くら寿司の株価分析!株主優待は実質倍増・株価は下落から抜けて大きく上昇【2695】

回転すしチェーンを展開するくら寿司(2695)。株価は下落から抜け出し大きく上昇しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移、株価チャート・配当推移を分析してみました。くら寿司は2021年4月30日に株式分割を実施し、株主優待を実質倍増しています。

くら寿司の株価POINT
  • 株主優待は実質倍増だが利回りは高くはない
  • 業績は回復見通し、短期株価は大きく上昇
  • 国内で大きく伸ばすのは厳しいため、海外でどこまで伸ばせるか
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くら寿司の事業内容と株価指標

はじめに、くら寿司の事業内容と株価指標を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:4,140円
予想年間配当:20円
年間配当利回り:0.48%
予想PER:111倍
PBR:3.71倍
時価総額:1,714億円

2021年9月13日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒くら寿司(株)【2695】:Yahoo!ファイナンス

指標は割高ですが、PBRは外食優待銘柄では割とある水準です。配当利回りもありがちな低さです。

くら寿司(2695)とは

くら寿司株式会社(くらずし、英: Kura Sushi,Inc.)は、回転寿司チェーンストアの「無添くら寿司」を展開し、全国各地に340店以上の店舗を持つ。

東証1部に上場・株式公開し「無添くら寿司」の他、近畿圏に和食レストラン「無添蔵」を展開。

くら寿司 – Wikipediaより抜粋

収益の柱は回転寿司の「無添くら寿司」で全国に展開しています。アメリカ・台湾へも進出し、この先も海外出店を加速させますが、まだまだ国内がメインです。

くら寿司の業績推移と株価チャート

次に、くら寿司の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

売上は右肩上がりですが、利益は2019年10月期に当初の計画を達成できずに減益に。2020年10月期は取り巻く環境の悪化で大きく減益。2021年10月期は回復見通しですが、まだまだ厳しい状況です。

株価チャートの推移

下記はくら寿司5年分の週足株価チャートです。

2018年中旬までは業績が好調なこともあり株価も上昇。その後は材料出尽くし・計画未達成の影響で株価が下落、自粛要請などによる業績悪化警戒もあり厳しくなりました。2020年3月以降は最悪期は抜けたとの見方・株式分割による実質的な優待拡充・今後の業績回復期待などで上昇しています。

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くら寿司の株主優待と配当推移

次に、くら寿司の株主優待制度と配当推移を見ていきます。

株主優待制度について

くら寿司の株主優待は「店舗で使える優待券」です。毎年4月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株~199株2,500円分の優待割引券
200株~399株5,000円分の優待割引券
400株~999株10,000円分の優待割引券
1,000株以上20,000円分の優待割引券

100株保有で2,500円分なので優待利回りは約0.6%です。注意するのは、1,000円ごとに500円利用ができる「優待割引券」という点です。

参考:株主優待|くら寿司株式会社

配当金の推移について

下記はくら寿司の配当金推移です。期末(10月)の一括配当を実施しています。株式分割後の株数に換算してあります。

くら寿司の年間配当金推移

2016年10月期:10円
2017年10月期:15円
2018年10月期:15円
2019年10月期:20円
2020年10月期:20円
2021年10月期:20円(予)

配当は据え置き推移です。配当性向は2019年10月期が20.9%、2020年10月期が最終赤字、2021年10月期が約54%です。

くら寿司の決算と今後について

最後に、くら寿司の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年9月10日の決算にて、2021年10月期3Q累計(2020年11月-2021年7月)の連結経常利益は14.1億円と発表。あわせて通期の同利益を25.1億円見通しとしています。

今後について

「回転寿司チェーン」は国内競合他社の力も強いです。しかし、NASDAQへ上場するなど海外にも積極的に展開しています。外食業界が完全回復する時期はまだ見えないですが、今後落ち着き、GoToキャンペーンなど需要が戻るきっかけがあれば、さらに業績が大きく回復する可能性は十分に考えられます。

短期の株価上昇について

まだまだ業績は完全回復とはいかないですが、株価は上昇しています。「最悪期は抜けたとの見方」や「株式分割による実質的な優待金額倍増」など、さまざまなことが影響していると考えられます。当然、その中には業績回復期待もあり、既にある程度業績が回復することが前提の株価まで上昇しています。

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