カッパ・クリエイト(かっぱ寿司)の株価分析!株価は長期上昇も短期では警戒感から下落【7421】

「かっぱ寿司」を全国展開するカッパ・クリエイト(7421)。株価は長期で上昇も短期では下落しています。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

カッパ・クリエイトの株価POINT
  • 株価指標に割高感あり、優待利回りは高い
  • 売上が伸び悩み、利益推移も不安定
  • 業績回復の可能性もあるが、短期的には厳しい
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カッパクリエイトの株価指標と事業内容

はじめに、カッパ・クリエイトの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,363円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:46.5倍
PBR:6.25倍

2021年8月4日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒カッパ・クリエイト(株)【7421】:Yahoo!ファイナンス

株価指標は外食優待銘柄と考えても割高です。配当は未定ですが2020年3月期、2021年3月期と連続無配のため、大きな期待はできないです。

カッパ・クリエイト(7421)とは

かっぱ寿司(かっぱずし)は、回転寿司業界の大手企業。

運営はカッパ・クリエイト株式会社。かつては業界首位であったが、2011年スシローに抜かれた後はくら寿司、はま寿司にも抜かれ業界4位に転落。2014年にコロワイドに買収され、立て直しを図っている。

かっぱ寿司 – Wikipediaより抜粋

寿司を一律100円にしたことで業界首位に上り詰めました。しかし、「原価率圧縮の影響による品質低下「に加えて「同業他社が力を付けた」ことで売上・利益が減少。現在はコロワイドの連結子会社として立て直しを行っています。

カッパ・クリエイトの業績推移と株価チャート

次に、カッパ・クリエイトの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2021年3月期は大きく赤字。それまでも売上・利益がやや不安定に推移していました。2022年3月期は大きく回復を見込んでいますが、自粛要請などもありまだ不透明感は強いです。

株価チャートの推移

下記はカッパ・クリエイト5年分の週足株価チャート推移です。

長期の株価は上昇も、短期では下落しています。2017年3月期は赤字転落、無配となりましたが株価の動きは限定的でした。また、2020年3月頃に大きく下落しましたが、その後すぐに株価を戻しています。

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カッパクリエイトの配当推移と株主優待

次に、カッパ・クリエイトの配当金推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記はカッパ・クリエイトの配当金推移です。期末(3月)の一括配当を実施しています。

カッパ・クリエイトの年間配当金推移

2017年3月期:0円
2018年3月期:5円
2019年3月期:5円
2020年3月期:0円
2021年3月期:0円
2022年3月期:未定

2020年3月期、2021年3月期は連続無配です。

2022年3月期の配当は未定ですが、業績見通しを考えると復配する可能性があります。しかし、あくまでも「業績が回復すれば」です。厳しい状況が続けば当然、引き続き無配となる可能性も想定されます。

株主優待制度について

カッパクリエイトの株主優待は店舗で使える「株主優待カードのポイント」です。毎年3月末と9月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上 1,000株未満3,000ポイント(3,000円分)
1,000株以上 2,000株未満6,000ポイント(6,000円分)
2,000株以上12,000ポイント(12,000円分)

ポイントは店舗での飲食代の他に特選品と引き換えることもできます。100株保有で年間6,000円分なので優待利回りは約4.4%と高いです。また、2020年3月末の株主優待は特別に通常の倍額を実施しました。配当より優待を重視している印象を受けます。

参考:株主優待|カッパ・クリエイト株式会社

カッパ・クリエイトの決算内容と今後について

最後に、カッパ・クリエイトの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年7月30日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常損益は10.4億円の赤字と発表。前年同期は15.9億円の赤字でした。

今後について

2022年3月期は大きく黒字回復を見込んでいますが、1Qはまだまだ厳しく、消費活動の回復を3Q以降と想定しています。早く回復すれば見通し以上に業績回復する可能性もありますが、逆に長引いた場合は厳しくなる可能性もあり、現状では外食産業全体への不透明感はまだあります。

業績回復の期待

2017年3月以降、廃棄ロスの軽減・省人化により利益率を高め業績が回復していました。今後、消費が回復すれば利益が回復していく可能性は高いですが、株主優待の影響もあり株価指標は割高です。

短期的な警戒感

短期的な株価が下落している要因として、はま寿司からの「不正競争防止法にまつわる告訴」があります。2021年6月28日には本社が家宅捜索を受けており、この警戒感から株価が下落しています。

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