クボタの株価分析!業績を未定に変更も株価は下落から抜け出し上昇中【6326】

農業機械メーカーとして国内トップ、世界的にも有名なクボタ(6326)の株価と配当について、今後どうなるのか業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。クボタはドラマ「下町ロケット」の技術監修を行い、最新の農業機械アピールの場ともなりました。

クボタの株価POINT
  • 株価にはやや割安感があり、配当利回りは悪くはなさそう
  • 配当は増配推移、配当性向も問題ない水準
  • 売上は比較的好調だが利益はやや伸び悩んでいる
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クボタの事業内容と株価指標

はじめにクボタの事業内容と株価指標を確認していきます。

クボタ(6326)とは

株式会社クボタ(英: Kubota Corporation)は、産業機械(農業機械、建設機械等)、建築材料、鉄管、産業用ディーゼルエンジンのメーカーである。農機メーカーとしては国内首位、世界でも3位である。

クボタ – Wikipediaより抜粋

主な事業は「農業ソリューション」、「水環境ソリューション」、「エンジン」、「建設機械」、「精密機器」、「素形材・鋼管・空調」です。また、海外の売上比率は年々上昇し15年前は約3割でしたが、現在では約6割です。

参考:クボタが目指す次なるステージ|株式会社クボタ

株価指標と配当利回り

2020年7月2日終値時点のクボタの株価指標と配当利回りです。

株価:1,574.5円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:—、PBR:1.37倍

業績見通しは未定に変更しています。配当も未定としていますが、仮に2019年12月期と同額の36円とした場合、年間の配当利回りは約2.3%となります。

クボタの配当推移と株主優待

次にクボタの配当金の推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記はクボタの配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

クボタの年間配当金推移

2015年12月期:28円
2016年12月期:30円
2017年12月期:32円
2018年12月期:34円
2019年12月期:36円
2020年12月期:未定(予)

配当は毎年増配しています。

2019年12月期の配当性向は29.6%なので問題ない水準です。しかし、2020年12月期の配当は未定、利益予想も未定に変更した点や現状の利益状況を考えると2020年12月期の配当は厳しくなる可能性もありそうです。

参考:配当情報|株式会社クボタ

株主優待制度について

クボタは創業130年の記念優待として「3,000円相当のお米とパスタ」を実施します。対象は2020年6月末時点で100株以上保有です。

あくまでも記念優待なので今回限りの実施としていますが、今後については検討していく方針としています。記念優待実施の目的の一つに「中長期に渡り多くの人に株式を保有していただく」とあることから、今後も継続保有限定で優待を実施するなどの可能性はありそうです。

参考:130周年記念株主優待実施のお知らせ|株式会社クボタ

クボタの業績推移と株価チャート

次にクボタの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はクボタの売上高と経常利益の推移です。

売上は右肩上がりで推移していますが、利益は若干伸び悩んでいます。とはいえ大きな下落は無く比較的安定しているとも見えます。2020年12月期は経常利益2,070億円の予定から未定に変更しています。

参考:主要財務データ|株式会社クボタ

株価チャートの推移

下記はクボタ5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は比較的レンジで推移しています。

ここ数年は利益の伸び悩みから株価もやや下落して推移していましたが、2020年に入ると急落、現在は下落から抜け出し上昇してきています。

クボタの決算内容と今後について

最後にクボタの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2020年5月12日の決算にて2020年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は310億円と発表、あわせて、業績予想(連結経常利益は2,070億円)を未定に変更しています。

前年同期比で42.7%減と厳しい決算となり、業績予想を取り下げています。

今後について

業績が伸びるかどうかのポイントとしては民間の施設・設備投資をはじめ公共投資や農業政策がどうなるかによります。また、海外売上高比率も高いので為替の影響も受けます。新型コロナウイルスの影響で設備投資が減少すれば当然売上は下がりますし、為替が円高になれば利益が減ります。

市場シェアや開発力が高く、技術力は確かなものがありますが短期的にはやや見えにくい部分があります。農業への見直しや今後次第ではまだまだ大きく成長する可能性があります。

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