カシオ計算機(6952)の株価が上昇中、まだまだ上がるのか、配当がどうなるかを分析してみた

カシオ計算機(6952)の株価ですが2019年8月ごろから株価が好調で上昇しています。この先も株価を伸ばすことができるのか、業績や各指標の割安度、配当を確認して今後の株価について考えてみました。

  • カシオ計算機の現在の株価、各指標や配当利回りと配当推移を確認
  • 過去の業績と株価チャートを確認
  • 最近の業績や今後の予測から今後の見通しを確認

カシオ計算機の株価、割安度と配当を確認

はじめにカシオ計算機の株価、各指標と配当の推移を見ていきます。

各指標と配当利回り

カシオ計算機の現在の株価は1,664円。PERは17.9倍、PBRは1.98倍、年間配当は未定としていますが、2019年3月期の45円で計算すると年間配当利回りは約2.7%です。各指標はやや高めという印象ですが、ものすごく高いというわけでもないです。

※株価は2019年10月4日終値

2019年3月期の配当ですが中間配当が1株20円(権利日は9月末)、期末配当金が25円(権利日は3月末)の合計45円でした。

過去の配当推移を確認

カシオ計算機、過去の配当推移一覧です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
35円40円40円50円45円未定

2018年3月期の配当ですが、創立60周年の記念配当10円が加わっています。記念配当を除くと増配傾向です。配当の方針ですが、安定配当をベースに業績とのバランスを考慮するとしています。

配当性向40%を目安としているのを考えると、2018年3月期の63%、2019年3月期の50%と若干配当性向が高いのは気になる点ですが、今のところ年間配当は1株当たり45円が本線と考えられます。

参考:配当金推移|カシオ計算機公式サイト

参考:中期経営計画|カシオ計算機公式サイト

業績の推移と株価チャートについて

次に業績の推移と株価チャートを確認していきます。

過去の売上と利益の推移

カシオ計算機の過去5期分+今期の予想の売上高・経常利益の推移です。

ここ数年の業績は厳しい数字が続いています。若干ですが経常利益が上昇している点はプラスポイントですが、伸び悩んでいる印象が強いです。

株価チャート

カシオ計算機、直近約3年の週足株価チャートです。

2019年8月ごろに下落トレンドが終わり、上昇トレンドになって現在も上昇中です。このまま上昇した場合、1,900円が上値のメド、下値は1,500円辺りと考えられます。

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績を確認

2019年8月1日の決算にて2020年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は70.3億円と発表。上期計画の148億円に対する進捗率は47.5%、通期計画の310億円に対する進捗率は22.7%になりました。

ここ数年の同期間と比較すると、売り上げは若干減少しているものの利益はしっかりという印象で、比較的好調な出足となっています。

今後の見通しについて

カシオ計算機の現在のメイン事業はG-SHOCKを中心とした時計事業です。一時期、腕時計というジャンルはニーズが減少するとみられていましたが、今は高性能・ブランド力のあるやや高価格帯の商品ニーズが高まっているとの観測があります。もちろん、その中にはスマートウォッチも含まれています。

扱っている商品の性質上、各国の経済や個人消費に大きく影響されます。また、発売した商品が人気となれば大きく売上を伸ばすことができますが、反対に他社が類似商品で人気を獲得した場合は売上が下落する可能性があります。

G-SHOCKというブランドは強みではありますが、現在の株価は上昇したことで若干ですが割高にあると見ています。現在の上昇トレンドがいつまで続くか、非常に注目しています。

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