三菱マテリアルの株価分析!株価は長期で下落も業績は回復見通し【5711】

総合材料メーカーの三菱マテリアル(5711)。株価は業績悪化の影響で長期で下落、配当も減配しており厳しい状況です。果たして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析していきます。

三菱マテリアルの株価POINT
  • 割安感あり、やや高めの利回り
  • 業績はやや厳しい推移、株価も長期で下落
  • 株主優待の魅力はあまりない
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三菱マテリアルの株価指標と事業内容

はじめに、三菱マテリアルの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,344円
予定年間配当:50円
年間配当利回り:2.13%
予想PER:8.3倍
PBR:0.54倍
時価総額:3,082億円

2021年9月10日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒三菱マテリアル(株)【5711】:Yahoo!ファイナンス

指標は割安です。年間配当利回りは平均より高めです。

三菱マテリアル(5711)とは

三菱マテリアル株式会社(みつびしマテリアル、英名:Mitsubishi Materials Corporation)は、三菱グループの大手非鉄金属メーカーである。伸銅品で日本国内シェアトップ。

銅製錬、セメント製造、金属加工(自動車部品の製造等)、アルミ缶製造などの事業を行っている。1990年に三菱金属と三菱鉱業セメントが合併して現在の社名となった。三菱系企業としてのルーツは1871年からの炭鉱事業にさかのぼる。

三菱マテリアル – Wikipediaより抜粋

主要事業は「セメント」、「金属事業」、「加工事業」です。他にも「電子材料」、「アルミ事業」など多くの事業を行っています。2017年に品質不正問題が子会社に発生しました。

三菱マテリアルの業績推移と株価チャート

次に、三菱マテリアルの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高・経常利益の推移

利益は厳しい推移です。2020年3月期の経常利益は当初620億円予想でしたが下方修正を行い496億円で着地、最終損益は728億円の赤字となりました。2022年3月期は回復見通しです。

参考:業績|三菱マテリアル

株価チャートの推移

下記は三菱マテリアル5年分の週足株価チャートです。

株価は長期で下落しています。2022年3月期は業績回復見通しですが、過去の株価と比較すると安い水準で推移しており警戒されていると見えます。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは2,800円、下落した場合のメドは1,800円辺りと見ることが出来そうです。

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三菱マテリアルの配当推移と株主優待

次に、三菱マテリアルの配当推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記は三菱マテリアルの配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

三菱マテリアルの年間配当金推移

2017年3月期:60円
2018年3月期:80円
2019年3月期:80円
2020年3月期:80円
2021年3月期:50円
2022年3月期:50円(予)

2021年3月期に減配しています。配当性向は2020年3月期が最終赤字、2021年3月期が26.8%、2022年3月期の予想が約18%です。

配当方針の確認

2020年度から2022年度までの中期経営戦略期間中の配当は「1株当たり年間80円の方針」でしたが、「下限を50円」に変更しています。

参考:配当|三菱マテリアル

株主優待制度について

三菱マテリアルの株主優待は「金・銀・プラチナ等の購入・売却での優待」です。毎年3月末、9月末が権利日です。他にも通販割引、観光施設の無料利用がありますがお得と紹介されることは無いです。

参考:株主優待制度|三菱マテリアル

三菱マテリアルの決算内容と今後について

最後に、三菱マテリアルの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年8月6日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は251億円と発表。あわせて通期の同利益を370億円予想から560億円予想に上方修正しています。

今後について

三菱マテリアルは世界有数の素材メーカーで幅広い事業領域を持ちます。扱っている商品の関係上それぞれの原料の相場価格や、為替レート、調達コストなど様々な要因が業績に大きく影響します。

技術力と注意点

世界でも有数のメーカーで「サーミスターセンサー」、「鉛フリー快削黄銅の開発」などの能力も持っています。2022年3月期は想定以上の回復を見せ、増配する可能性もありますが、ここ数年は利益が減少推移、有利子負債の多さも気になるポイントです。

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