ペッパーフード(いきなりステーキ)の株価分析!業績悪化で株価は大きく下落した位置で推移【3053】

「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービス(3053)。業績悪化の影響で株価が大きく下落した位置で推移しています。果たして今後の株価・配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待も確認していきます。

ペッパーフードサービスの株価POINT
  • 指標はかなり割高
  • 業績悪化で株価が大きく下落
  • 株主優待の利回りはかなり高い
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ペッパーフードサービスの株価指標と事業内容

はじめに、ペッパーフードサービスの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:351円
予定年間配当:未定
予想PER:226倍
PBR:5.38倍
時価総額:138億円

2021年8月19日終値時点データです。
最新の株価はコチラ⇒(株)ペッパーフードサービス【3053】:Yahoo!ファイナンス

指標はかなり割高です。配当は未定ですが期待はできないです。

ペッパーフードサービス(3053)とは

株式会社ペッパーフードサービスは、いきなり!ステーキなどステーキを中心としたレストランチェーンを運営する外食産業企業。

以前はペッパーランチを運営していたが、新設子会社の株式会社JPに運営を移管。JP(ペッパーランチ事業)を投資ファンドに売却。

ペッパーフードサービス – Wikipediaより抜粋

「いきなり!ステーキ」はステーキを立ち食いスタイルにすることで回転率、コストパフォーマンスを上げるという新業態で注目を浴び、2017年-2018年に業績と株価が急成長。

しかし、大量出店により一部地域で店舗同士の競合などの影響もあり売上は大幅に減少。出店計画を見直し不採算店舗を大量閉鎖。2020年12月期の決算短信から「継続企業の前提に関する注記(ゴーイングコンサーン)」の記載、急激に業績が悪化しています。

ペッパーフードサービスの業績推移と株価チャート

次に、ペッパーフードサービスの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

「いきなり!ステーキ」展開後はメディアにも多く取り上げられ業績が急成長。しかし、2019年12月期は店舗同士が競合、人件費などのコスト上昇もあり56億円を見込んでいた経常損益が最終的に3,400万円の赤字に。2020年12月期は黒字転換見通しでしたが、自粛要請など取り巻く環境の悪化もあり大きく赤字となりました。

株価チャートの推移

下記はペッパーフードサービス5年分の週足株価チャートです。

業績好調、高い成長期待値で2017年に株価が急上昇。わずか1年で10倍以上になりましたが、その後は上昇しすぎた影響や業績悪化などで大きく下落。ここ1年半ほど、かなり株価が下落した位置で推移しています。

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ペッパーフードサービスの配当推移と株主優待

次に、ペッパーフードサービスの配当推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記はペッパーフードサービスの配当金推移です。

ペッパーフードサービスの年間配当金推移

2016年12月期:10円
2017年12月期:25円
2018年12月期:30円
2019年12月期:15円
2020年12月期:0円
2021年12月期:未定

2019年12月期は業績悪化で中間配当の15円のみ、2020年12月期は無配となりました。

業績が伸びた時は配当も大きく増えたため、業績が復活すれば配当も復活する可能性はありますが、現状では短期間でいきなり大きく配当が復活する可能性は低そうです。2021年12月期は未定ですが厳しくなる可能性が高いです。

株主優待制度について

ペッパーフードサービスの株主優待は自社店舗で利用できる「株主優待券」もしくは「自社商品」です。6月末と12月末の年2回が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上 300株未満株主優待券1,000円分
300株以上 1,500株未満株主優待券3,000円分
または商品1セット
1,500株以上 3,000株未満株主優待券6,000円分
または商品2セット
3,000株以上株主優待券9,000円分
または商品3セット

100株保有で年間2,000円相当なので優待利回りは約5.7%です。株価が大きく下落したことで優待利回りが高いです。

今後の株主優待はどうなるか

業績悪化に伴い無配となりましたが、現状では株主優待制度に変更は無い様です。自社商品券のような優待は無くなりにくいというメリットがありますが、あくまでも無くなりにくいです。当然、どの優待でもコストが膨らめば、改悪される・無くなる可能性があります

参考:株主優待制度|株式会社ペッパーフードサービス

ペッパーフードサービスの決算内容と今後について

最後に、ペッパーフードサービスの決算内容確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年8月13日の決算にて、2021年12月期2Q累計(1-6月)の経常損益は1.8億円の赤字と発表。あわせて、通期の同損益を2.1億円の黒字予想から1.3億円の黒字予想に修正しています。

今後について

チェーン展開する多くの企業に言えますが、店舗数が増加し売上・利益が増えているときは期待値が高いです。しかし、国内で展開していると必ず限界が来ます。それは「いきなり!ステーキ」に限らずです。

強い不透明感

ペッパーフードサービスの株価は以前と比べかなり安いですが、この先、どこまで業績が回復するか不透明感が強く、連続赤字の企業に投資するのはリスクがあります。優待利回りはかなり高いですが、仮に優待廃止や株式統合による実質的な優待金額減額などがあれば株価はさらに下落する可能性もあります。

限定的な見方も

悪材料はかなり出て、株価に織り込まれています。また、株価が安いため更に下落しても限定されるという見方もできます。

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