総合家電メーカーのパナソニック(6752)、配当は比較的安定推移しています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
パナソニックの株価情報と配当・優待
パナソニックホールディングスの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年2月7日終値時点)
株価:1,430.5円
予想PER:7.26倍
PBR:0.8倍
予想EPS:197.07円
時価総額:3兆5,108億円
最新の株価参考:パナソニック(株)【6752】:Yahoo!ファイナンス
配当金の情報
2024年3月期の予定年間配当:未定
予想年間配当利回り:—
配当金の推移について
下記はパナソニックの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。
2021年3月期は減配しましたが、2022年3月期に回復。2024年3月期の年間配当は未定ですが、中間配当は増配しています。
配当性向は2022年3月期が27.4%、2023年3月期が26.4%です。
配当方針の確認
パナソニックの利益配分の基本方針は「連結配当性向30%を目安に、安定的かつ継続的な配当」としています。
株主優待について
株主優待制度は実施していないです。
パナソニックの業績推移と株価推移
パナソニックホールディングスの業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記はパナソニックの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2020年3月期、2021年3月期は連続減収・減益に。2022年3月期は売上・利益ともに回復も、2023年3月期は減益に。
2024年3月期は大きく増益見通しとしています。
株価のチャート
下記はパナソニック5年分の週足株価チャートです。
株価は2020年11月から上昇も2021年以降は下落推移に。
2023年4月から大きく上昇していましたが、1,800円あたりで押さえつけられ10月以降は下落しています。
パナソニックの事業内容と財務状況
パナソニックホールディングスの事業内容と財務状況を確認していきます。
パナソニックホールディングス(6752)の概要
パナソニック ホールディングス株式会社(英: Panasonic Holdings Corporation)は、日本の電機メーカーグループであるパナソニックグループの統括持株会社。
エアコンや洗濯機などといった白物家電分野をはじめ、照明器具・配線器具などの住宅設備分野や、リチウムイオン二次電池などの車載分野などに重点を置く。
国内では唯一の総合家電メーカー(全部門網羅)となったため、家電業界の多くの部門でトップシェアを有し、家電以外の業界でも国内シェア1位を占める。
パナソニックホールディングス – Wikipediaより抜粋
エアコン・冷蔵庫・TVなどの家電から、電池・太陽光発電・電動アシスト自転車などの家電以外も国内でのシェアが高いです。
旧社名は「松下電器産業株式会社」で、ナショナル(National)ブランドも展開していましたが、世界進出によるブランドイメージ統一のために「パナソニック(Panasonic)」に統一しています。
3カ月決算の実績
下記はパナソニックの連結税引前利益の推移と前期との比較です。
2024年3月期の連結税引前利益は4,550億円見通しとしています。
キャッシュフロー
下記はパナソニックのキャッシュ・フロー推移です。
パナソニックの配当について
年間配当を35円とした場合の利回りは約2.4%です。低くはないですが、高くもないです。
ある程度の安定感を持ちながらも業績に連動する可能性もありそうです。