丸紅の株価分析!業績回復で株価は下落から抜け出し大きく上昇【8002】

総合商社の丸紅(8002)。業績悪化の影響もあり株価が大きく下落していました。しかし、投資会社バークシャー・ハサウェイ傘下の企業が日本の商社銘柄を大量保有しているニュースに加え、業績回復もあり株価が上昇。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当方針を分析してみました。

丸紅の株価POINT
  • 株価指標は商社銘柄にありがちな割安さ
  • 過去最大の赤字を記録したが直ぐに回復
  • 株価は大きく上昇しているが、不透明感はまだある
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丸紅の株価指標と事業内容

はじめに、丸紅の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:918.7円
予想年間配当:34円
年間配当利回り:3.7%
予想PER:6.9倍
PBR:0.83倍
時価総額:1兆5,971億円

2021年8月12日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒丸紅(株)【8002】:Yahoo!ファイナンス

商社銘柄にありがちな割安さです。配当利回りは高いですが、商社銘柄と考えるとものすごく高いとは言えないです。

丸紅(8002)とは

丸紅株式会社(まるべに、英文社名:Marubeni Corporation)は、芙蓉グループの大手総合商社である。

丸紅は、伝統的に紙・パルプ部門、食料部門、電力部門に強みを持っている他、空前の資源高の恩恵、またはリスク・マネジメントの強化などもあって、2013年3月期は2期連続で過去最高益を更新し、売上高は七大商社中第3位となった。

丸紅 – Wikipediaより抜粋

穀物、発電で商社首位。プラントや輸送機・農業化学品にも強みがあります。国内だけでなく世界で様々な分野の事業を行っています。

丸紅の業績推移と株価チャート

次に、丸紅の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と最終利益の推移

2020年3月期の最終利益は当初2,400億円の黒字見込みでしたが1,974億円の赤字で着地。2021年3月期は2,253億円の黒字に大きく回復。2022年3月期も引き続き好調な見通しです。

参考:業績推移グラフ|丸紅株式会社

株価チャートの推移

下記は丸紅5年分の週足株価チャートです。

2016年中旬から利益回復により株価が上昇。2018年10月に1,000円を越えて調整的に下落。2020年に入り業績悪化の警戒感から大きく株価が下落しました。しかし、その後は商社銘柄への注目・業績回復もあり株価が上昇

株価のメドについて

上昇した場合のメドは1,000円、下落した場合のメドは800円辺りと見ることが出来そうです。

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丸紅の配当推移と決算内容

次に、丸紅の配当推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記は丸紅の配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

丸紅の年間配当金推移

2017年3月期:23円
2018年3月期:31円
2019年3月期:34円
2020年3月期:35円
2021年3月期:33円
2022年3月期:34円(予)

2021年3月期は微減配、2022年3月期は微増配予定です。配当性向は2021年3月期が25.9%、2022年3月期の予想が約26%です。

配当政策の確認

配当方針は2022年3月期までの中期経営戦略期間において「連結配当性向25%以上、かつ各年度の期初に公表する予想配当金を下限」としています。2022年3月期の配当は年間34円が下限となります。

参考:株主還元・配当|丸紅株式会社

決算内容を確認

2021年8月3日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結最終利益は1,121億円と発表。前年同期比92.9%増となりました。

丸紅の今後について

最後に、丸紅の今後について考えてみました。

今後について

商社銘柄全体が注目されたこと、業績回復により株価が上昇しています。大手総合商社は多くの事業を世界で手掛けるため、業績は各国の経済動向に大きく左右されます。まだまだ世界的な景気不安など不透明感はあります。

目線が重要

2020年8月、「バークシャー・ハサウェイ」は、日本の総合商社5社をまんべんなく保有し「長期保有を目的」としています。このことから、日本の総合商社の株価は長期目線で安いと判断しているが、どこの総合商社が業績を伸ばすか、いつ伸ばすかまでは断定していないとも言えます。

既に大きく上昇済み

もちろん、バークシャーは「本当に長期保有が目的なのか」も含め、その真意はわかりません。また、特に丸紅は保有発表時の株価と比較し大きく上昇しています。

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