三井物産の株価は上昇したが配当利回りは高い。業績・配当の推移を分析【8031】

三井物産(8031)の株価が短期でも長期でも上昇して推移していますが、まだ割安で配当利回りも高いです。果たしてこの先の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャートと配当推移を分析してみました。

三井物産の株価POINT
  • 株価に割高感は無く年間配当利回りは4%と高い利回り
  • 利益が好調に推移しているので配当の増額修正・増配の期待もあり
  • 多くのリスクもあるが分散されているとも考えることができる
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三井物産の事業内容と株価指標・配当推移

はじめに三井物産の事業内容と株価指標・配当推移を確認していきます。

三井物産(8031)とは

三井グループ中核の総合商社で、鉄鉱石、原油の生産権益量、インフラが強みです。トヨタグループとの繋がりも深く、カナダや中南米の一部の国におけるトヨタの販売会社に出資する等の関係を継続しています、またセブン&アイ・ホールディングスとも親密で物流やショッピングセンターの開発などの面で提携しています。

また、海外にも広く事業を展開しています。

参考:投資家情報|三井物産株式会社

株価指標と配当利回り

現在の株価:1,963円

予定年間配当:80円

年間配当利回り:約4.08%

予想PER:7.5倍、PBR:0.78倍

※株価は2020年2月13日終値

商社銘柄っぽい割安さと年間配当利回りの高さです、割高感はまだ出ていないです。

配当金の推移

下記は三井物産の配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

三井物産の年間配当金推移

2015年3月期:64円
2016年3月期:64円
2017年3月期:55円
2018年3月期:70円
2019年3月期:80円
2020年3月期:80円 (予)

三井物産の株主還元方針は中期経営計画にて配当総額1,000億円の下限を設定しています。

年間配当にすると60円ですが、あくまでも下限が60円で業績次第では+αです。2020年3月期の予想配当性向は約30.6%で問題ないため増額修正・増配の可能性もあります。

参考:中期経営計画|三井物産株式会社

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三井物産の業績推移と株価チャート

次に三井物産の業績推移と株価チャートを確認していきます

売上高と経常利益の推移

利益は順調に伸ばしており、2020年3月期は過去最高益となる可能性もあります。

参考:パフォーマンスハイライト|三井物産株式会社

株価チャートについて

下記は三井物産の5年分の週足株価チャートです。

長期で見ると上昇トレンド、短期で見てもやや上昇しています。ここから上値メドは2,000円-2,100円辺り、下値メドは1,600円辺りと考えられます。

三井物産の直近決算と今後

最後に三井物産の直近決算内容の確認と今後について考えてみます。

最近の決算を確認

2020年2月4日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は4,713億円と発表、前年同期比で1.5%減となりました。

2Q、3Qともに前年同期比で減益となっているため若干厳しい状況です。とはいえ、まだそこまで大きくマイナスになっているわけでもないです。

今後について

三井物産はさまざまなセグメントがあるため、多くの出来事の影響を受けます。原油・鉄鉱石などの販売価格、為替レートや金利に加え多くの株式を保有しているので株価の影響も受けます。

これは三井物産に限らず総合商社全てに当てはまる事です。多くのセグメントがあるのは多くのリスクを抱えると同時にリスクが分散されているとも取れます。アナリスト、証券会社の多くは三井物産の目標株価を2,000円以上で設定していることからまだ割安水準ではあります。

しかし、アナリストはあくまでも現状を分析した結果です。彼らは今を分析するのは得意ですが、未来が見えるわけではないです

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