日清食品ホールディングスの株価が好調!株価指標と株主優待のお得度を調査【2897】

日清食品ホールディングス(2897)の株価が好調に推移し、年初来高値を更新しています。現在の株価指標はどうなっているのか、業績推移・株価チャートに加えて株主優待のお得度を調査しました。

  • 日清食品ホールディングスの株価指標と事業内容
  • 配当・株主優待の利回りについて
  • 業績推移・株価チャートについて
  • 最近の業績やこの先の見込みを考えてみる

株価指標と事業内容について

初めに日清食品HDの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:8,490円

予定年間配当:110円

年間配当利回りは約1.3%

PER:34倍、PBR:2.73倍

PER、PBRともに割高です。人気優待を実施していることに加え、即席ラーメンで国内で圧倒的な強さと知名度を持っているのも割高な要因の一つと考えられます。

※株価は2019年11月8日終値

日清食品ホールディングス(2897)とは

日清食品はインスタントラーメンの先駆者で、カップ麺は明星食品を子会社化したことで国内のシェアは5割を超えます。袋麺も有名ですね。他にはチルド製麺や米国・中国へも広く展開しています。

参考:セグメント別業績|日清食品グループ公式サイト

配当推移と株主優待について

続いて配当と株主優待について見ていきます。

配当の推移

下記は日清食品HDの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
75円80円85円90円110円110円

配当は増配傾向ですが、2020年3月期は据え置きの予定です。中期経営計画2020では配当性向を40%以上を目標としています。

2019年3月期の配当性向は59.2%、 2020年3月期の配当性向見込みはは44.1%です。株主優待を実施していることを考えると、これ以上の配当性向はマイナスに働く可能性もあるのではないかと個人的には考えています。

利益の伸び次第でどうなるか見えにくい部分があるものの、20年近く減配していない事や現時点での配当性向を考えると、減配する可能性は低く、今後も10円前後の増額修正・増配が本線と考えられます。

参考:配当政策|日清食品グループ公式サイト

株主優待制度について

日清食品の株主優待ですが、保有株式数に応じた「自社製品詰め合わせ」をいただくことができます。

所有株式数優待品
100株~300株3,000円相当の自社商品詰め合わせ、3月末
300株~1,000株3,500円相当の自社商品詰め合わせ+1,500円相当ひよこちゃんグッズ、3月末と9月末の年2回
1,000株~3,000株4,500円相当の自社商品詰め合わせ+1,500円相当ひよこちゃんグッズ、3月末と9月末の年2回
3,000株以上5,500円相当の自社商品詰め合わせ+1,500円相当ひよこちゃんグッズ、3月末と9月末の年2回

3年以上保有することで300株~1000株保有の場合は4,500円相当に、1,000株~3,000株保有の場合は5,500円相当に優待がグレードアップします。

優待利回りですが、100株保有(849,000円)で3,000円相当なので約0.35%です。お得な優待という感じではないですね。

参考:株主様ご優待|日清食品グループ

業績推移と株価チャート

次に業績推移と株価チャートを確認します。

売上高と最終利益の推移

2019年3月期の最終利益は260億円の予測としていましたが、下方修正を行い最終的に193億円となりました。

2020年3月期の最終利益予想は2019年3月期の当初の予想と同じ260億円です。

週足の株価チャート

下記は直近約3年分の週足株価チャートです。

株価はレンジを抜けて年初来高値を更新しています。業績推移・株価指標を考えるとやや株価が先行しているように感じます。

証券会社の目標株価引き上げ、海外での需要増期待が影響していると考えられます。

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績を確認

2019年11月7日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は204億円と発表しました。1Qでは前年同期比で31%減でしたが、2Qでは12.2%増となり、盛り返してはいます。

今後の見通しについて

2019年3月期の減益の主な理由は米国日清とブラジル日清の減損損失の計上によるものです。日本国内ではシェアが高く、ブランド力が強いため一部商品値上げ発表時には収益改善期待から株価が上昇しました。

国内ではまったく問題ない優良企業だと思っています。しかし、海外ではどうか分からない部分があります。中国で販売エリア拡大、ブランド力強化を行っていますが、不透明感はあります。

もちろん、アメリカ・中国をはじめ、海外の市場規模はかなり大きいのでうまくいけば業績を伸ばすことができますし、現状ではその期待値が高く株価が上昇しています。

しかし、個人的には株価8,000円台、9,000円台は割高で期待値が高く、中々買いづらい位置だと考えてはいます。

参考:業績予想の修正及び連結決算における減損損失の計上並びに個別決算における特別損失の計上に関するお知らせ|日清食品グループ公式サイト

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