日産自動車の株価分析!大きく下落後は安値推移・黒字回復で配当復活【7201】

自動車大手の日産自動車(7201)。今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。株価は厳しい推移ですが業績は黒字回復しています。

日産自動車の株価POINT
  • 業績悪化で配当は無配転落も復配
  • 完全復活には時間がかかる可能性も
  • 安い株価となる可能性があるが、当然リスクもある
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日産自動車の株価情報と業績推移

日産自動車の株価情報と業績推移を見ていきます。

株価指標

株価:492.9円
予想PER:12.45倍
PBR:0.38倍
予想EPS:39.59円
時価総額:2兆804億円

2022年11月14日終値時点のデータ。
最新の株価参考:日産自動車(株)【7201】:Yahoo!ファイナンス

PBRは割安感が強いです。

売上高と利益の推移

下記は日産自動車の売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

日産自動車の最終損益推移

2018年3月期:7,469億円
2019年3月期:3,191億円
2020年3月期:-6,712億円
2021年3月期:-4,487億円
2022年3月期:2,155億円
2023年3月期:1,550億円(予)

2020年3月期は、欧米での落ち込みや為替の円高により大きく減収・減益。2021年3月期もかなり厳しく最終損益は連続赤字となりました。

2022年3月期は黒字回復しています。

参考:日産|財務・業績ハイライト

株価の推移

下記は日産自動車5年分の週足株価チャートです。

株価は2018年11月の事件以降に大きく下落。2020年11月に赤字縮小、黒字見通しなどから底値から抜けて上昇。その後はレンジで推移しています。

最安値からは抜けていますが、まだまだ厳しい株価推移です。

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日産自動車の配当情報と株主優待

日産自動車の配当情報と株主優待制度を見ていきます。

配当情報

2023年3月期の予定年間配当:5円
予想年間配当利回り:1.01%

配当金の推移

下記は日産自動車の配当金の推移です。

日産自動車の年間配当金推移

2018年3月期:53円
2019年3月期:57円
2020年3月期:10円
2021年3月期:0円
2022年3月期:5円
2023年3月期:5円(予)

2020年3月期は想定以上の業績悪化で大きく配当を減額、2021年3月期は無配転落。2022年3月期は黒字回復で復配していますが厳しいです。

2022年3月期の配当性向は9.1%、2023年3月期の予想配当性向は約13%です。

参考:配当情報|日産

株主優待について

日産の株主優待は「株主が紹介した人(株主本人含む)が日産車新車を購入」した場合に対象となります。

内容はデジタルカタログギフト5,000円分です(株主本人が購入の場合は10,000円分)。優待というよりは特典のような形で、公式サイトでも「紹介特典制度」としています。

参考:株主様紹介特典制度について|日産

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日産自動車の事業・決算内容と今後について

日産自動車の事業・決算内容の確認と今後について考えてみます。

日産自動車(7201)とは

日産自動車株式会社(にっさんじどうしゃ、英語: Nissan Motor Co., Ltd.)は、日本の多国籍自動車メーカー。

北アメリカやヨーロッパなどの50か国では高級車ブランドのインフィニティ(Infiniti)、また新興国向けには低価格ブランドのダットサン(Datsun)を展開する。

日産自動車 – Wikipediaより抜粋

フランスのルノー、三菱自動車工業との3社でアライアンスを形成。

2018年11月19日に当時の代表取締役会長だったカルロスゴーン氏が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕。2019年5月には2017年度に発表した6か年計画の目標を下方修正しています。

決算内容を時系列に確認

2022年5月12日に決算発表。

2022年3月期の連結最終利益は2,155億円と発表。2023年3月期の同利益は1,500億円見通し、年間配当は5円予定としています。

2023年3月期1Q決算

2022年7月28日に決算発表。

2023年3月期1Q(4-6月)の連結最終利益は471億円と発表、前年同期比58.9%減となりました。

2023年3月期2Q決算

2022年11月9日に決算発表。

2023年3月期2Q累計(4-9月)の連結最終利益は644億円と発表、また、通期の同利益を1,500億円予想から1,550億円予想に上方修正しています。

今後について

2019年7月の決算時には、5年をめどに1万2,500人の人員削減と海外工場の閉鎖を発表しています。人員削減はコスト削減になりますが、育てた人材を外に流出してしまうというリスクもあります。

2022年3月期は想定より回復が早く、期初は600億円の最終赤字予想でしたが、2,155億円の黒字まで大きく回復しています。

過去には大きな下落から復活

2008-2009年はリーマンショックの影響で業績悪化、無配当で大きく株価が下落しました。しかし、その後は復活しています。

同じように立て直すことができ、配当が過去と同水準に戻ったら「こんなに安く買えるチャンスがあった」となります。

保有する理由を考える

「日産なら大丈夫、復活するから応援したい」という気持ちならば長期保有するのは良いですが、自動車業界は競争や新技術の展開などが激しく不透明感があります。

どの銘柄にも言えることですが、指標は参考にして最終的には「その会社を応援できるか」が株を保有する重要なポイントと言えます。株価が下落している、安値で推移しているのは「警戒ポイントが多い」と見ることもできます。

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