日産自動車の株価分析!業績悪化で無配転落・株価も長期下落推移【7201】

業績悪化などにより株価が下落している日産自動車(7201)。今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。厳しい業績・株価ですが、NISAでは人気銘柄の一つです。

日産自動車の株価POINT
  • 業績悪化により配当は無配転落
  • 業績復活には時間がかかる可能性も
  • 長期で見ると安い株価の可能性があるが、当然リスクもある
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日産自動車の株価指標と事業内容

はじめに株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:587.2円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:38.3倍
PBR:0.56倍
時価総額:2兆4,784億円

2021年10月22日終値時点のデータです。
最新の株価参考サイト:日産自動車(株)【7201】:Yahoo!ファイナンス

PBRは割安、PERは割高です。

日産自動車(7201)とは

日産自動車株式会社(にっさんじどうしゃ、英語: Nissan Motor Co., Ltd.)は、日本の大手自動車メーカー。通称とブランド名は日産(Nissan)。北アメリカやヨーロッパなどの50か国では高級車ブランドのインフィニティ(Infiniti)、また新興国向けには低価格ブランドのダットサン(Datsun)を展開する。

日産自動車の筆頭株主はフランスのルノー。(2018年11月時点で)日産自動車の株式の43.4%をルノーが保有している。 そしてルノー、日産自動車、三菱自動車工業の3社は、ルノー・日産・三菱アライアンスを形成している。

日産自動車 – Wikipediaより抜粋

2018年11月19日に当時の代表取締役会長だったカルロスゴーン氏が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕。2019年5月には2017年度に発表した6か年計画の目標を下方修正しています。

事件は売り

株式相場の格言に「事故は買い、事件は売り」というのがあります。根本的な問題が会社にある事件の場合、「全てを解消できるか不透明」かつ「解消するまでに時間がかかる」ため「事件の株は売り」と言われています。

日産自動車の業績推移と株価チャート

次に業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2020年3月期は主に欧米での落ち込みや為替の円高により大きく減収・減益、2021年3月期もかなり厳しく最終損益は連続赤字に。2022年3月期の最終損益は600億円の黒字回復見通しです。

日産自動車の最終損益推移

2017年3月期:6,635億円
2018年3月期:7,469億円
2019年3月期:3,191億円
2020年3月期:-6,712億円
2021年3月期:-4,487億円
2022年3月期:600億円(予)

参考:日産|財務・業績ハイライト

株価チャートの推移

下記は日産自動車5年分の週足株価チャートです。

株価は2018年11月の事件以降、大きく下落。2020年11月以降は赤字縮小、黒字見通しなどもありやや上昇していますが、まだまだ厳しいです。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは700円、下落した場合のメドは500円辺りと見ることが出来そうです。

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日産自動車の配当推移と株主優待制度

次に配当金推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記は日産自動車の配当金の推移です。2021年3月期は無配です。

日産自動車の年間配当金推移

2017年3月期:48円
2018年3月期:53円
2019年3月期:57円
2020年3月期:10円
2021年3月期:0円
2022年3月期:未定

2020年3月期は想定以上の業績悪化で大きく配当を減額、2021年3月期の配当は無配に転落。2022年3月期は黒字回復見通しですが、仮に復配しても厳しくなるのが想定されます。

参考:配当情報|日産

株主優待について

日産の株主優待は「株主が日産車新車を購入する」or「株主が紹介した人が日産車新車を購入」した場合にもらうことができるものです。

内容は株主に5,000円ギフトカード、紹介で車を購入した人に5,000円相当のカタログギフトです。優待というよりは紹介のような形です。公式サイトでも「紹介特典制度」としています。

参考:株主様紹介特典制度について|日産

日産自動車の決算内容と今後について

最後に決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2021年7月28日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は902億円と発表。あわせて通期の連結最終損益を600億円の赤字見通しから600億円の黒字見通しに上方修正しています。

今後について

2019年7月の決算時には、5年をめどに1万2,500人の人員削減と海外工場の閉鎖を発表しています。人員削減はコスト削減になりますが、育てた人材を外に流出してしまうというリスクもあります。

過去は大きな下落から復活

2008年、2009年にリーマンショックの影響で業績悪化、無配当で大きく株価が下落しました。しかし、その後に復活しています。同じように立て直すことができれば、将来「こんなに安く買えるチャンスがあった」となります。

保有する理由を考える

「日産なら大丈夫、これから復活するから応援したい」という気持ちならば長期保有するのは良いです。しかし、国内の自動車産業は日産に限らず不透明感は強いです。

どの銘柄にも言えることですが、あくまでも指標は参考にして最終的にはその会社を応援できるかが株を保有する重要なポイントです。

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