伊藤忠商事の株価分析!株価上昇で配当利回りがやや低下したが増配期待値あり【8001】

総合商社の伊藤忠商事(8001)。株価が上昇し2021年も過去最高値を更新しています。年間配当利回りは東証1部上場企業の平均と比較すると高めですが、商社銘柄としては高くはないです。果たして今後の伊藤忠商事の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

伊藤忠商事の株価POINT
  • 配当利回りは平均より高いが商社銘柄内では特別高くはない
  • 配当は増配傾向、今後も増配する可能性は高い
  • 伸びしろの期待感もあり株価上昇
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伊藤忠商事の株価指標と事業内容

はじめに、伊藤忠商事の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,232円
予定年間配当:94円
年間配当利回り:2.91%
予想PER:8.7倍
PBR:1.36倍
時価総額:5兆1,224億円

2021年8月27日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒伊藤忠商事(株)【8001】:Yahoo!ファイナンス

商社銘柄として考えると、年間配当利回りは高いとは言いにくいです。

伊藤忠商事(8001)とは

伊藤忠商事株式会社(いとうちゅうしょうじ、ITOCHU Corporation)は、みずほグループ(旧第一勧銀グループ)の大手総合商社。

日本屈指の巨大総合商社であると共にアジア有数のコングロマリット(異業種複合企業体)でもある。

伊藤忠商事 – Wikipediaより抜粋

伊藤忠商事は傘下に「ファミリーマート」。三菱商事は傘下にローソン、三井物産はセブン&アイ・ホールディングスと親密な関係であることから日本の上位コンビニ3社と商社との関係は深いです。

なお、伊藤忠商事はファミリーマートに対しTOBを行い完全子会社化が完了。ファミリーマート以外には「Dole」、「EDWIN」など生活消費関連分野の割合が大きいです。

伊藤忠商事の業績推移と株価チャート

次に、伊藤忠商事の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高・最終利益の推移

2020年3月期は過去最高益を更新しましたが、2021年3月期は減益に。2022年3月期はふたたび過去最高益を更新する見通しです。

参考:経営成績|伊藤忠商事株式会社

株価チャートの推移

下記は伊藤忠商事5年分の週足株価チャートです。

株価は長期で上昇し、2021年に過去最高値を更新しています。一時的に下落する場面もありますが、好調に推移しています。最高値を更新しているため、どこまで上昇するか、どこで止まるのか見えにくいです。

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伊藤忠商事の配当推移と決算内容

次に、伊藤忠商事の配当推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記は伊藤忠商事の配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

伊藤忠商事の年間配当金推移

2017年3月期:55円
2018年3月期:70円
2019年3月期:83円
2020年3月期:85円
2021年3月期:88円
2022年3月期:94円(予)

配当金は毎年増配しています。配当性向は2020年3月期が25.3%、2021年3月期が32.6%、2022年3月期の予想が約25%です。

配当方針の確認

中期経営計画(2021年度-2023年度)における株主還元方針は「2021年度の配当金は94円を下限」、「中計期間中に100円を目指す」です。

参考:株主還元|伊藤忠商事株式会社

決算内容の確認

2021年8月4日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は3,820億円(前年同期比175%増)、連結最終利益は2,674億円と発表しています。

伊藤忠商事の今後について

最後に、伊藤忠商事の今後について考えてみます。

今後について

他の商社銘柄では2021年3月期の業績がかなり厳しくなった企業もありますが、伊藤忠商事は非資源分野が強く、利益減少が限定的となりました。連続増配中ですが、配当性向は適正水準で無理な配当は実施していないです。

リスクについて

総合商社という性質上、国内だけでなく海外でも事業活動を展開しているため、さまざまなリスクを抱えています。また、指標に割高感は無いですが、株価が上昇したことで以前ほどの配当利回りの高さは無いです。

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