いでいる。「セブン&アイHLDGS.」は、同社と各事業会社を総称するグループ呼称としても用いられ、このほか、ポスター・広告などで「セブン&アイグループ」、「セブン&アイ」、2012年度にはTVCM等のサウンドロゴやスポンサークレジットでは、「セブンアイ」とも称することがあった。

wikipediaより

セブン&アイHD収益の柱であるセブンイレブンを知らない人はいないと思います。2019年7月11日(セブンイレブンの日?)に沖縄に出店したことで全国展開を完了しました。

セブンイレブンは鈴木敏文氏が立ち上げ約40年トップに君臨していました。2016年に退任した鈴木敏文氏は「時代を見る目」があるカリスマ経営者として知られています。

7payと24時間営業の問題

ここ最近のセブンイレブンの問題と言えば「7payのサービス廃止」と「24時間営業」です。

7payサービス廃止発表時には「引き続きキャッシュレスサービスの可能性を探る」と再導入の可能性を否定しませんでしたが、既にpaypayやLINEpayが頭一つ抜けている状態でさらに遅れをとるのは厳しいと言わざるをえないです。

また、24時間営業ですが、問題発生時には強気だった本部側ですが、若干歩み寄る形で問題解決を目指しています。これが影響してか2019年10月10日に事業構造改革を打ち出し、インセンティブの見直しと約1,000店舗の閉鎖・移転を進めるとしました。

参考:グループ戦略と事業構造改革について|セブン&アイHD公式サイト

過去に発生した加盟店とのトラブル

セブンイレブンは24時間営業問題以前にもいくつか裁判になった問題があります。

ロスチャージ裁判

ロスチャージとは廃棄ロスや棚卸ロスした商品に対して、売り上げが有ったものとして粗利を算出し、この粗利に基づいて加盟店がロイヤリティを支払う取り決めである。

wikipediaより

簡単にいうと売れなくて期限切れで廃棄したものに対してもロイヤリティを本部に払えというものです。

30件以上同様の裁判が提起されましたが、全て本部側の勝訴となっています。理由としては「加盟店が自己責任で商品の仕入れを行っている」からだそうです。

見切り販売独占禁止法違反

廃棄したものに対してもロイヤリティを支払わないといけない、そうなるとコンビニオーナーとして取る手段としてはスーパーなどで当然のように行われている見切り販売です。賞味期限が近くなった商品を値引きして少しでも廃棄を減らす手段です。

しかし、この見切り販売をすると「契約の更新をしない」、「契約解除」などの行為が本部側にあり、この行為が独占禁止法違反に当たるとして加盟店側の訴えを認める判決が出ています。

徐々に改善されつつあるとはいえ、まだまだセブンイレブンは問題をいくつか抱えているといえます。

株価指標と株価チャートについて

次にセブン&アイHDの株価指標と配当、株価チャートを見ていきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:4,046円

予定年間配当:95円

年間配当利回り:2.35%

予想PER:約17倍、PBRは1.42倍。

明らかに割安、割高とは言えない水準で、指標的には特に気にするポイントはなさそうです。

※株価は2019年11月1日終値時点

配当推移について

下記はセブン&アイHDの配当推移です。

2015年2月期2016年2月期2017年2月期2018年2月期2019年2月期2020年2月期(予)
73円85円90円90円95円95円

配当はここ10年減配していません。配当に関する基本方針は「連結配当性向40%を維持」としています。

2019年2月期の配当性向は41.4%、2020年2月期の予想配当性向は39.9%と問題ない水準の為、2021年期以降も配当は据え置きから若干の増配に期待が持てます。

参考:1株当たりの配当金|セブン&アイHD公式サイト

セブン&アイHDの株価チャート

下記はセブン&アイHDの約3年分の週足株価チャートです。

レンジで推移していたのが24時間営業の問題が出たあたりから株価が下落しはじめ、7pay終了のニュースでも株価を下げました。

その後はやや株価を戻したものの以前厳しい動きです。ここ数年で見ると現在の株価はまだ安値圏に見えます。

今後のセブン&アイHDについて

ここまでマイナスポイントをいくつか見ていきましたが、プラス材料ももちろんあります。まず一番は利益が右肩上がりな事です。2020年2月期も好調で増益予定としています。配当も無理に出していません。

業績好調の理由の一つにプライベートブランド(PB)商品の開発・販売が好調なことがあります。私も気が付くと手に取っている商品にPB商品が多く、店を見ると年々PB商品が増えているように感じます。さらに、日本での収益は伸び悩んでいますが海外(特に北米)ではまだまだ大きく伸びています

2019年10月10日に大規模構造改革を打ち出した時は株価が上昇しました。さまざまな問題に対ししっかりと対応していく姿はプラス材料と捉えられていると感じます。

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