ペッパーフード(いきなりステーキ)の株価分析!業績悪化で株価は大きく下落推移【3053】

「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービス(3053)の株価が業績悪化の影響で大きく下落推移しています。昔は株価が10倍以上になったテンバガーのペッパーフードサービスですが、果たして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待も確認していきます。

ペッパーフードサービスの株価POINT
  • 株価指標は測定不可、配当は無配に
  • 業績は急落し株価も長期で大きく下落
  • 株価下落により株主優待の利回りは上昇
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ペッパーフードサービスの事業内容と株価指標

はじめにペッパーフードサービスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:413円
予定年間配当:0円
予想PER:—
PBR:—

2020年9月4日終値時点データ

2020年12月期は連続赤字、配当は見送る予定です。

ペッパーフードサービス(3053)とは

株式会社ペッパーフードサービスは、いきなり!ステーキなどステーキを中心としたレストランチェーンを運営する外食産業企業。以前はペッパーランチを運営していましたが、新設子会社の株式会社JPに運営を移管。JP(ペッパーランチ事業)を投資ファンドに売却。

ペッパーフードサービス – Wikipediaより抜粋

約3年前に業績と株価が急成長した「ペッパーフードサービス」。業績成長の要因は「いきなり!ステーキ」です。高級なステーキ肉は前菜などを通してから提供されることが多いですが、それを飛ばしていきなりステーキを提供し、立ち食いスタイルにすることで回転率、コストパフォーマンスを上げるという新業態で注目を浴びました。

しかし、現在は一部地域で「いきなり!ステーキ」店舗同士の競合などの影響により既存店の売上高は大幅に減少。出店計画を見直し2020年内に75店舗の退店を決定。2019年12月期の有価証券報告書には「継続企業の前提に関する注記(ゴーイングコンサーン)」の記載をおこなうと発表しています。

参考:事業概要|株式会社ペッパーフードサービス

ペッパーフードサービスの業績推移と株価チャート

次にペッパーフードサービスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

「いきなり!ステーキ」展開後はメディアにも多く取り上げられ、業績が急成長しました。しかし、2019年12月期は増えすぎた店舗により自社同士が競合、人件費などのコスト上昇問題もあり、56億円を見込んでいた経常利益は2度の下方修正を行い最終的に3,400万円の赤字に。2020年12月期は黒字転換の見通しから現在は約40億円の赤字見通しです。

株価チャートの推移

下記はペッパーフードサービス5年分の週足株価チャートの推移です。

業績急成長に加え、さらなる成長期待値が高く2017年に株価が急激に上昇しました。わずか1年で10倍以上になりましたが、その後は上昇しすぎた株価や業績下方修正などの影響から大きく株価が下落。現在はかなり株価が下落したことで推移しています。

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ペッパーフードサービスの配当推移と株主優待

次にペッパーフードサービスの配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はペッパーフードサービスの配当金の推移です。

ペッパーフードサービスの年間配当金推移

2015年12月期:7.5円
2016年12月期:10円
2017年12月期:25円
2018年12月期:30円
2019年12月期:15円
2020年12月期:0円 (予)

2019年12月期は業績悪化により中間配当の15円のみ、2020年12月期は無配予定です。

業績を伸ばしていた時は配当も大きく増えたため、ここから業績が復活すれば配当も復活する可能性はありますが、現状では短期間でいきなり大きく配当が復活する可能性は低そうです。

株主優待制度について

ペッパーフードサービスの株主優待は自社店舗で利用できる「株主優待券」もしくは「自社商品」です。6月末と12月末の年2回が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上
300株未満
株主優待券1,000円分
300株以上
1,500株未満
株主優待券3,000円分
または商品1セット
1,500株以上
3,000株未満
株主優待券6,000円分
または商品2セット
3,000株以上株主優待券9,000円分
または商品3セット

業績悪化に伴い無配としましたが、現状では株主優待制度に変更は有りません。自社商品券は無くなりにくいというメリットがありますが、あくまでもなりにくいだけで無くなる可能性もあります。

100株保有で年間2,000円相当なので優待利回りは約4.8%です。株価が大きく下落したことで優待利回りが高いです。

参考:株主優待制度|株式会社ペッパーフードサービス

ペッパーフードサービスの決算内容と今後の株価について

最後にペッパーフードサービスの決算内容確認と今後の株価について考えていきます。

決算内容について

2020年7月31日の決算にて2020年12月期2Q累計(1-6月)の連結最終損益は79.1億円の赤字と発表、あわせて通期の業績予想は連結最終損益が45.6億円の赤字見通しとしています。

今後について

多くの外食銘柄では、店舗数が増加しているときの株価は将来の伸びの期待値からかなり割高まで上昇することが多いです。実際、店舗数が増えることで売上・利益ともに上昇し好業績となります。しかし、国内で展開していると必ず限界が来ます。それは「いきなり!ステーキ」に限らず小売業すべてに言えます。

ペッパーフードサービスの株価は以前と比べかなり安くなりましたが、どこまで業績が回復するか不透明感が強く、連続赤字の企業に投資するのはかなりリスクがあります。優待利回りはかなり高いですが、仮に優待廃止や株式統合による実質的な優待金額減額等があれば株価はさらに下落する可能性もあります。

しかし、悪材料はかなり出て株価に織り込まれています。ここ最近では悪材料に対しての下落幅は割と小さく、逆に好材料で大きく上昇するケースがあります。

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