コマツの株価は下落から抜け出した?チャートが上昇しつつあるがどうなる?【6301】

建設機械で世界2位のコマツ(6301)ですが、中国経済の減衰、米中貿易摩擦の影響で株価が2018年1月ごろから下落していましたが、ここにきて米中貿易摩擦の緩和観測もあり、株価を戻しつつあります。

今後の株価はどうなるのかを業績推移・株価チャート・株価指標から考えてみました。

  • コマツの株価指標・事業内容について
  • コマツの業績推移・株価チャートについて
  • コマツの配当推移・株主優待について
  • 最近の業績と今後の見込みについて

株価指標と業績内容について

初めにコマツの株価指標と事業内容について見ていきます。

株価指標について

現在の株価:2,630.5円

予想年間配当:110円

年間配当利回り:約4.2%

PER:13.8倍、PBR:1.39倍

割安とも割高とも言えない水準ですが、株価が下落したことで配当利回りは上がり、以前のような割高感はなくなりました。

※2019年11月5日終値時点

コマツ(6301)とは

株式会社小松製作所(こまつせいさくしょ)は、日本の建設機械・鉱山機械のメーカー。呼称としてカタカナ表記のコマツを用いている。英表記はKOMATSUである。TOPIX Large70の構成銘柄の一つ。

建設機械の日本でのシェアは1位、世界でアメリカ・キャタピラー社に次いで2位。日本以外にも南北アメリカ、ヨーロッパ、CIS、中近東、アフリカ、東南アジア、オセアニア、中国にグループ企業を展開する。

堅実な経営で比較的財務体質の良く、世界戦略も好調な会社として知られ、投資家やエコノミストからの評価は高い。好悪含めて新聞雑誌の経済欄を飾ることも多い。斜陽産業などと言われた時期もあったが、建機業界が活況を帯びていることもあって、最近では成長企業として見られている。

wikipediaより抜粋

コマツは日本だけでなくグローバルに事業を展開しています。

海外売上比率は約86%になるため、世界的な景気動向が業績に大きな影響を与えます。

参考:コマツはグローバル企業?|コマツ公式サイト

業績推移と株価チャート

次にコマツの業績推移と株価チャートをみていきます

売上高・経常利益の推移について

下記はコマツの売上高・経常利益の推移です。

2019年3月期は過去最高益の3,774億円。2020年3月期は3,170億円の予想から2,570億円に下方修正を行いました。

世界的な景気動向への懸念、特に米中貿易摩擦をはじめとした中国の景気減速が大きな影響を与えています。

株価チャートについて

下記はコマツの直近約3年の週足株価チャートです。

2018年1月までは株価は上昇トレンドでした。

期待値が高く、割高になっていたため、利益確定売りや中国に対する警戒感が出たあたりから下落が始まります。その後、実際に業績が伸び悩んだことで株価は低迷しています。

ここ最近で見ると、相場全体の上昇をはじめ、割安感が強くなったこと、米中貿易摩擦への警戒が和らいだことで上昇の兆しを見せています。

配当と株主優待について

次にコマツの配当推移と株主優待を見ていきます。

配当推移について

下記はコマツの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
58円58円58円84円110円110円

2020年3月期の配当は据え置きです。

基本方針として「連結配当性向を40%以上とし、連結配当性向が60%を超えないかぎり、減配はしない方針」としています。

2020年3月期の予想配当性向は業績を下方修正したことで約57%となっています。60%を超えない限りは減配しないとしていますが、逆にいうと60%を超えると減配する可能性が高いと考えられます。

そのため、現状での増配期待は難しく業績次第では減配もありえると考えています。

参考:配当金について|コマツ公式サイト

株主優待制度について

コマツは株主優待を実施しています。株主優待というよりは感謝品という位置づけですね。公式サイトでも「感謝品」としています。

300株以上保有かつ保有期間が3年以上でオリジナルミニチュアがいただけます。

優待が株価に与える影響は考えなくて良さそうですね。

参考:感謝品進呈のご案内|コマツ公式サイト

最近の業績、今後について

最後に、最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績について

2019年10月30日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は1,282億円と発表。あわせて、通期の同利益を従来予想の3,170億円から2,570億円に下方修正しました。

下方修正を行った通期計画に対する進捗率は49.9%となりました。

今後について

この先の株価ですが、米中貿易関連のニュースで大きく上昇・下落することが想定されます。中国の先行き不安があるためこの先の業績不透明感は強いです。

しかし、株価2,000円台前半では割安感や配当のうまみも出てきます。堅実経営で財務体質も良い優良企業であることもプラス材料です。

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