日本郵船の株価分析!長期下落の株価が需給改善で大きく上昇!配当も大幅増配!【9101】

海運売上高国内トップの日本郵船(9101)。業績低迷が続き株価は長期で厳しい推移でしたが、大きく業績上方修正を行い株価が上昇しています。配当も大幅増額修正を行っています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャートを分析してみました。

日本郵船の株価POINT
  • 株価指標に割安感があり、年間配当利回りは大幅増配で高い
  • 配当は業績に連動するため、今後も増配・減配する可能性が高い
  • 株価は需給改善で急上昇
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日本郵船の事業内容と株価指標

はじめに日本郵船の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,775円
予定年間配当:130円
年間配当利回り:3.44%
予想PER:7.1倍
PBR:1.27倍

2021年3月18日終値時点のデータ

株価指標は割安です。大きく増配予定で年間配当利回りは高いです。

日本郵船(9101)とは

日本郵船株式会社(にっぽんゆうせん、Nippon Yusen Kabushiki Kaisha)は、1885年(明治18年)9月29日に創立された船会社である。三菱財閥(三菱グループ)の中核企業であり、三菱重工とともに三菱グループの源流企業である。1893年(明治26年)12月15日に株式会社となった。

日本の3大海運会社の一つであり、戦後の株式特定銘柄12社の一つでもある。

日本郵船 – Wikipediaより抜粋

行っている事業は「一般貨物輸送事業」、「不定期専用船事業」、「その他事業」です。社名に「船」とあるように海運がメインですが空運、陸運など総合物流に展開しています。

参考:5分でわかる日本郵船|日本郵船株式会社

日本郵船の業績推移と株価チャート

次に日本郵船の業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

売上は減少推移、利益も厳しい推移でしたが、2021年3月期は上方修正して大きく増益見通しです。

参考:業績推移|日本郵船株式会社

株価チャートの推移

下記は日本郵船5年分の週足株価チャート推移です。

株価は業績同様に長期で厳しめで推移していましたが、2020年9月以降から大きく上昇しています。10年分のチャートを見ても高値水準の株価です。上昇が止まってもおかしくないポイントですが、大きく上昇、大きく下落しているときは過剰に反応することも多いため、判断は難しいです。

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日本郵船の配当推移と株主優待

次に日本郵船の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は日本郵船の配当金の推移です。

日本郵船の年間配当金推移

2016年3月期:60円
2017年3月期:0円
2018年3月期:30円
2019年3月期:20円
2020年3月期:40円
2021年3月期:130円(予)

配当にはばらつきがあり、利益に応じた配当を実施しています。

配当方針は「連結配当性向25%を目安とし、業績の見通し等を総合的に勘案し利益配分を決定 」です。2020年3月期の配当性向は21.7%、2021年3月期の予想配当性向は約24%です。

参考:配当・株主優待|日本郵船株式会社

株主優待制度

日本郵船の株主優待は「飛鳥クルーズ10%割引優待券」、権利日は3月末です。

所有株式数優待内容
100株以上優待券 3枚
500株以上優待券 6枚
1,000株以上優待券 10枚

優待による株価への影響はなさそうです。

日本郵船の決算内容と今後の株価

最後に日本郵船の決算内容と今後の株価について考えていきます。

決算内容について

2021年2月3日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は1,220億円と発表。あわせて通期の同利益を700億円から1,600億円に上方修正、年間配当を50円予定から130円予定に大幅増額修正しています。

今後の株価について

これまで特に厳しかったコンテナ船部門が医療関連・巣ごもり需要もあり急回復したことで業績が大幅に改善。2021年3月期の期初では業績悪化予想でしたが、為替の円安や燃料費(原油価格)の下落、特別利益の計上もあり上方修正を行い、かなり大きく増益予想です。

しかし、売上は年々減少しており、これまでは船運だけでなく空運や物流事業も良好とは言えなかったです。また、自己資本比率がやや低い点も不安材料の一つです。短期的にはしばらくかなり好調な見通しですが、株価はかなり上昇しています。

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