くら寿司の株価分析!株主優待と配当利回りも確認、お得感は薄目?【2695】

回転すしチェーンを展開するくら寿司(2695)の株価と配当が今後どうなるか。業績推移、株価チャート・配当推移を分析してみました。くら寿司は株主優待を実施しているので、内容と利回りも確認していきます。

くら寿司の株価POINT
  • 株主優待・配当を合わせた年間利回りは低くお得感は小さい
  • 売上は好調だか、利益は出店・人件費増などの影響で若干の伸び悩み
  • 競合も強く、国内で大きく伸ばすのは厳しく、海外でどこまで伸ばせるか
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くら寿司の事業内容と株価指標

はじめにくら寿司の事業内容と株価指標を確認していきます。

くら寿司(2695)とは

くら寿司株式会社(くらずし、英: Kura Sushi,Inc.)は、回転寿司チェーンストアの「無添くら寿司」を展開し、全国各地に340店以上の店舗を持つ。

東証1部に上場・株式公開し「無添くら寿司」の他、近畿圏に和食レストラン「無添蔵」を展開。

wikipediaより抜粋

収益の柱は回転寿司の「無添くら寿司」で全国に展開しています。アメリカ・台湾へも進出し、この先も海外出店を加速させますが、まだまだメインは国内です。

参考:会社案内|くら寿司株式会社

株価指標と配当利回り

現在の株価:4,000円

予想年間配当:40円

年間配当利回り:1%

予想PER:20.7倍、PBR:1.78倍

※株価は2020年3月27日終値

平均と比較すると割高ですが、外食銘柄には割とある水準なので明らかに割高とも言えないです。配当利回りも外食優待系銘柄にありがちな低めです。

くら寿司の株主優待と配当推移

次にくら寿司の株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

くら寿司の株主優待は「店舗で使える優待券」です。毎年4月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上食事券 2,500円分
(500円券×5枚)
200株以上食事券 5,000円分
(500円券×10枚)
500株以上食事券 10,000円分
(500円券×20枚)

200株以上の場合は優待券に代えて優待品(海産物等)を選択することもできます。100株保有で年間2,500円分なので優待利回りは約0.63%です。

参考:株主優待|くら寿司株式会社

配当金の推移について

下記はくら寿司の配当金の推移です。期末(10月)の一括配当を実施しています。

くら寿司の年間配当金推移

2015年10月期:20円
2016年10月期:20円
2017年10月期:30円
2018年10月期:30円
2019年10月期:40円
2020年10月期:40円(予)

2019年10月期の配当はKura Sushi USAがNASDAQに上場した記念として特別配当10円を実施、普通配当は30円です。

2019年10月期の配当性向は20.9%、2020年10月期の予想配当性向は約20%なので減配する可能性は低いです。

参考:記念配当に関するお知らせ|くら寿司株式会社

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くら寿司の業績推移と株価チャート

次にくら寿司の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上は右肩上がりですが、利益については2019年10月期は当初の計画を達成できずに業績下方修正を行い減益となりました。2020年10月期は増益の見通しですが、新型コロナウイルスの影響もあり、不安感はあります。

株価チャートを確認

下記はくら寿司5年分の週足株価チャートです。

株価は業績の好調な2018年中旬までは上昇して推移していました、その後は材料出尽くし、割高感や厳しい決算の影響から株価が下落しました。

2020年10月期は増益見通しや若干薄れた割高感から株価が上昇する気配が出ていましたが、新型コロナウイルスによる影響で再び株価が大きく下落しました。現在は高値から半額になっていますが、まだどこまで影響があるか見えないため、さらに下落する可能性もあります。

くら寿司の決算と今後について

最後にくら寿司の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2020年3月10日の決算にて2020年10月期第1四半期の連結経常利益は13.6億円と発表、通期計画の63.3億円に対する進捗率は21.6%となりました。前年同期比で1.9%減となっています。

今後について

「回転寿司チェーン」は国内だと競合他社の力も強く、既存店の売上高・客数は前年割れすることが多いです。しかし、NASDAQへ上場するなど海外に積極的に展開し好調。ROEも下がったとはいえまだまだ高い水準です。新型コロナウイルスの影響で多くの外食産業がダメージを受けているため、この先の業績は間違いなく厳しいです。

しかし、それらの悪影響は既に株価に反映されて下落しています。楽観的に考えるのは難しいですが、想定よりも早く経済が復活すれば安い株価となる可能性はあります。逆に、まだまだ拡大するようだと更に下落する可能性もあります。

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