くら寿司の株主優待は割引券・株価は上昇から下落推移に【2695】

回転すしチェーンを展開するくら寿司(2695)、株主優待制度は割引券を実施しています。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

くら寿司のPOINT
  • 配当・優待の合計利回りは約1.1%と低め
  • 株価は上昇から下落推移に
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株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年7月12日終値時点)

株価:3,930円
予想PER:44.63倍
PBR:2.7倍
予想EPS:88.06円
時価総額:1,627億円

最新の株価参考:くら寿司(株)【2695】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「店舗で使える優待券」を実施しています、優待権利月は4月です。

保有株式数優待内容
100株~199株2,500円分の優待割引券
200株~399株5,000円分の優待割引券
400株~999株10,000円分の優待割引券
1,000株以上20,000円分の優待割引券

電子チケットの場合、+2,500円分でしたが、2024年4月末基準日以降は電子チケットを廃止(プラス分)としています。

1,000円ごとに500円分利用できる「割引券」なので注意が必要です。

優待利回り

100株保有で2,500円相当とすると優待利回りは約0.6%です。

参考:株主優待情報|くら寿司株式会社

配当金の情報

2024年10月期の予定年間配当:20円
予想年間配当利回り:0.51%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。期末(10月)の一括配当を実施しています。

配当は据え置き推移です。

配当性向は2023年10月期が92.1%、2024年10月期の予想が約23%です。

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業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年10月期は取り巻く環境の悪化で大きく減益となり最終赤字に、2021年10月期は営業損益が赤字でしたが、時短協力金の計上で経常利益は回復。

2022年10月期は営業損益が連続赤字、2023年10月期は大きく回復。2024年10月期は大きく増益見通しです。

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年3月に自粛要請などによる業績悪化警戒などから下落。2020年4月からは株式分割による実質的な優待拡充、業績回復期待などで大きく上昇。

2021年7月から下落し2022年5月以降で見るとレンジ推移していましたが、2024年に入ると上昇。

2024年4月中旬以降は下落しています。

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事業内容と財務状況

事業内容と財務情報を確認していきます。

くら寿司(2695)の概要

くら寿司株式会社(くらずし、英: Kura Sushi,Inc.)は、回転寿司チェーンストアの「無添くら寿司」を展開し、47都道府県全てに店舗を持つ。

「無添くら寿司」の他、近畿圏に和食レストラン「無添蔵」や「くら天然魚市場」を展開。

くら寿司 – Wikipediaより抜粋

収益の柱は回転寿司の「無添くら寿司」で全国に展開しています。

アメリカ・台湾へも進出し海外出店を加速させていますが、まだまだメインは国内です。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

営業CFは2021年10月期にやや減少しましたが、2023年10月期は増えています。

配当・優待について

株主優待制度は電子チケットでの加算分が廃止予定で利回りは低いです。配当は据え置きで推移していますが、利回りは低いです。

また、株価が大きく上昇したことで割高感が強くなったのもり、株価が下落推移しています。

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