カッパ・クリエイト(かっぱ寿司)の株価分析!業績悪化で配当無配も株価下落は控えめ【7421】

「かっぱ寿司」を全国展開するカッパ・クリエイト(7421)ですが、一時、株価は急落し2020年3月期は赤字となりましたが、ここ最近の株価は業績を考えるとそこまで下落していません。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

カッパ・クリエイトの株価POINT
  • 株価指標には割高感が強めだが優待利回りは高い
  • 売上が伸び悩み、利益推移も不安定
  • 将来は業績回復の可能性もあるが、短期的には不透明感が強く厳しい
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カッパクリエイトの事業内容と株価指標

はじめにカッパ・クリエイトの事業内容と現在の株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,383円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:163倍
PBR:6.55倍

2020年8月13日終値時点のデータ

株価指標は外食優待銘柄と考えてもかなり割高です。配当は未定としていますが2020年3月期は無配としているため、あまり期待はできないです。

カッパ・クリエイト(7421)とは

かっぱ寿司(かっぱずし)は、回転寿司業界の大手企業。

運営はカッパ・クリエイト株式会社。かつては業界首位であったが、2011年スシローに抜かれた後はくら寿司、はま寿司にも抜かれ業界4位に転落。2014年にコロワイドに買収され、立て直しを図っている。

かっぱ寿司 – Wikipediaより抜粋

寿司を一律100円にしたことで業界首位に上り詰めましたが、原価率圧縮の影響や同業他社が力を付けたことで売上・利益が減少していきました。現在はコロワイドの連結子会社として立て直しを行っています。

参考:ご挨拶|企業情報|カッパ・クリエイト株式会社

カッパクリエイトの配当推移と株主優待

次にカッパ・クリエイトの配当金推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はカッパ・クリエイトの配当金の推移です。期末(3月)の一括配当を実施しています。

カッパ・クリエイトの年間配当金推移

2015年3月期:0円
2016年3月期:20円
2017年3月期:0円
2018年3月期:5円
2019年3月期:5円
2020年3月期:0円
2021年3月期:未定

赤字となった2017年3月期、2020年3月期は無配としました。

2021年3月期の配当は未定ですが、過去の配当や業績見通しを考えると引き続き無配となる可能性があります。

株主優待制度について

カッパクリエイトの株主優待ですが店舗で使える「株主優待カードのポイント」です。毎年3月末と9月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上
1,000株未満
3,000ポイント
(3,000円分)
1,000株以上
2,000株未満
6,000ポイント
(6,000円分)
2,000株以上12,000ポイント
(12,000円分)

ポイントは店舗での飲食代の他にも特選品と引き換えることもできます。100株保有で年間6,000円分なので優待利回りは約4.3%と高いです。また、2020年3月末の株主優待は特別に通常の倍額としています。

参考:株主優待|カッパ・クリエイト株式会社

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カッパ・クリエイトの業績推移と株価チャート

次にカッパ・クリエイトの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売り上げは右肩下がり、利益推移も不安定です。2020年3月期の最終利益は赤字、2021年3月期も厳しい見通しです。

株価チャートの推移

下記はカッパ・クリエイト5年分の週足株価チャートの推移です。

長期では株価は上昇して推移しています。2017年3月期に赤字になった時には無配としましたがそこまで大きく株価は下落していません。ここ最近では一時的に大きく下落しましたが、その後、株価は戻しています。

現在もやや下落してところから上昇する気配を見せています。

カッパ・クリエイトの決算内容と今後について

最後にカッパ・クリエイトの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2020年8月7日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常損益は15.9億円の赤字と発表、あわせて通期の業績予想は連結経常利益が3.9億円見通しとしています。

今後について

カッパ寿司は回転寿司チェーンの第一人者で、以前は業界1位でしたが今は「スシロー」や「くら寿司」に抜かれ業界4位に沈んでいます。2017年3月期には赤字になりかなり苦しい時期もありましたが現在は「フルオーダー店舗」、「1皿1貫50円」の施策が好調で利益が回復しています。

今後もフルオーダー化を進めていき廃棄ロスの軽減・省人化により利益率を高めていきます。今後も利益が回復していく可能性は大きいですが、株主優待の影響もあり、株価指標がかなり割高なのは気になるところです。また、短期的には当然、厳しい状況で売上も前年比マイナスで推移しています。

参考:売上報告|カッパ・クリエイト株式会社

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