ハードオフコーポレーションの株価が下落で高配当利回りに!【2674】

リサイクル店を全国に展開するハードオフ(2674)ですが、株価が下落したことで配当利回りが高くなっています。はたして今後の株価と配当はどうなるのか、株価指標・業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ハードオフの株価POINT
  • 株価下落によりやや割安で配当利回りはかなり良い
  • 配当性向が高く、減配リスクがある
  • 業績見通しが厳しいため、株価復活には時間がかかるのでは
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株価指標と事業内容について

はじめに、ハードオフの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標について

現在の株価:810円

予定年間配当:40円

年間配当利回りは約4.9%

PER:16.1倍、PBR:0.83倍

やや割安水準に加えて、株価下落により、年間配当利回りが高くなっています。

※株価は2019年11月18日終値

ハードオフコーポレーション(2674)について

株式会社ハードオフコーポレーション(英: HARD OFF CORPORATION Co., Ltd. )は、中古品リユース販売業を直営店またフランチャイズ方式で全国に展開する企業。

ハードオフの業態がブックオフのリユース販売に着想を得て生まれた関係から、ロゴマークや店内環境(照明やデザイン等)も共通しており、ブックオフ系列の店舗が同じ建物内や隣接地に出店している場合も多い。

wikipediaより抜粋

2019年10月末で全国に895店舗(直営320店舗・FC575店舗)展開しています。

今後の成長戦略として、インターネット通販、スマートフォンアプリを始めとするオムニチャネルの構築推進、海外への出店強化をあげています。

業績推移と株価チャート・配当推移

続いてハードオフの業績推移と株価チャート・配当推移をみていきます。

売上高と経常利益の推移

売上は右肩上がりですが、利益は減少傾向です。2020年3月期は持ち直す見通しですが、現状では不透明感が強いです。

株価チャートについて

下記はハードオフの直近約3年の週足株価チャートです。

株価は下落トレンドで推移していましたが、割安感や利回りのおいしさから若干下げ止まり感がありますが、上昇する勢いはないという印象です。

下落した場合、700円前後が一旦の下値ラインと考えられます。

配当推移について

下記はハードオフの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
35円40円40円40円40円40円

配当はここ数年40円で据え置いていますが、利益が減少しているため、配当性向が危険水準まで上昇しています。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
配当性向35.8%40.5%59.2%95.3%109.2%79.4%

利益配分に関する基本方針ですが、1株当たりの利益や自己資本利益率(ROE)、キャッシュ・フローを向上させ、企業価値を高めるための積極的な事業展開を推進することにより経営基盤や財務体質の強化をはかり、「連結配当性向50%程度を目安に安定的な配当を実施」するとしています。

利益予想と配当方針から考えると、減額修正もしくは減配する可能性はあります。

参考:配当・株式情報|ハードオフ公式サイト

参考:余剰金の配当に関するお知らせ

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年10月30日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は4.5億円と発表、通期計画の13億円に対する進捗率は35.2%となりました。

上期の予想の5.2億円に届かず、前年同期比でも5.8%減少とかなり厳しい決算となっています。

今後について

上期は売上高がほぼ計画通りの中、予定利益の確保が出来ませんでした。月次売上報告書では上期は前年同期比で増加していますが、10月は台風の影響もありマイナスとなっています。

2Qでは通期の業績見通し、配当予想を据え置きしましたが、現状では正直厳しく、下方修正や減配も考えられます。

しかし、売り上げは24期連続増収で過去最高を更新する見通しです。そのため、利益率の改善が進めば大きく業績が改善する可能性はあります。株価には割安感もあるため、ここから業績が持ち直して、減配を行わなければお得になる可能性もあります。

参考:2020年3月期 10月度店舗売上高および出店状況についてのお知らせ|ハードオフグループ

参考:2020年3月期第2四半期決算補足資料|ハードオフグループ

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