三井物産の株価分析!安定配当方針で高配当だが配当性向上昇【8031】

総合商社の三井物産(8031)の株価が短期でも長期でも上昇推移しています。まだ株価指標に割高感も無く、配当利回りが高いです。果たして三井物産の今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャートと配当推移を分析してみました。

三井物産の株価POINT
  • 株価指標に割高感は無く年間配当利回りは高い
  • 連続減益見通しだが、安定配当の期待値が高い
  • 事業には多くのリスクもある反面、リスク分散されていると考えることができる
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三井物産の事業内容と株価指標

はじめに三井物産の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,956.5円
予定年間配当:80円
年間配当利回り:4.09%
予想PER:18.3倍
PBR:0.85倍

2020年9月2日終値時点のデータ

商社銘柄にありがちな割安さと年間配当利回りの高さです。

三井物産(8031)とは

三井物産株式会社(みついぶっさん、英: MITSUI & CO., LTD.)は、三井グループの大手総合商社。三井不動産、三井銀行(現:三井住友銀行)と並ぶ『三井新御三家』の一つ。鉄鉱石、原油の生産権益量は商社の中でも群を抜いている。

三井物産- Wikipediaより抜粋

三井物産は三井グループ中核の総合商社で、鉄鉱石、原油の生産権益量、インフラが強みです。トヨタグループとの繋がりも深く、カナダや中南米の一部の国におけるトヨタの販売会社に出資する等の関係を継続しています、また「セブン&アイ・ホールディングス」とも親密で物流やショッピングセンターの開発などの面で提携しています。また、海外にも広く事業を展開しています。

参考:投資家情報|三井物産株式会社

三井物産の配当推移と業績推移

次に三井物産の配当推移と業績推移を確認していきます。

配当金の推移

下記は三井物産の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

三井物産の年間配当金推移

2016年3月期:64円
2017年3月期:55円
2018年3月期:70円
2019年3月期:80円
2020年3月期:80円
2021年3月期:80円(予)

三井物産の株主還元方針は中期経営計画にて年間配当の下限を80円と設定しています。

あくまでも下限が80円で業績次第では+αです。2020年3月期の配当性向は35.3%、2021年3月期の予想配当性向は約75%とかなり上昇する見通しなので、2021年3月期は80円となりそうですが、今後は業績次第でさらなる増配に期待ができます。

参考:中期経営計画|三井物産株式会社

売上高と経常利益の推移

経常利益は2019年3月期に過去最高と好調で、2020年3月期も更新すると見られていました。しかし、4Qに前年同期比で大きくマイナスとなり減益となりました。

参考:パフォーマンスハイライト|三井物産株式会社

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三井物産の株価チャートと決算内容

次に三井物産の株価チャートと決算内容を確認していきます

株価チャートについて

下記は三井物産5年分の週足株価チャートの推移です。

長期で見ると上昇トレンド、短期でも上昇しています。現在の株価はここ数年で高いラインです。ここからの上値メドは2,100円、下落メドは1,800円と見ることが出来ます。

最近の決算を確認

2020年7月31日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は1,019億円と発表、前年同期比40.8%減となりました。

三井物産の今後について

最後に三井物産の今後について考えてみます。

今後について

三井物産はさまざまな事業セグメントがあるため、多くの出来事の影響を受けます。原油・鉄鉱石などの販売価格、為替レートや金利に加え多くの株式を保有しているので株価の影響も受けます。

これは三井物産に限らず総合商社の多くに当てはまる事です。多くのセグメントがあるのは多くのリスクを抱えると同時にリスクが分散されているとも言えます。アナリスト、証券会社の多くは三井物産の目標株価を2,000円以上で設定していることからまだ割安水準です。

しかし、アナリストはあくまでも現状を分析した結果です。彼らは今を分析するのは得意ですが、未来が見えるわけではないです。中期の経営計画にて年間配当の下限を80円としたことから安定配当に期待ができますが、これからどこまで業績が落ち込むか、業績悪化がいつまで続くか。見えない部分は大きいです。

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