ハウス食品の株価分析!減益予想で株価下落も割安感はない【2810】

カレーやシチュー用のルーで国内トップのハウス食品グループ本社(2810)が利益の減少もあり、株価がやや下落推移しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移と合わせて株主優待制度を分析してみました。

ハウス食品の株価POINT
  • 株価指標に目立った割安感はなく、年間の配当利回りは低め
  • 増配傾向の配当だが配当性向が上昇している
  • 株価は下落気味に推移しているが上昇する気配もある
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ハウス食品の事業内容と株価指標

はじめにハウス食品グループ本社の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,615円
予定年間配当:46円
年間配当利回り:1.27%
予想PER:37.9倍
PBR:1.46倍

2020年9月16日終値時点のデータ

PERは割高、PBRは平均的です。年間の配当利回りは低めです。

ハウス食品グループ本社(2810)とは

ハウス食品グループ本社株式会社(ハウスしょくひんグループほんしゃ、英: HOUSE FOODS GROUP INC.)は、ハウス食品グループの持株会社である。

2013年10月1日にハウス食品から商号を変更した。ハウスウェルネスフーズ、新設の子会社であるハウス食品をはじめとする事業会社を傘下に持つ。

2015年12月8日株式会社壱番屋に対し、TOBを行い、同社を連結子会社化。2016年6月30日株式会社ギャバンに対し、TOBを行い、同社を連結子会社化。2017年8月1日マロニー株式会社の全株式を取得し、同社を完全子会社化

ハウス食品グループ本社 – Wikipediaより抜粋

ハウス食品グループの現在の事業が占める割合ですが、ルウカレー・インスタントカレー・スパイスなどの香辛・調味加工食品事業が約48%、CoCo壱番屋の外食産業が約17%です。

参照:ハウス食品グループの事業展開|ハウス食品グループ本社

ハウス食品の配当推移と株主優待

次にハウス食品グループ本社の配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はハウス食品グループ本社の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

ハウス食品の年間配当金推移

2016年3月期:30円
2017年3月期:32円
2018年3月期:38円
2019年3月期:44円
2020年3月期:46円
2021年3月期:46円(予)

配当は増配傾向です。

配当の基本方針は「企業結合に伴い発生する特別利益やのれん償却の影響を除く連結配当性向30%以上を基準とした安定的な配当を継続する」としています。2020年3月期の配当性向は40.4%、2021年3月期の予想配当性向は約48%と上昇してきています。

参考:ハウス食品グループの株主還元|ハウス食品グループ公式サイト

株主優待制度について

ハウス食品グループの株主優待は「自社グループ製品の詰め合わせ」です。権利日は3月末と9月末で半年以上継続保有していることが条件です。

保有株式数優待内容
100株~
200株未満
自社グループ製品
1,000円相当
200株~
1,000株未満
自社グループ製品
2,000円相当
1,000株以上自社グループ製品
3,000円相当

半年以上継続して保有という条件がありますが、100株保有の場合、優待利回りは約0.5%です。

参考:株主優待|ハウス食品グループ公式サイト

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ハウス食品の業績推移と株価チャート

次にハウス食品グループ本社の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

順調に推移していた利益ですが、2021年3月期は大きく減益の見通しです。売上は比較的安定しています。

株価チャートの推移

下記はハウス食品グループ本社5年分の週足株価チャートの推移です。

株価チャートは長期で上昇推移していましたが、2019年6月ごろから下落しています。現在はやや上昇し始めています。

過去の株価と比較するとものすごく下落した位置ではなく、割安感も強くはないです。

ハウス食品の決算内容と今後について

最後にハウス食品グループ本社の決算内容と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年8月3日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は44.9億円と発表、前年同期比10.2%減、通期計画の169億円に対する進捗率は26.6%となりました。

今後について

加工食品事業ではカレールウが減少する中、レトルトカレーが伸びています。これから先も生活スタイルの変化から、レトルトへ人が流れるのが想定されます。ここからさらに利益を伸ばすには「健康食品・機能性飲料」や「海外事業」がどこまで伸びるかが焦点となりそうです。

これまで好調に推移していた利益ですが、外出自粛要請などにより、外食事業・健康食品事業が影響を受けて2021年3月期は減益となる見通しです。短期的には「加工食品やカレールウなどの家庭用の需要は増加」していますが、外食へのダメージが大きいです。

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