丸紅の株価分析!業績回復で株価は下落から抜け出し大きく上昇【8002】

総合商社の丸紅(8002)。業績悪化の影響もあり株価が大きく下落していました。しかし、投資会社バークシャー・ハサウェイ傘下の企業が日本の商社銘柄を大量保有しているニュースに加え業績回復で株価が上昇。果たして今後の丸紅の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当方針を分析してみました。

丸紅の株価POINT
  • 株価指標は商社銘柄にありがちな割安さ
  • 過去最大の赤字を記録したが直ぐに回復
  • 株価は短期で大きく上昇しているが、不透明感はまだある
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丸紅の事業内容と株価指標

はじめに丸紅の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:956.8円
予想年間配当:34円
年間配当利回り:3.55%
予想PER:7.2倍
PBR:0.91倍

2021年5月7日終値時点のデータ

商社銘柄にありがちな割安さです。配当利回りは高いですが、商社銘柄と考えるとものすごく高いとは言えないですね。

丸紅(8002)とは

丸紅株式会社(まるべに、英文社名:Marubeni Corporation)は、芙蓉グループの大手総合商社である。

丸紅は、伝統的に紙・パルプ部門、食料部門、電力部門に強みを持っている他、空前の資源高の恩恵、またはリスク・マネジメントの強化などもあって、2013年3月期は2期連続で過去最高益を更新し、売上高は七大商社中第3位となった。

丸紅 – Wikipediaより抜粋

穀物、発電で商社首位。プラントや輸送機、農業化学品にも強みがあります。国内だけでなく世界でさまざまな分野で事業を行っています。

参考:事業紹介|丸紅株式会社

丸紅の業績推移と株価チャート

次に丸紅の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と最終利益の推移

2020年3月期の最終利益は当初2,400億円の黒字見込みでしたが1,974億円の赤字で着地。2021年3月期は2,253億円の黒字に大きく回復。2022年3月期も引き続き好調な見通しです。

参考:業績推移グラフ|丸紅株式会社

株価チャートの推移

下記は丸紅5年分の週足株価チャート推移です。

2016年中旬から利益回復により株価が上昇。2018年10月に1,000円を越えて調整的に下落。2020年に入り業績悪化の警戒感から大きく株価が下落しました。しかし、その後は商社銘柄への注目・業績回復もあり株価が上昇。ここからの上値メドは1,100-1,200円、下落した場合は800円あたりがメドと見えます。

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丸紅の配当推移と決算内容

次に丸紅の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は丸紅の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

丸紅の年間配当金推移

2017年3月期:23円
2018年3月期:31円
2019年3月期:34円
2020年3月期:35円
2021年3月期:33円
2022年3月期:34円(予)

2021年3月期は微減配、2022年3月期は微増配予定です。

配当方針は「連結配当性向25%以上、かつ各年度の期初に公表する予想配当金を下限」です。2022年3月期の配当は年間34円が下限、予想配当性向は約26%です。

参考:株主還元・配当|丸紅株式会社

決算内容を確認

2021年5月6日の決算にて2021年3月期の連結最終利益は2,253億円と発表。2022年3月期の同利益は2,300億円見通し、年間配当は34円予定としています。

丸紅の今後について

商社銘柄全体が注目されたことや業績回復により株価が上昇していますが、まだまだ世界的な景気不安など不透明感は強いです。大手総合商社は多くの事業を世界で手掛けるため、業績は各国の経済動向に大きく左右されます。

2020年8月、「バークシャー・ハサウェイ」は、日本の総合商社5社をまんべんなく保有し「長期保有を目的」としています。このことから、日本の総合商社の株価は長期目線で安いと判断しているが、どこの総合商社が業績を伸ばすか、いつ伸ばすかまでは断定していないとも言えます。

仮に2社の株価が大きく下落しても残り3社が上昇すれば問題ない。そんな考えかもしれないです。もちろん、バークシャーは本当に長期保有が目的なのかも含め、その真意は現時点ではわかりません。また、特に丸紅は保有発表時の株価と比較し大きく上昇しています。

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