ハウス食品の株価分析!短期株価は下落・安定配当で株主優待実施銘柄【2810】

カレー・シチュー用のルーで国内トップのハウス食品グループ本社(2810)。過去最高益を更新する見通しですが、株価はやや厳しい動きです。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移と合わせて株主優待制度を分析してみました。

ハウス食品の株価POINT
  • 株価指標に目立った割安感はない
  • 配当は安定推移しているが配当性向はやや高めで推移
  • 株価は短期で下落
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ハウス食品の株価指標と事業内容

はじめにハウス食品グループ本社の株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,240円
予定年間配当:46円
年間配当利回り:1.42%
予想PER:25.1倍
PBR:1.26倍

2021年5月26日終値時点のデータ

PERはやや割高、PBRは平均的です。

ハウス食品グループ本社(2810)とは

ハウス食品グループ本社株式会社(ハウスしょくひんグループほんしゃ、英: HOUSE FOODS GROUP INC.)は、ハウス食品グループの持株会社である。

2013年10月1日にハウス食品から商号を変更した。ハウスウェルネスフーズ、新設の子会社であるハウス食品をはじめとする事業会社を傘下に持つ。

2015年12月8日株式会社壱番屋に対し、TOBを行い、同社を連結子会社化。2016年6月30日株式会社ギャバンに対し、TOBを行い、同社を連結子会社化。2017年8月1日マロニー株式会社の全株式を取得し、同社を完全子会社化

ハウス食品グループ本社 – Wikipediaより抜粋

ハウス食品グループの事業はルウカレー・インスタントカレー・スパイスなどの「香辛・調味加工食品事業」が約50%、CoCo壱番屋の「外食産業」が約15%。他は健康食品事業、海外食品事業、その他の食品関連事業です。

参照:ハウス食品グループの事業展開|ハウス食品グループ本社

ハウス食品の業績推移と株価チャート

次にハウス食品グループ本社の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

順調に推移していた利益ですが、2021年3月期は減益に。しかし、期初の予想より2度上方修正を行っており、想定より悪化してないという見方もできます。2022年3月期は最高益を更新する見通しです。

株価チャートの推移

下記はハウス食品グループ本社5年分の週足株価チャート推移です。

株価チャートは長期で上昇していましたが、2019年5月末から下落。2020年3月に一旦底打ちし、そこからやや持ち直しましたが2021年に入り再び下落しています。

ここから上昇した場合のメドは3,700円、下落した場合のメドは2,900円辺りと見ることができます。

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ハウス食品の配当推移と株主優待

次にハウス食品グループ本社の配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はハウス食品グループ本社の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

ハウス食品の年間配当金推移

2017年3月期:32円
2018年3月期:38円
2019年3月期:44円
2020年3月期:46円
2021年3月期:46円
2022年3月期:46円(予)

配当は据え置き推移です。

配当の基本方針は「企業結合に伴い発生する特別利益やのれん償却の影響を除く連結配当性向30%以上を基準とした安定的な配当を継続する」です。配当性向は2020年3月期が40.4%、2021年3月期が53.1%、2022年3月期の予想配当性向は約35%です。

参考:ハウス食品グループの株主還元|ハウス食品グループ公式サイト

株主優待制度について

ハウス食品グループの株主優待は「自社グループ製品の詰め合わせ」です。権利日は3月末と9月末の年2回、半年以上継続保有していることが条件です。

保有株式数優待内容
100株~200株未満自社グループ製品 1,000円相当
200株~1,000株未満自社グループ製品 2,000円相当
1,000株以上自社グループ製品 3,000円相当

半年以上継続保有が条件ですが、100株保有で年間2,000円相当なので優待利回りは約0.6%です。

参考:株主優待|ハウス食品グループ公式サイト

ハウス食品の決算内容と今後について

最後にハウス食品グループ本社の決算内容と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年5月11日の決算にて2021年3月期の連結経常利益は198億円と発表。2022年3月期の同利益は215億円見込み、年間配当は46円予定としています。

今後について

これまで好調に推移していた利益ですが、外出自粛要請などの影響により「加工食品やカレールウなどの家庭用の需要は増加」。その反面、外食事業・コンビニ販売のダメージが大きく2021年3月期は減益となりました。想定より悪化しなかったのはプラスポイントで2022年3月期は過去最高益を見込みます。

加工食品事業ではカレールウが減少する中、レトルトカレーが伸びています。今後も生活スタイルの変化から、レトルトへ人が流れるのが想定されます。ここからさらに利益を伸ばすには「健康食品・機能性飲料」や「海外事業」がどこまで伸びるかが焦点となりそうです。

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