ニコン(Nikon)の株価分析!業績悪化で長期の株価下落も短期ではやや上昇【7731】

ニコン(7731)の株価が業績悪化の影響で長期。短期ではやや上昇していますが、はたして今後のニコンの株価・配当がどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ニコンの株価POINT
  • 赤字転落、株価は長期で下落推移
  • 配当は連続減配から回復予定
  • 大企業で技術力は確かなものがあるが現状の不透明感は強い
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ニコンの株価指標と事業内容

はじめにニコンの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,097円
予想年間配当:30円
年間配当利回り:2.73%
予想PER:25.2倍
PBR:0.75倍

2021年5月17日終値時点のデータ

PBRは割安です。年間配当利回りは高いです。

ニコン(7731)とは

株式会社ニコン(英: Nikon Corporation)は、日本の光学機器メーカー。カメラ、デジタルカメラ、双眼鏡、望遠鏡、顕微鏡、ステッパー、メガネ、測定機、測量機、光学素材、ソフトウェアなど光学関連装置の大手メーカーであり、三菱グループの一員。

ニコン – Wikipediaより抜粋

売上のメインはデジタルカメラ、レンズなどの「映像事業」と光学関連装置の「精機事業」です。

参考:ニコンの事業|Nikon

ニコンの業績推移と株価チャート

次にニコンの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上は右肩下がりで推移。2021年3月期は大きく赤字となり厳しいです。2022年3月期は回復見通しですが、まだまだ弱いです。

参考:業績ハイライト|Nikon

株価チャートの推移

下記はニコン5年分週足株価チャート推移です。

株価は2018年から下落。一時的に上昇する場面もありましたが、長期で下落しています。2021年に入りあく抜け感、回復期待などからやや上昇していますが、まだまだ安い水準で推移しています。ここから上昇した場合の目安は1,600円辺り、下落した場合の目安は800円辺りと見ることができます。

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ニコンの配当推移と決算内容について

次にニコンの配当推移と決算内容を確認していきます。

ニコンの配当推移

下記はニコンの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

ニコンの年間配当金推移

2017年3月期:16円
2018年3月期:36円
2019年3月期:60円
2020年3月期:40円
2021年3月期:20円
2022年3月期:30円(予)

2020年3月期は60円予定から減額修正し40円に、2021年3月期も減配しています。

配当方針は2020年3月期から2022年3月期までの新中期経営計画にて「総還元性向を40%以上」を目標としています。2020年3月期の配当性向は約200%、2021年3月期は赤字で配当。2022年3月期の予想配当性向も約69%とかなり厳しい状況です。

参考:株主還元について|Nikon

決算内容について

2021年5月13日の決算にて2021年3月期の連結経常損益は453億円の赤字と発表。2022年3月期の同損益は220億円の黒字見通し、年間配当は30円予定としています。

ニコンの今後の株価について

最後にニコンの今後について考えていきます。

今後について

ニコンの売上は中国・欧米を中心に海外比率が高いです。デジタルカメラ市場はスマートフォンの普及もあり厳しく、一眼レフ事業もあまり良くありません。売上は年々右肩下がりでこの先の不透明感は強いです。しかし、精機事業は業績改善傾向がみられます。

2021年3月期は赤字となりましたが、想定よりは悪化していません。大企業で技術力があり、財務健全企業、株価は過去の水準と比較するとかなり安いラインです。不透明感は有りますが、業績が回復すればお得となる可能性ももちろんあります。

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