三菱マテリアルの株価が下落!今後どうなるか、株価チャート・配当推移を分析【5711】

総合材料メーカーの三菱マテリアル(5711)の株価が業績悪化の影響で大きく株価が下落しています。果たして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析して見ました。

三菱マテリアルの株価POINT
  • 配当利回りは高めだが、配当性向を考えると減配する可能性がある
  • 業績はかなり厳しい見通しで株価も下落して推移している
  • 株主優待にあまり魅力は感じない
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三菱マテリアルの事業内容と株価指標

はじめに三菱マテリアルの事業内容と株価指標を確認していきます。

三菱マテリアル(5711)とは

三菱マテリアル株式会社(みつびしマテリアル、英名:Mitsubishi Materials Corporation)は、三菱グループの大手非鉄金属メーカーである。伸銅品で日本国内シェアトップ。セメント協会会員。銅製錬、セメント製造、金属加工(自動車部品の製造等)、アルミ缶製造などの事業を行っている。1990年に三菱金属と三菱鉱業セメントが合併して現在の社名となった。三菱系企業としてのルーツは1871年(明治4年)からの炭鉱事業にさかのぼる。

wikipediaより抜粋

主な事業は「セメント」、「金属事業」、「加工事業」です。他にも「電子材料」、「アルミ事業」など多くの事業を行っています。2017年に品質不正問題が子会社に発生しました。

参考:中期経営戦略|三菱マテリアル

株価指標と配当利回り

現在の株価:2,298円

予定年間配当:80円

年間配当利回り:約3.48%

予想PER:–、PBR:0.47倍

※株価は2020年3月27日終値

2020年3月期は赤字の見通しなのでPERの算出なし、PBRはかなり割安です。配当利回りは高めです。

三菱マテリアルの財務状況

時価総額:3,022億円

自己資本比率:31.9%

ROE:-9%、ROA:2.1%(2020年3月期予測)

三菱マテリアルの配当推移と株主優待

次に三菱マテリアルの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は三菱マテリアルの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

三菱マテリアルの年間配当金推移

2015年3月期:80円
2016年3月期:100円
2017年3月期:60円
2018年3月期:80円
2019年3月期:80円
2020年3月期:80円(予)

配当は据え置きです。

2019年3月期の配当性向は約806%、2020年3月期は赤字というのを考えるとかなり無理をして配当を維持している印象です。今後、減配する可能性があり配当が増える可能性はかなり低いと考えられます。

参考:配当|三菱マテリアル

株主優待制度について

三菱マテリアルの株主優待は「金・銀・プラチナ等の購入・売却での優待」です。毎年3月末、9月末が権利日です。他にも通販割引、観光施設の無料利用がありますが、あまり魅力的ではないと感じます。

参考:株主優待制度|三菱マテリアル

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三菱マテリアルの業績推移と株価チャート

次に三菱マテリアルの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

経常利益が減少して推移しています。2020年3月期の経常利益は当初620億円でしたが下方修正を行い400億円の見通しです。純利益は100億円の黒字予定から570億円の赤字予定に大きく下方修正しています。

参考:業績|三菱マテリアル

株価チャート

下記は三菱マテリアル5年分の週足株価チャートです。

株価は長期でも短期でも下落して推移しています。

業績見通しの厳しさを考えるとココからさらに下落する可能性もありそうです。上昇した場合は3,200円付近が壁となりそうです。

三菱マテリアルの決算内容と今後について

最後に三菱マテリアルの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年2月12日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は100億円と発表、あわせて通期の同損益を従来予想の100億円の黒字から570億円の赤字に下方修正しました。

前年同期比で21.6%減、大きく下方修正を行うなどかなり厳しいです。

今後について

三菱マテリアルは世界有数の素材メーカーで幅広い事業領域を持ちます。扱っている商品の関係上それぞれの原料の相場価格や、為替レート、調達コストなど様々な要因が業績に大きく影響します。

2020年3月期の業績下方修正の主な要因としてはアルミ、セメントの需要減少です。この先の需要がどうなるかも見えにくく、ここ数年のROEの低さや有利子負債の多さも気になるポイントです。しかし、現在の株価はそれら悪材料を織り込んでいます。もちろん、この先配当が減る・更に業績悪化となれば更に株価が下落する可能性もありますが、世界有数メーカーなので需要が回復すれば株価は上昇する可能性もあります。

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