大塚ホールディングス(大塚製薬)の株主優待は自社商品・株価は上昇場面あり【4578】

国内製薬会社大手の大塚ホールディングス(4578)、株主優待制度は自社商品を実施しています。株主優待に加え、業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

大塚ホールディングスのPOINT
  • 株主優待制度は自社商品、利回りは低め
  • 配当は据え置き推移から増配
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株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年6月14日終値時点)

株価:6,317円
予想PER:13.71倍
PBR:1.36倍
予想EPS:460.70円
時価総額:3兆5,238億円

最新の株価参考:大塚ホールディングス(株)【4578】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「自社製品の詰め合わせ」を実しています、優待権利月は12月です。

保有株式数優待内容
100株以上自社グループ製品詰め合わせ 3,000円相当

100株保有で年間3,000円相当とした場合、優待利回りは約0.5%です。

参考:株主優待|大塚ホールディングス株式会社

配当金の情報

2024年12月期の予定年間配当:120円
予想年間配当利回り:1.9%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

配当は年間100円で推移していましたが、2023年12月期に増配、2024年12月期も増配予定としています。

配当性向は2023年12月期が49.1%、2024年12月期の予想が約26%です。

利益還元方針の確認

利益還元方針は「必要な内部留保資金を確保しつつ、利益の成長に応じた株主の利益還元を継続的に行う」としています。

参考:配当金・配当性向|大塚ホールディングス株式会社

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業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

利益は減少推移しています。2023年12月期は過去最高益を更新する見通しでしたが減益で着地。

2024年12月期は大きく増益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|大塚ホールディングス株式会社

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は大きく上下する場面もあり、つかみにくい動きをしています。

2023年4月以降は、アルツハイマー型認知症の治療薬の試験結果の影響で大きく上昇、その後も医療関連事業の動きから大きく上下する場面が出ています。

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事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

大塚ホールディングス(4578)の概要

大塚ホールディングス株式会社(おおつかホールディングス、Otsuka Holdings Co.,Ltd.)は、大塚製薬、大塚製薬工場、大鵬薬品工業をはじめとする「大塚グループ」の持株会社である。

武田薬品工業・アステラス製薬・第一三共・エーザイと共に国内5大医薬品メーカーのひとつである。

大塚ホールディングス – Wikipediaより抜粋

売上・収益の柱は「医療関連事業」で世界中に工場があります。

一般には「ポカリスエット」、「カロリーメイト」などの「ニュートラシューティカルズ関連事業」が知られています。

3か月決算の実績

下記は3か月決算の連結営業利益の推移と前期との比較です。

2024年12月期の連結営業利益は3,300億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

営業CFは比較的安定した推移です。

配当・優待について

大塚ホールディングスの株主優待制度は自社商品を実施していますが利回りは低めです。

配当は据え置き推移から増配しています。利回りは高くはないです。

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