カッパ・クリエイト(かっぱ寿司)の株価分析!業績赤字だが株主優待効果で株価は上昇推移【7421】

「かっぱ寿司」を全国展開するカッパ・クリエイト(7421)。厳しい業績ですが、株価は長期で上昇しています。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

カッパ・クリエイトの株価POINT
  • 株価指標の割高感はかなり強め、優待利回りは高い
  • 売上が伸び悩み、利益推移も不安定
  • 業績回復の可能性もあるが、まだまだ短期的には厳しい
スポンサーリンク

カッパクリエイトの事業内容と株価指標

はじめにカッパ・クリエイトの事業内容と現在の株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,483円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:50.6倍
PBR:6.69倍

2021年5月7日終値時点のデータ

株価指標は外食優待銘柄と考えてもかなり割高です。配当は未定ですが2020年3月期、2021年3月期と連続無配のため、大きな期待はできないです。

カッパ・クリエイト(7421)とは

かっぱ寿司(かっぱずし)は、回転寿司業界の大手企業。

運営はカッパ・クリエイト株式会社。かつては業界首位であったが、2011年スシローに抜かれた後はくら寿司、はま寿司にも抜かれ業界4位に転落。2014年にコロワイドに買収され、立て直しを図っている。

かっぱ寿司 – Wikipediaより抜粋

寿司を一律100円にしたことで業界首位に上り詰めました。しかし、原価率圧縮の影響による品質低下に加えて同業他社が力を付けたことで売上・利益が減少。現在はコロワイドの連結子会社として立て直しを行っています。

参考:ご挨拶|企業情報|カッパ・クリエイト株式会社

カッパクリエイトの配当推移と株主優待

次にカッパ・クリエイトの配当金推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はカッパ・クリエイトの配当金推移です。期末(3月)の一括配当を実施しています。

カッパ・クリエイトの年間配当金推移

2017年3月期:0円
2018年3月期:5円
2019年3月期:5円
2020年3月期:0円
2021年3月期:0円
2022年3月期:未定

2020年3月期、2021年3月期は連続無配です。

2022年3月期の配当は未定ですが、業績見通しを考えると復配する可能性があります。しかし、あくまでも業績が回復すればです。厳しい状況が続けば当然、引き続き無配となる可能性もあります。

株主優待制度について

カッパクリエイトの株主優待は店舗で使える「株主優待カードのポイント」です。毎年3月末と9月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上 1,000株未満3,000ポイント(3,000円分)
1,000株以上 2,000株未満6,000ポイント(6,000円分)
2,000株以上12,000ポイント(12,000円分)

ポイントは店舗での飲食代の他に特選品と引き換えることもできます。100株保有で年間6,000円分なので優待利回りは約4%と高いです。また、2020年3月末の株主優待は特別に通常の倍額を実施しました。配当より優待を重視している印象を受けます。

参考:株主優待|カッパ・クリエイト株式会社

スポンサーリンク

カッパ・クリエイトの業績推移と株価チャート

次にカッパ・クリエイトの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2021年3月期は大きく赤字。それまでも売上・利益がやや不安定に推移していました。2022年3月期は大きく回復を見込んでいますが、現状では自粛要請などもあり、まだまだ不透明感が強いです。

株価チャートの推移

下記はカッパ・クリエイト5年分の週足株価チャート推移です。

長期の株価は上昇推移です。2017年3月期は赤字転落、無配となりましたが株価の動きは限定的でした。また、2020年3月頃に大きく下落しましたが、その後すぐに株価を戻しています。業績の厳しさを考えると株価は悪くないです。

カッパ・クリエイトの決算内容と今後について

最後にカッパ・クリエイトの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年4月30日の決算にて2021年3月期の連結経常損益は14.7億円の赤字と発表。2022年3月期は11.7億円の黒字見通し、年間配当は未定としています。

今後について

2022年3月期は大きく黒字回復を見込んでいますが、消費活動の回復を3Q以降と想定しています。早く回復すれば見通し以上に業績回復する可能性もありますが、逆に長引いた場合は厳しくなる可能性もあり、現状では外食産業全体への不透明感は強いです。

2017年3月以降、廃棄ロスの軽減・省人化により利益率を高め業績が回復していました。今後、消費が回復すれば利益が回復していく可能性は高いですが、株主優待の影響もあり株価指標はかなり割高です。

参考:売上報告|カッパ・クリエイト株式会社

タイトルとURLをコピーしました