カシオ計算機(CASIO)の株価分析!業績悪化も株価下落は限定的【6952】

カシオ計算機(6952)の株価ですが2019年8月ごろから株価が上昇していました。その後、2020年に入り大きく下落しましたが、ここ最近は再び上昇しています。果たしてこの先の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

カシオ計算機の株価POINT
  • 安定配当方針だが、配当性向は高い水準で減配可能性
  • 売上は減少、利益も大きく減益見通し
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カシオ計算機の事業内容と株価指標

はじめにカシオ計算機の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:1,715円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:138倍
PBR:2.1倍

2020年9月10日終値時点のデータ

PERはかなり割高です。配当金は未定としていますが、2020年3月期と同じ年間45円と仮定すると年間配当利回りは約2.5%です。

カシオ計算機(6952)とは

カシオ計算機株式会社(カシオけいさんき、英: CASIO COMPUTER CO., LTD.)は電卓、電子辞書、電子楽器、時計などを扱う日本の電機メーカー。通称カシオ(CASIO)。

「カシオ計算機」の社名が象徴するように、創業時は機械式計算機などを生産、後に電子式卓上計算機(電卓)を発売する。その後、電卓デバイスを基礎に事業分野を拡大し、現在の主な事業分野は電卓、電子文具、時計などの個人向け情報機器や、システム機器、電子デバイスなどの製造と販売。近年は電波時計や電子辞書、TFT液晶などを主力商品として積極的に展開している。かつては携帯電話、デジタルカメラも手がけていたが現在は撤退している。

カシオ計算機 – Wikipediaより抜粋

主要セグメントはウオッチ、電卓などの「コンシューマ事業」で売上の80%以上をしめています。国内だけでなくアジア、北米、欧州にも広く展開しています。

参考:セグメント情報|CASIO

カシオ計算機の業績推移と株価チャート

次にカシオ計算機の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

ここ数年は売上・利益ともに厳しい数字が続いています。経常利益はここ数年でやや戻りつつありますが、伸び悩んでいる印象は強いです。2021年3月期は大きく減収・減益見通しです。

株価チャートの推移

下記はカシオ計算機5年分の週足株価チャートの推移です。

業績と同じように株価が推移していましたが、2019年8月ごろから大きく上昇。しかし、2020年に入り相場環境の悪化で急落して上昇前の水準に。現在の株価は業績見通しの厳しさを考えるとやや高めです。

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カシオ計算機の配当推移と決算内容

次にカシオ計算機の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はカシオ計算機の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

カシオの年間配当金推移

2015年3月期:35円
2016年3月期:40円
2017年3月期:40円
2018年3月期:50円
2019年3月期:45円
2020年3月期:45円
2021年3月期:未定

2018年3月期の配当は普通配当が40円、創立60周年の記念配当が10円です。記念配当を除くと増配傾向で推移しています。

配当の方針ですが、中期経営計画にて「配当性向40%、DOE5%を目安」としています。配当性向は2018年3月期が63%、2019年3月期が62%と高く、DOEも5.3%です。安定配当方針とはいえ、2021年3月期の利益は厳しい見通しで配当を未定にしているので減配する可能性もあります。

参考:配当金推移|カシオ計算機公式サイト

参考:中期経営計画|カシオ計算機公式サイト

決算内容について

2020年7月31日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常損益は10.6億円の赤字と発表、あわせて通期の業績予想は連結経常利益が50億円見通しとしています。

カシオ計算機の今後の株価について

最後にカシオ計算機の今後について考えていきます。

今後の見通しについて

カシオ計算機の現在のメイン事業はG-SHOCKを中心とした時計事業です。一時期、腕時計というジャンルはニーズが減少するとみられていましたが、近年は主に外国人に高性能・ブランド力のあるやや高価格帯の商品ニーズが高まっているとの観測があります。もちろん、その中にはスマートウォッチも含まれています。

扱っている商品の性質上、各国の経済や個人消費に大きく影響されます。また、発売した商品が人気となれば大きく売上を伸ばすことができますが、反対に他社が類似商品で人気を獲得した場合は売上が下落する可能性があります。

短期的にはインバウンド需要の減少もあり、厳しい予想です。そうでなくても売上は減少傾向で利益が伸び悩んでいたのも気になるポイントです。

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