菱洋エレクトロの株価と配当分析!記念配当実施で高配当利回り【8068】

エレクトロニクス商社の菱洋エレクトロ(8068)。2021年1月期に記念配当を実施するため、高配当利回りです。果たして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

菱洋エレクトロの株価POINT
  • 記念配当実施により高配当利回り
  • 株価は上昇推移も利益はやや不安定
  • 配当はDOE目安だが、配当性向がかなり高い
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菱洋エレクトロの事業内容と株価指標

はじめに菱洋エレクトロの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,840円
予定年間配当:180円
年間配当利回り:6.34%
予想PER:60.8倍
PBR:0.83倍

2020年11月27日終値時点のデータ

PERはかなり割高、PBRは割安です。記念配当実施により年間配当利回りはかなり高いです。

菱洋エレクトロ(8068)とは

菱洋エレクトロ(Ryoyo Electro)は半導体/デバイスの販売、ICT製品の販売、組み込み製品の販売を行う企業です。大株主には総合エレクトロニクス商社のレスターホールディングス、三菱電機がいます。

参考:会社概要|菱洋エレクトロ株式会社

菱洋エレクトロの配当推移と株主優待制度

次に菱洋エレクトロの配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は菱洋エレクトロの配当金の推移です。年2回、中間配当(7月)と期末配当(1月)を実施しています。

菱洋エレクトロの年間配当金推移

2016年1月期:30円
2017年1月期:40円
2018年1月期:60円
2019年1月期:60円
2020年1月期:80円
2021年1月期:180円(予)

配当は増配傾向です。2021年3月期は普通配当120円、会社設立60周年の記念配当60円です。

配当方針は「純資産配当率(DOE)3%を目標とした安定的な配当、2021年1月期の株主還元は目標とする純資産配当率の水準を5%へ引き上げる」としています。 DOEを配当目安としていることから安定配当に期待が持てますが、やや高めの水準です。

参考:利益還元方針|菱洋エレクトロ株式会社

株主優待制度

菱洋エレクトロの株主優待ですが、「ギフト商品(3,000円相当)」と「会員限定優待サービス」です。1,000株以上保有、または500株以上を1年以上継続保有している場合が対象です。

1,000株保有で3,000円相当と考えると優待利回りは約0.1%なので利回りは低いですね。

参考:株主優待情報|菱洋エレクトロ株式会社

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菱洋エレクトロの業績推移と株価チャート

次に菱洋エレクトロの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2020年1月期は当初の予定を上回り大きく増益となりました。2021年1月期も増益予想でしたが、大きく下方修正し減益見通しです。

株価チャートの推移

下記は菱洋エレクトロ5年分の週足株価チャートの推移です。

2020年3月に株主還元方針変更と記念配当実施を発表し株価がかなり上昇しています。株価は上昇推移していますが、やや止まりそうな気配も出ています。

菱洋エレクトロの今後について

最後に菱洋エレクトロの配当と今後について考えていきます。

特別配当(記念配当)について

2021年1月期は普通配当の120円でも年間配当利回りは約4.2%と高い水準です。

元々、株主還元方針を配当性向100%としていたのもあり、2019年1月期の配当性向は144.2%、2020年1月期は150.8%、2021年1月期の予想配当性向は約385%とかなり高い水準です。

過去、多くの銘柄が特別配当実施で株価が上昇しています。しかし、その後の株価は業績見通しにより大きく異なる動きをしています。中にはマクセルホールディングスのような株主還元を積極的に行う発表後、業績悪化により無配、株価が大きく下落となったケースもあります。

配当だけで判断するのと、特別配当狙いは非常に難しいです。

今後について

DOEを目安としているため、大きく減配する可能性は低いですが、減配する可能性がゼロではないです。利益以上に配当を出し続けているのは気になる点です。

事業に関しては競争は激しいですが、需要が大きいPC月額課金サービスやチャットボットを利用した業務支援ソフト、AI関連を行っています。

2021年1月期は大きく下方修正し短期的な不安はありますが、将来の伸びしろから株価が上昇しているとも言えます。

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