丸紅の株価分析!減配予定も株価は下落から抜け出し短期で大きく上昇【8002】

総合商社の丸紅(8002)。業績悪化の影響もあり株価が大きく下落していました。しかし、投資会社バークシャー・ハサウェイ傘下の企業が日本の商社銘柄を大量保有しているニュースで株価が上昇。果たして今後の丸紅の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当方針を分析してみました。

丸紅の株価POINT
  • 株価指標は商社銘柄にありがちな割安さ
  • 業績が過去最大の赤字の影響もあり減配当予定
  • 株価は短期で大きく上昇しているが、不透明感はまだある
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丸紅の事業内容と株価指標

はじめに丸紅の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:951.8円
予想年間配当:28円
年間配当利回り:2.94%
予想PER:8.7倍
PBR:1.02倍

2021年3月22日終値時点のデータ

商社銘柄にありがちな割安さです。減配当と株価上昇により配当利回りが低下しましたが、それでも高めの利回りです。

丸紅(8002)とは

丸紅株式会社(まるべに、英文社名:Marubeni Corporation)は、芙蓉グループの大手総合商社である。

丸紅は、伝統的に紙・パルプ部門、食料部門、電力部門に強みを持っている他、空前の資源高の恩恵、またはリスク・マネジメントの強化などもあって、2013年3月期は2期連続で過去最高益を更新し、売上高は七大商社中第3位となった。

丸紅 – Wikipediaより抜粋

穀物、発電で商社首位。プラントや輸送機、農業化学品にも強みがあります。

参考:事業紹介|丸紅株式会社

丸紅の業績推移と株価チャート

次に丸紅の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と最終利益の推移

2020年3月期の最終利益は当初2,400億円の黒字見込みでしたが1,974億円の赤字で着地。2021年3月期は1,900億円の黒字見通しです。

参考:業績推移グラフ|丸紅株式会社

株価チャートの推移

下記は丸紅5年分の週足株価チャート推移です。

2016年中旬から利益回復により株価が上昇。その後は上昇がやや落ち着いてレンジで推移した後、2020年に入り業績悪化の警戒感から大きく株価が下落。その後は商社銘柄への注目があり株価が上昇しています。ここからの上値メドは1,100-1,200円、下落した場合は800円あたりがメドと見えます。

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丸紅の配当推移と決算内容

次に丸紅の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は丸紅の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

丸紅の年間配当金推移

2016年3月期:21円
2017年3月期:23円
2018年3月期:31円
2019年3月期:34円
2020年3月期:35円
2021年3月期:28円(予)

2021年3月期は減配予定です。

配当方針として「連結配当性向25%以上、かつ各年度の期初に公表する予想配当金を下限」としています。2021年3月期の配当は年間15円が下限、予想配当性向は約25%です。

参考:株主還元・配当|丸紅株式会社

決算内容を確認

2021年2月3日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結最終利益は1,637億円と発表。あわせて通期の同損益を1,500億円から1,900億円予想に上方修正、年間配当を22円から28円予定に増額修正しています。

丸紅の今後について

商社銘柄全体が注目されたことで株価が上昇していますが、まだまだ世界的な景気不安など不透明感は強いです。完全に復活までにどれだけ時間がかかるか、大手総合商社は多くの事業を手掛けるため、業績は経済動向に大きく左右されて時間を要する可能性もあります。

「バークシャー・ハサウェイ」は、日本の総合商社5社をまんべんなく保有し「長期保有を目的」としています。このことから、日本の総合商社の株価は長期目線で安いと判断しているが、どこの総合商社が業績を伸ばすか、いつ伸ばすかまでは断定していないとも言えます。仮に2社の株価が大きく下落しても残り3社が上昇すれば問題ない。そんな考えかもしれないです。もちろん、バークシャーは本当に長期保有が目的なのかも含め、その真意は現時点ではわかりません

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