カッパ・クリエイト(かっぱ寿司)の株価分析!業績悪化も株主優待効果で株価下落は控えめ【7421】

「かっぱ寿司」を全国展開するカッパ・クリエイト(7421)。一時、株価が急落しましたが、その後直ぐに戻り、厳しい業績の中、長期で上昇しています。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

カッパ・クリエイトの株価POINT
  • 株価指標の割高感はかなり強め、優待利回りは高い
  • 売上が伸び悩み、利益推移も不安定
  • 業績回復の可能性もあるが、まだまだ短期的には厳しい
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カッパクリエイトの事業内容と株価指標

はじめにカッパ・クリエイトの事業内容と現在の株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,525円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:180倍
PBR:7.31倍

2021年2月5日終値時点のデータ

株価指標は外食優待銘柄と考えてもかなり割高です。配当は未定ですが2020年3月期は無配のため、大きな期待はできないです。

カッパ・クリエイト(7421)とは

かっぱ寿司(かっぱずし)は、回転寿司業界の大手企業。

運営はカッパ・クリエイト株式会社。かつては業界首位であったが、2011年スシローに抜かれた後はくら寿司、はま寿司にも抜かれ業界4位に転落。2014年にコロワイドに買収され、立て直しを図っている。

かっぱ寿司 – Wikipediaより抜粋

寿司を一律100円にしたことで業界首位に上り詰めました。しかし、原価率圧縮の影響により品質低下や同業他社が力を付けたことで売上・利益が減少。現在はコロワイドの連結子会社として立て直しを行っています。

参考:ご挨拶|企業情報|カッパ・クリエイト株式会社

カッパクリエイトの配当推移と株主優待

次にカッパ・クリエイトの配当金推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はカッパ・クリエイトの配当金推移です。期末(3月)の一括配当を実施しています。

カッパ・クリエイトの年間配当金推移

2015年3月期:0円
2016年3月期:20円
2017年3月期:0円
2018年3月期:5円
2019年3月期:5円
2020年3月期:0円
2021年3月期:未定

赤字となった2017年3月期、2020年3月期は無配としました。

2021年3月期の配当は未定ですが、過去の配当状況や業績見通しを考えると引き続き無配となる可能性もあります。

株主優待制度について

カッパクリエイトの株主優待は店舗で使える「株主優待カードのポイント」です。毎年3月末と9月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上 1,000株未満3,000ポイント
(3,000円分)
1,000株以上 2,000株未満6,000ポイント
(6,000円分)
2,000株以上12,000ポイント
(12,000円分)

ポイントは店舗での飲食代の他に特選品と引き換えることもできます。100株保有で年間6,000円分なので優待利回りは約3.9%と高いです。また、2020年3月末の株主優待は特別に通常の倍額を実施しました。配当より優待を重視している印象を受けます。

参考:株主優待|カッパ・クリエイト株式会社

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カッパ・クリエイトの業績推移と株価チャート

次にカッパ・クリエイトの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売り上げは右肩下がりで利益の推移は不安定です。2020年3月期の最終利益は赤字、2021年3月期も厳しい見通しです。

株価チャートの推移

下記はカッパ・クリエイト5年分の週足株価チャートの推移です。

長期の株価は上昇推移です。2017年3月期に赤字転落、無配となりましたが株価の動きは限定的でした。また、2020年3月-4月には一時的に大きく下落しましたが、その後すぐに株価を戻しています。

カッパ・クリエイトの決算内容と今後について

最後にカッパ・クリエイトの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年1月29日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常損益は14.6億円の赤字と発表。厳しいですが、3Q単体では黒字となり過去の同期比でも悪くない数字です。

今後について

カッパ寿司は回転寿司チェーンの第一人者で、以前は業界1位でしたが今は「スシロー」や「くら寿司」に抜かれ業界4位に沈んでいます。2017年3月期に赤字となり、かなり苦しい時期もありましたが現在は「フルオーダー店舗」、「1皿1貫50円」の施策が好調で利益が回復しています。

今後もフルオーダー化を進めていき廃棄ロスの軽減・省人化により利益率を高めていきます。今後、利益が回復していく可能性は大きいですが、株主優待の影響もあり、株価指標がかなり割高です。また、まだまだ短期的には外食産業には厳しい状況が続くのも想定されます。

参考:売上報告|カッパ・クリエイト株式会社

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