ハードオフ(2674)の株価下落で高配当利回りに、今後の見通しはどうか。

リサイクル店を全国に展開するハードオフ(2674)ですが、株価が下落したことで配当利回りが高くなっています。はたして今後の株価がどうなるか業績やチャート、各指標の割安度、配当推移などから考えてみました。

  • ハードオフとはどんな会社か、株価の各指標、配当利回りを確認
  • 過去の業績推移と株価チャートを確認
  • 今後の株価の見通しについて、最近の業績や出来事を確認

ハードオフコーポレーション(2674)について

はじめにハードオフについて基本的な事と現在の株価と各指標、配当利回りを確認していきます。

ハードオフとは

株式会社ハードオフコーポレーション(英: HARD OFF CORPORATION Co., Ltd. )は、中古品リユース販売業を直営店またフランチャイズ方式で全国に展開する企業。

ハードオフの業態がブックオフのリユース販売に着想を得て生まれた関係から、ロゴマークや店内環境(照明やデザイン等)も共通しており、ブックオフ系列の店舗が同じ建物内や隣接地に出店している場合も多い。

wikipediaより抜粋

2019年8月末で全国に891店舗(直営316店舗・FC575店舗)展開しています。

株価、各指標と配当利回りはどうなっているか確認

ハードオフの現在の株価は721円。 年間配当は40円の予定なので年間配当利回りは約5.5%です。PERは14.3倍、PBRは0.74倍です。割安水準に加えて、年間配当利回りが高くなっています。

※株価は2019年9月20日終値

過去の配当推移を確認

ハードオフの過去の配当推移一覧です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
35円40円40円40円40円40円

配当はここ数年40円で据え置いていますが、利益は減少しているため、配当性向が危険水準まで上昇しています。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期
配当性向35.8%40.5%59.2%95.3%109.2%

利益配分に関する基本方針ですが、1株当たりの利益や自己資本利益率(ROE)、キャッシュ・フローを向上させ、企業価値を高めるための積極的な事業展開を推進することにより経営基盤や財務体質の強化をはかり、連結配当性向50%程度を目安に安定的な配当を実施するとしています。

今後も利益が確保できないようだと減配する可能性があります。

参考:配当・株式情報|ハードオフ公式サイト

参考:余剰金の配当に関するお知らせ

業績の推移と株価チャートを確認

次に業績の推移と株価チャートを確認していきます

過去の売上と利益の推移

ハードオフの過去5期分+今期の予想の売上高・経常利益の推移です。

利益は減少傾向です。今期は持ち直す予測ですが、それでも若干足りなく、2017年3月期と同水準の利益は最低限確保したいところではあります。

ハードオフの株価チャート

直近約3年の週足株価チャートです。

下落トレンドです。割安感からか若干下げ止まり感がありますが、まだ長期トレンドでは下落中なので完全に止まったとは言えない状態です。

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年7月30日の決算にて2020年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は3.3億円と発表。上期計画の5.2億円に対する進捗率は65.0%、通期計画の13億に対する進捗率は26%となりました。

前年同期比では利益改善されましたが、予測に対する進捗状況をみると現状では可もなく、不可もなくといったところです。

今後について

月次売上報告書ではあくまでも前年同期比で売上プラスとなっているのは良い点ですが、目指すところを考えると物足りなさはあります。今期、仮に予定の利益を上げることができても来期以降、さらに改善する見込みがないと減配当する可能性もあります。

この先は国内で店舗数・売上を大きく増やすのは難しいと考えられます。これからは海外出店がどうなるかが大きく業績に影響してくるのではないかと考えています。

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