総合電機メーカーの三菱電機(6503)、配当は比較的安定推移をしています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
株価情報と株主優待
株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年8月2日終値時点)
株価:2,200円
予想PER:14.58倍
PBR:1.21倍
予想EPS:150.84円
時価総額:4兆6,490億円
最新の株価参考:三菱電機(株)【6503】:Yahoo!ファイナンス
株主優待について
株主優待制度は実施していません。
配当金の情報
2025年3月期の予定年間配当:未定
予想年間配当利回り:—
配当金の推移について
下記は配当金の推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。
2024年3月期は増配当、2025年3月期の配当は未定としています。
配当性向は2023年3月期が39.5%、2024年3月期が36.8%です。
配当政策の確認
三菱電機の配当基本方針は「収益状況に応じた利益配分と内部保留の充実による財務体質の強化の両面から、総合的に株主利益の向上を図る」としています。
2025年3月期の年間配当は未定ですが、据え置きの年間50円と仮定した場合の利回りは約2.2%です。
業績推移と株価推移
業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
利益はやや厳しめに推移していましたが、2022年3月期以降は回復。
2024年3月期は増収・増益で過去最高益を更新、2025年3月期も増益見通しとしています。
参考:主要財務情報|三菱電機
株価のチャート
下記は5年分の週足株価チャートです。
株価は2021年6月末に不適切検査が発覚して大きく下落し、その後も厳しめの動きに。
2023年に入ると三菱重工と「発電機分野での事業統合に向けた検討開始を基本合意」した影響もあり上昇推移していましたが、2024年7月下旬に大きく下落しています。
事業内容と財務状況
事業内容と財務状況を確認していきます。
三菱電機(6503)の概要
三菱電機株式会社(みつびしでんき、英: MITSUBISHI ELECTRIC Corporation)は、三菱グループの大手総合電機メーカーである。
日本の大手総合電機メーカーとしては、売上高において日立製作所に次ぐ業界2位。
家電から重電、人工衛星まで幅広い製品を販売している。FA機器、昇降機(エレベーターなど)、タービン発電機、鉄道車両用電機品、パワー半導体、人工衛星など多くの産業用電気機器で日本国内トップシェアである。
三菱電機 – Wikipediaより抜粋
主要事業セグメントは「重電システム」、「産業メカトロニクス」、「情報通信システム」、「電子デバイス」、「家庭電器」です。
家電製品が有名ですが、他にも多くの電気機器を手掛けています。
3か月決算の実績
下記は3か月決算の連結営業利益の推移と前期との比較です。
2025年3月期の連結営業利益は4,000億円見通しとしています。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フローの推移です。
営業CFが減少していましたが、2024年3月期は増えています。
配当について
配当は比較的安定的に推移していますが、利回りは高くないです。
株価は上昇が目立つ動きをしていましたが急落しています。