カシオ計算機(CASIO)の株価分析!業績悪化も短期の株価は上昇レンジ【6952】

カシオ計算機(6952)の株価が2020年に入り大きく下落しましたが、その後は上昇レンジで推移しています。果たしてこの先の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

カシオ計算機の株価POINT
  • 安定配当方針だが、配当性向は高い水準
  • 売上は減少、利益も厳しい推移
  • 厳しい業績だが短期株価は上昇レンジ
スポンサーリンク

カシオ計算機の株価指標と事業内容

はじめにカシオ計算機の株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,880円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:26.8倍
PBR:2.15倍

2021年6月18日終値時点のデータ

指標はやや割高です。2022年3月期の年間配当金は未定ですが、2021年3月期と同じ年間45円と仮定すると配当利回りは約2.4%です。

カシオ計算機(6952)とは

カシオ計算機株式会社(カシオけいさんき、英: CASIO COMPUTER CO., LTD.)は電卓、電子辞書、電子楽器、時計などを扱う日本の電機メーカー。通称カシオ(CASIO)。

「カシオ計算機」の社名が象徴するように、創業時は機械式計算機などを生産、後に電子式卓上計算機(電卓)を発売する。

その後、電卓デバイスを基礎に事業分野を拡大し、現在の主な事業分野は電卓、電子文具、時計などの個人向け情報機器や、システム機器、電子デバイスなどの製造と販売。

近年は電波時計や電子辞書、TFT液晶などを主力商品として積極的に展開している。かつては携帯電話、デジタルカメラも手がけていたが現在は撤退している。

カシオ計算機 – Wikipediaより抜粋

主要セグメントはウオッチ・電卓などの「コンシューマ事業」で売上の80%以上をしめています。国内だけでなくアジア、北米、欧州にも広く展開しています。

参考:セグメント情報|CASIO

カシオ計算機の業績推移と株価チャート

次にカシオ計算機の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

ここ数年は売上・利益ともに厳しい数字です。経常利益は戻りつつありましたが、2021年3月期は大きく減益に、2022年3月期は回復予想です。

株価チャートの推移

下記はカシオ計算機5年分の週足株価チャート推移です。

2019年8月ごろから株価が急上昇、2020年に入り環境悪化もあり、急落して上昇前の水準に。その後は上昇レンジで推移しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは2,200円、下落した場合のメドは1,600円辺りと見ることが出来そうです。

スポンサーリンク

カシオ計算機の配当推移と決算内容

次にカシオ計算機の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はカシオ計算機の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

カシオの年間配当金推移

2017年3月期:40円
2018年3月期:50円
2019年3月期:45円
2020年3月期:45円
2021年3月期:45円
2022年3月期:未定

2018年3月期の配当は普通配当が40円、創立60周年の記念配当が10円。配当性向は2020年3月期が62.3%、2021年3月期が90.9%です。

株主還元方針の確認

株主還元方針は「業績連動かつ安定配当を重視」とし、中期経営計画(2019年度-2021年度)では「配当性向40%、DOE5%を水準」としています。

参考:配当金推移|カシオ計算機公式サイト

決算内容について

2021年5月13日の決算にて、2021年3月期の連結経常利益は163億円と発表。2022年3月期の同利益は245億円見通し、年間配当は未定としています。

カシオ計算機の今後の株価について

最後にカシオ計算機の今後について考えていきます。

今後の見通しについて

カシオ計算機のメイン事業はG-SHOCKを中心とした時計事業です。一時期、腕時計というジャンルはニーズが減少するとみられていましたが、近年は高性能・ブランド力のある「やや高価格帯」の商品ニーズが高まっているとの観測があります。もちろん、その中にはスマートウォッチも含まれます。

リスク要因

扱っている商品の性質上、各国の経済や個人消費に大きく影響されます。また、発売した商品が人気となれば大きく売上を伸ばすことができますが、反対に他社が類似商品で人気を獲得した場合は売上が下落する可能性があります。

2022年3月期は業績回復見通しですが、2021年3月期は特別で除外しても売上・利益ともに減少傾向なのは気になるポイントです。

タイトルとURLをコピーしました