三菱商事【8058】累進配当方針で安定増配・株価は大きく上昇推移

総合商社の三菱商事(8058)、累進配当方針で配当が安定的に増配推移しています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

三菱商事のPOINT
  • 割安感は無し、株価は大きく上昇
  • 累進配当方針で配当が減る可能性は低い
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三菱商事の株価情報と配当・優待

三菱商事の株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年4月19日終値時点)

株価:3,452円
予想PER:15.3倍
PBR:1.63倍
予想EPS:225.61円
時価総額:14兆4,260億円

最新の株価参考:三菱商事(株)【8058】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:70円
予想年間配当利回り:2.03%

配当金の推移について

下記は三菱商事の配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

連続増配推移で2024年3月期も増配予定としています。

配当性向は2023年3月期が22.2%、2024年3月期の予想が約30%です。

配当方針の確認

株主還元の基本方針は『中期経営戦略2024』にて「利益成長に応じて増配を行う累進配当」、「30%~40%程度の総還元性向を目処」としています。

参考:配当情報|三菱商事

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

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三菱商事の業績推移と株価推移

三菱商事の業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は三菱商事の売上高・経常利益・最終利益の推移です。

2020年3月期、2021年3月期と連続減益になりましたが、2022年3月期は大きく回復して過去最高益を更新。

2023年3月期も増収・増益となりましたが、2024年3月期は減益見通しとしています。

参考:業績・財務データ|三菱商事

株価のチャート

下記は三菱商事5年分の週足株価チャートです。

2020年は取り巻く環境の変化や商社銘柄への注目もあり不安定な動きに。2021年は上昇、2022年は緩やかに推移していましたが、2023年以降は大きく上昇しています。

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三菱商事の事業内容と財務状況

三菱商事の事業内容と財務状況を確認していきます。

三菱商事(8058)の概要

三菱商事株式会社(みつびししょうじ、英: Mitsubishi Corporation)は、三菱グループの大手総合商社。

三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅と共に五大商社の一つ。

三菱商事 – Wikipediaより抜粋

三菱商事は日本最大規模の総合商社です。国内外の拠点数は200を超え、多くの企業と連携しながらビジネスを展開しています。

「三菱食品(7451)」、「ローソン(2651)」などの上場子会社、関連会社は1,700社以上あります。

3カ月決算の実績

下記は三菱商事の連結最終利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結最終利益は9,500億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記は三菱商事のキャッシュ・フロー推移です。

2023年3月期の営業CFは増えています。

三菱商事の配当について

経営戦略として累進配当を継続して打ち出していますが、株価が大きく上昇したこともあり利回りは高くは無いです。

株を保有するときは配当を見るのではなく、まずはこの先もしっかり利益を上げることが出来るかを考えることが重要です。どの企業にも言えますが、配当を減らさない方針でも利益減少が続けば、いつかは配当が無くなります。

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