セイコーエプソン(EPSON)の株価分析!株価は下落から上昇へ・高配当だが配当性向も高め【6724】

インクジェットプリンタで国内トップクラスのセイコーエプソン(6724)。株価は長期で下落していましたが、業績回復の影響もあり短期では上昇しています。果たしてこの先の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

セイコーエプソンの株価POINT
  • 年間配当利回りは高めだが、配当性向は高い
  • 海外売上比率が高く海外市況・為替の影響を大きく受ける
  • 業績は大きく回復予想で株価も回復
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セイコーエプソンの株価指標と事業内容

はじめに、セイコーエプソンの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,985円
予想年間配当:62円
年間配当利回り:3.12%
予想PER:14.3倍
PBR:1.22倍

2021年8月2日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒セイコーエプソン(株)【6724】:Yahoo!ファイナンス

株価指標は割安、年間配当利回りは高めです。

セイコーエプソン(6724)とは

セイコーエプソン株式会社(Seiko Epson Corporation)は、情報関連機器、精密機器のメーカーである。略称・ブランドは「エプソン(EPSON)」。

インクジェットプリンターを始めとするプリンターや、プロジェクタ、パソコンといった情報関連機器、水晶振動子(クォーツ)、半導体などの電子デバイス部品の製造を行っている。また子会社ではないものの、セイコーホールディングス株式会社、セイコーインスツル株式会社とともに「セイコーグループ中核3社」の1つとされ、SEIKOブランド、およびORIENTブランドの各腕時計の開発・生産も行っている。

社名からセイコーホールディングスの子会社と誤解されることが多いが、別経営の独立した会社である。

セイコーエプソン – Wikipediaより抜粋

エプソンの主な事業はインクジェットプリンター、スキャナー、オフィス製紙機などの「プリンティングソリューションズ事業」です。売上の約8割が海外(欧米・アジア)です。

参考:セグメント情報|エプソン

セイコーエプソンの業績推移と株価チャート

次に、セイコーエプソンの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2020年3月期の経常利益は当初590億円の見通しでしたが、397億円の大きく減益で着地。2021年3月期は増益、2022年3月期も増益予想で大きく回復見通しです。

参考:業績ハイライト|エプソン

株価チャートの推移

下記はセイコーエプソン5年分の週足株価チャート推移です。

株価は2018年から「先の不透明感や業績悪化の影響」で下落。2020年11月以降から「あく抜け感・業績上方修正の影響」で上昇しています。1,800円-2,000円辺りは何度か上昇が止まった位置です。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは2,500円、下落した場合のメドは1,500円辺りと見ることが出来そうです。

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セイコーエプソンの配当金推移と決算内容

次に、セイコーエプソンの配当金推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記はセイコーエプソンの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

セイコーエプソンの年間配当金推移

2017年3月期:60円
2018年3月期:62円
2019年3月期:62円
2020年3月期:62円
2021年3月期:62円
2022年3月期:62円(予)

配当は据え置き推移です。配当性向は2020年3月期が278%、2021年3月期が69.3%、2022年3月期の予想が約48%です。

配当政策の確認

配当方針は「中期的には連結配当性向40%程度を目標」としています。配当予想を出しているため、2022年3月期も据え置き可能性が高いですが、配当性向の推移を考えると減配してもおかしくない水準です。

参考:株主還元|エプソン

なお、エプソンは株主優待は実施していません。

決算内容を確認

2021年7月30日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は234億円と発表。あわせて通期の同利益を550億円予想から670億円予想に上方修正しています。

セイコーエプソンの今後の株価について

最後に、セイコーエプソンの株価上昇要因と下落要因について考えてみます。

セイコーエプソンの株価上昇ポイント

通常のインクカートリッジプリンターから環境負荷・ランニングコストの低い大容量インクタンクプリンターに力を入れており、徐々に市場に浸透してきているのが復活のカギとなる可能性があります。

業績が大きく回復へ

2021年3月期は減益予想でしたが最終的に増益で着地、2022年3月期も大きく増益予想で業績が回復してきています。配当性向はやや高めですが配当は据え置き予定、不透明感はややありますが、このまま減配とならなければ高配当のため、ある程度の株価の下支えとなる可能性もあります。

セイコーエプソンの株価下落ポイント

2020年3月期の業績悪化の主な要因は中国・インドをはじめ欧米各国の市況悪化と為替の円高進行です。これらは長期的な不透明感がまだあります。

また、配当金は減配してもおかしくない水準の配当性向で推移しています。仮に想定より業績回復が遅れ、減配となれば当然株価への影響も考えられます。

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