伊藤忠商事の株価と配当を分析!業績・配当ともに比較的好調推移【8001】

総合商社の伊藤忠商事(8001)の年間配当利回りは高めですが、商社銘柄は利回りが高い銘柄も多く、その中で比較すると配当利回りは高くないです。今回はそんな伊藤忠商事の株価と配当が今後どうなるのか。株価指標・業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

伊藤忠商事の株価POINT
  • 業績は比較的好調に推移、商社銘柄では配当利回りはやや低め
  • 配当は増配傾向、累進配当方針のため今後も増配する可能性は高い
  • 短期的な業績悪化は避けられないが、伸びしろはまだまだある
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伊藤忠商事の事業内容と株価指標

はじめに伊藤忠商事の事業内容と株価指標を確認していきます。

伊藤忠商事(8001)とは

伊藤忠商事株式会社(いとうちゅうしょうじ、ITOCHU Corporation)は、みずほグループ(旧第一勧銀グループ)の大手総合商社。日本屈指の巨大総合商社であると共にアジア有数のコングロマリット(異業種複合企業体)でもある。

伊藤忠商事 – Wikipediaより抜粋

伊藤忠商事は傘下にファミリーマートがあります。三菱商事は傘下にローソン、三井物産はセブン&アイ・ホールディングスと親密な関係であることから日本の上位コンビニ3社と商社との関係は深いです。

また、ファミリーマート以外には「Dole」、「EDWIN」など生活消費関連分野の割合が大きいです。

参考:伊藤忠よくわかるストーリー|伊藤忠商事株式会社

株価指標について

下記は伊藤忠商事の2020年5月28日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:2,330円
予定年間配当:88円
年間配当利回り:3.78%
予想PER:8.7倍、PBR:1.16倍

商社銘柄っぽい株価指標の割安さと年間配当利回りの高さです。商社銘柄は年間利回りが4%を超える銘柄もあるため、ものすごく配当が高いという感じではないです。

伊藤忠商事の配当推移と業績推移

次に伊藤忠商事の配当金の推移と業績推移を確認していきます。

配当金の推移

下記は伊藤忠商事の配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

伊藤忠商事の年間配当金推移

2016年3月期:50円
2017年3月期:55円
2018年3月期:70円
2019年3月期:83円
2020年3月期:85円
2021年3月期:88円(予)

配当は年々増配しています。

伊藤忠商事は株主還元方針として「将来的に配当性向を30%目途とすべく、段階的な引き上げを実施」しています。2020年3月期の配当性向は25.3%、2021年3月期の予想配当性向は約33%です。

参考:株主の皆様への還元|伊藤忠商事株式会社

売上高・最終利益の推移

下記は伊藤忠商事の売上高と最終利益の推移です。

ここ数年の利益は好調に推移しており、2020年3月期は過去最高益を更新しました。新型コロナウイルス感染症の影響で2021年3月期は減益見通しです。

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伊藤忠商事の株価チャートと決算内容

次に伊藤忠商事の株価チャートと決算内容を確認していきます。

株価チャートの推移

下記は伊藤忠商事5年分の週足株価チャートです。

株価は上昇トレンドで過去最高値を更新していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で大きく下落しました。現在はやや上昇しはじめているもののやや不透明感はあります。

決算内容の確認

2020年5月8日の決算にて2020年3月期の連結最終利益は5,013億円と発表、2021年3月期は4,000億円の見通し、年間配当は88円に増配する方針としています。

伊藤忠商事の今後について

最後に伊藤忠商事の今後について考えてみます。

今後の株価について

他の商社では業績・株価で苦しんでいる企業もありますが、伊藤忠商事は非資源分野が強く株価を伸ばしています。配当性向を見る限りでは無理な配当を実施しておらず、累進配当を掲げているのはプラスポイントです。

もちろん、総合商社という性質上、国内だけでなく海外でも事業活動を展開しているためさまざまなリスクを抱えています。新型コロナウイルス感染症の影響も当然あります。

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