アサヒグループ(Asahi)の株価と配当分析!連続増配当で株主優待実施【2502】

ビール類で国内トップ、傘下には「アサヒビール」、「アサヒ飲料」、「カルピス」、「ニッカ」などを持つアサヒグループホールディングス(2502)の株価と配当が今後どうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また株主優待制度も確認していきます。

アサヒグループホールディングスの株価POINT
  • 株価指標に以前ほどの割高感は無く、配当利回りは高め
  • 連続増配当だが配当性向上昇見通し
  • 業績大きく悪化、今後の不安材料もある
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アサヒの事業内容と株価指標

はじめにアサヒグループホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,559円
予定年間配当:106円
年間配当利回り:2.98%
予想PER:20.4倍
PBR:1.38倍

2020年9月4日終値時点のデータ

株価指標に目立った割安感、割高感はないです。年間の配当利回りは高めです。

アサヒグループホールディングス(2502)とは

アサヒグループホールディングス株式会社(英: Asahi Group Holdings,Ltd.)はアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に持つ持株会社である。

事業子会社はビールなどの酒類を製造・販売する(新)アサヒビール株式会社や清涼飲料水の製造・販売を行うアサヒ飲料とエルビー、食品・健康食品・医薬品の製造・販売を行うアサヒグループ食品、機能性食品や飼料の製造・販売を行うアサヒカルピスウェルネスの5社からなる。

創業が大阪な事と一時期住友銀行(三井住友銀行)から経営再建のため経営陣を送り込まれた関係上、住友グループの企業として扱われる事が多い。

アサヒグループホールディングス – Wikipidiaより抜粋

売上比率は酒類、飲料が多く、国際事業では中国をはじめ豪州・北米・欧州などに展開しています。

参考:セグメント情報|アサヒグループホールディングス

アサヒの株主優待と配当推移

次にアサヒグループホールディングスの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待内容と利回り

アサヒグループホールディングスの株主優待は「グループ会社の商品など」です。権利日は12月です。

保有株式数優待内容
100 株以上
500 株未満
自社グループ製品
(1,000円相当)
500 株以上
1,000株未満
自社グループ製品
(2,000円相当)
1,000株以上自社グループ製品
(3,000円相当)

「限定ビール」、「飲料セット」、「飲料・食品セット」など複数の商品から選択することが出来ます。100株保有で1,000円相当なので優待利回りは約0.3%で低めです。

参考:株主優待制度について|アサヒグループホールディングス

配当金の推移

下記はアサヒグループホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

アサヒグループホールディングスの年間配当金推移

2015年12月期:50円
2016年12月期:54円
2017年12月期:75円
2018年12月期:99円
2019年12月期:100円
2020年12月期:106円(予)

配当は毎年増配しています。

株主還元方針は「配当性向を現状では30%を目途としており、今後は2021年までに35%を目指した安定的な増配を目指します」としています。2019年12月期の配当性向は32.2%、2020年12月期の予想配当性向は約60%とかなり上昇する予想です。

参考:配当情報について|アサヒグループホールディングス

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アサヒの業績推移と株価チャート

次にアサヒグループホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

順調に増加していた利益ですが、2019年12月期は減益に。2020年12月期は増収・増益見通しでしたが未定に変更後、現在は大きく減益見通しです。

株価チャートの推移

下記はアサヒグループホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は順調に上昇していましたが、2018年中旬ごろからレンジで推移。

現在は業績見通しの厳しさもあり、4,000円以下の比較的安い水準まで下落しています。株価が下落したことで以前ほどの割高感は無くなりました。下値メドは約3,000円、上昇メドは3,900円と見ることが出来ます。

アサヒの決算内容と今後について

最後にアサヒグループホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年8月5日の決算にて2020年12月期2Q累計(1-6月)の連結経常利益は411億円と発表、あわせて通期の業績予想は連結経常利益が1,120億円見通しとしています。(2020年2月時点での予想は2,000億円)

今後について

国内ではビール離れが進んでおり、第3のビール消費量は増えているもののビールを中心に全体の酒類消費量は減少して推移しています。アサヒグループホールディングスは酒類以外も展開していますが、売上・利益の4割を占めており、大きな影響が考えられます。

2020年12月期は飲食店向けの需要が大きく減少したことで業績が悪化する見通しです。また、今後も節約志向の強まり、酒税の引き上げや原材料価格の上昇、競争環境などのリスクは多いです。しかし、国内ではコスト削減が進み、海外事業はM&Aを中心に成長している点はプラスです。

2021年12月期にどこまで利益が盛り返せるか、連続増配当となるか減配当となるかポイントとなりそうです。

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