くら寿司の株価分析!株主優待が実質倍増・厳しい業績だが株価は上昇【2695】

回転すしチェーンを展開するくら寿司(2695)。取り巻く厳しい環境もあり株価がげらくしていましたが、短期では上昇しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移、株価チャート・配当推移を分析してみました。

くら寿司は2021年4月30日に株式分割を実施し、株主優待を実質倍増しています。

くら寿司の株価POINT
  • 株主優待は実質倍増だが利回りは高くはない
  • 環境悪化もあり、短期的には厳しい
  • 競合も強く、国内で大きく伸ばすのは厳しく、海外でどこまで伸ばせるか
スポンサーリンク

くら寿司の事業内容と株価指標

はじめにくら寿司の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,905円
予想年間配当:20円
年間配当利回り:0.51%
予想PER:—
PBR:3.47倍

2021年6月14日終値時点のデータ

PBRは割高ですが、外食優待銘柄では割とある水準です。配当利回りもありがちな低さです。

くら寿司(2695)とは

くら寿司株式会社(くらずし、英: Kura Sushi,Inc.)は、回転寿司チェーンストアの「無添くら寿司」を展開し、全国各地に340店以上の店舗を持つ。

東証1部に上場・株式公開し「無添くら寿司」の他、近畿圏に和食レストラン「無添蔵」を展開。

くら寿司 – Wikipediaより抜粋

収益の柱は回転寿司の「無添くら寿司」で全国に展開しています。アメリカ・台湾へも進出し、この先も海外出店を加速させますが、まだまだ国内がメインです。

参考:会社案内|くら寿司株式会社

くら寿司の業績推移と株価チャート

次にくら寿司の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上は右肩上がりですが、利益は2019年10月期に当初の計画を達成できずに減益に。2020年10月期は増益見通しから大きく悪化しました。2021年10月期の業績見通しは未定で、まだまだ不透明感は強いです。

株価チャートの推移

下記はくら寿司5年分の週足株価チャート推移です。

2018年中旬までは業績が好調なこともあり株価も上昇。その後は材料出尽くし、割高感や厳しい決算の影響で株価が下落。その後も自粛要請などによる業績への影響警戒で厳しい状況になりました。2020年3月以降は厳しい業績の中、上昇しています。

スポンサーリンク

くら寿司の株主優待と配当推移

次にくら寿司の株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

くら寿司の株主優待は「店舗で使える優待券」です。毎年4月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株~199株2,500円分の優待割引券
200株~399株5,000円分の優待割引券
400株~999株10,000円分の優待割引券
1,000株以上20,000円分の優待割引券

100株保有で2,500円分なので優待利回りは約0.6%です。注意するのは、1,000円ごとに500円利用ができる「優待割引券」という点です。

参考:株主優待|くら寿司株式会社

配当金の推移について

下記はくら寿司の配当金の推移です。期末(10月)の一括配当を実施しています。株式分割後の株数に換算してあります。

くら寿司の年間配当金推移

2016年10月期:10円
2017年10月期:15円
2018年10月期:15円
2019年10月期:20円
2020年10月期:20円
2021年10月期:20円(予)

配当は据え置き推移です。配当性向は2019年10月期が20.9%、2020年10月期は赤字です。2021年10月期は据え置き予定ですが、見えにくさはあります。

くら寿司の決算と今後について

最後にくら寿司の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年6月9日の決算にて2021年10月期2Q累計(2020年11月-2021年4月)の連結経常利益は11.8億円と発表。前年同期よりは回復しているものの、まだ厳しさがあります。

今後について

「回転寿司チェーン」は国内競合他社の力も強く、短期的な不透明感もまだあります。しかし、NASDAQへ上場するなど海外にも積極的に展開しています。完全回復する時期は見えないですが、今後落ち着き、GoToキャンペーンなど需要が戻るきっかけがあれば、業績が復活する可能性は十分に考えられます。

株価上昇について

厳しめの業績の中、株価は上昇しています。最悪期は抜けたとの見方や業績が戻りつつある点なども上昇要因ですが、株式分割による実質的な優待金額倍増も影響していると考えられます。

タイトルとURLをコピーしました