伊藤忠商事(8001)の株価と配当推移を確認、商社の中では利回りが低いが株価は好調

総合商社の伊藤忠商事(8001)ですが、全体の平均と比較すると高い配当利回りですが、総合商社の中ではやや配当利回りが低めです。そんな伊藤忠商事の株価が今後どうなるのか、各指標や株価チャート、配当の推移、最近の動きから考えてみました。

  • 伊藤忠商事の現在の株価、各指標と配当利回りを確認
  • 伊藤忠商事の事業内容と株価チャートを確認
  • 今後どうなるかを最近の業績などから確認

各指標と配当利回りを確認

まずはじめに伊藤忠商事の株価の各指標と配当について見ていきます。

各指標と配当利回りはどうなっているか確認

伊藤忠商事の現在の株価は2296.5円。 年間配当は85円の予定なので年間配当利回りは約3.7%です。PERは6.8倍、PBRは1.19倍です。商社銘柄っぽい割安さと年間配当利回りの良さです。とはいえ、他の総合商社銘柄では年間利回りが4%超え、5%近い銘柄が多いのを考えるとものすごく利回りが良いという感じではないです。

※株価は2019年9月25日終値

過去の配当推移を確認

伊藤忠商事、過去の配当推移一覧です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
46円50円55円70円83円85円

配当は増配傾向です。また、株主還元方針として将来的に配当性向を30%目途とすべく、段階的な引き上げを実施しています。現在の配当性向から考えるとまだ今後も増配する可能性は高いです。

参考:株主の皆様への還元|伊藤忠商事公式サイト

事業内容と株価チャートについて

伊藤忠商事について

伊藤忠商事株式会社(いとうちゅうしょうじ、ITOCHU Corporation)は、みずほグループ(旧第一勧銀グループ)の大手総合商社。日本屈指の巨大総合商社であると共にアジア有数のコングロマリット(異業種複合企業体)でもある。

wikipediaより抜粋

伊藤忠商事は傘下にファミリーマートがあります。三菱商事は傘下にローソン、三井物産はセブン&アイ・ホールディングスと親密な関係していることから日本の上位コンビニ3社と商社との関係は深いです。

伊藤忠商事の株価チャート

伊藤忠商事の直近約3年の週足株価チャートです。

株価は上昇トレンドで現在は過去最高値をアタック中とかなり好調です。この株価の上昇が現在の配当利回りが若干他の総合商社銘柄と比較して低い理由でもあります。

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年8月2日の決算にて2020年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は1977億円と発表、前年同期比で40%増のかなり良い業績です。株価上昇要因の一つでもあります。

ここ最近のニュースだけでも、リサイクル企業の米テラサイクルと資本・業務提携、物流ソリューション提供の米KeepTruckin社に出資、衛星データアナリティクスの米Spire Globalに出資と多角的な事業活動を展開しています。

今後について

三井物産と三菱商事の株価は若干伸び悩む中、伊藤忠商事は確実に株価を伸ばしています。ROEも高く、配当に関しては累進配当を掲げています。1Qの業績を考えると、このまま好業績が継続されれば配当の増額修正、さらに来期以降の増配期待値はかなり高いです。

その期待もあり、現在は過去最高値となっています。

もちろん、総合商社という性質上さまざまなリスクは抱えています。今は株価が上昇していますが、経済環境に影響を受けるので、相場全体が下落して、どこかで上昇が止まる可能性は高いです。

参考:2019年度短期経営計画|伊藤忠商事公式サイト

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