不二家の株価分析!株価は一時的下落も復活、配当・優待利回りは平均的【2211】

山崎製パン傘下の不二家(2211)の株価が一時、下落していましたが現在は安定しています。人気の株主優待を実施していますが、はたして不二家の今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

不二家の株価POINT
  • 株価指標に割安感はない、配当・優待の合計利回りは平均的
  • 配当金は減る可能性もある
  • 業績は大きく下落していないが伸び悩みで連続減益
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不二家の事業内容と株価指標

はじめに不二家の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,220円
予定年間配当:15円
年間配当利回り:0.68%
予想PER:114倍
PBR:1.22倍

2020年9月4日終値時点のデータ

PBRは若干割安、PERは割高です。配当利回りは低いです。

不二家(2211)とは

株式会社不二家(ふじや、英称 Fujiya Co.,Ltd.)は、ケーキなど洋菓子を中心に菓子類の製造販売を主とする老舗の食品メーカー。洋菓子店のほかレストランをフランチャイズ展開している。1910年(明治43年)創業。2008年より山崎製パンの子会社となっている。

不二家 – Wikipediaより抜粋

主な事業として「製菓事業」、「洋菓子事業」、「レストラン事業」、「飲料事業」を行っています。売上の構成比は下記です。

参考:事業案内|株式会社不二家

不二家の配当推移と株主優待について

次に不二家の配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は不二家の配当金の推移です。期末(12月)の一括配当を実施しています。

過去には業績が悪く無配になることもありました。

現在は持ち直して2020年12月期は据え置きの15円予定です。予想配当性向は約77%です。業績見通しを下方修正したことで予想配当性向がかなり上昇しています。さらに利益が悪化すると減配当となる可能性もありそうです。

株主優待制度について

不二家の株主優待は「自社店舗で利用できる優待券」です。12月が権利日です。

所有株式数ご優待内容
100株から
499株まで
500円券×6枚
(3,000円分)
500株から
999株まで
500円券×8枚
(4,000円分)
1,000株以上500円券×12枚
(6,000円分)

自社店舗で利用できる優待券は無くなりにくい優待(絶対無くならないわけではないです)。過去を見ても仮に業績が悪化してもまずは配当が無くなるのが先と考えられます。

100株保有で年間3,000円相当なので優待利回りは約1.4%です。

参考:株主優待制度|株式会社不二家

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不二家の業績推移と株価チャート

次に不二家の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上はここ数年横ばい、利益は伸び悩みという感じです。2020年12月期は連続減収・減益の見通しです。

参考:財務ハイライト|株式会社不二家

株価チャートの推移

下記は不二家5年分の週足株価チャートの推移です。

株価はやや下落推移から一時的に大きく下落しました。

現在は底値から脱出しやや上昇した位置です。事業内容や業績見通しを考えると2,000円以下まで下落しても不思議ではないですが比較的安定しています。あくまでも利益減少は一時的と見られていると考えられます。

不二家の決算内容と今後の株価について

最後に不二家の決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2020年7月29日の決算にて2020年12月期2Q累計(1-6月)の連結最終損益は1.7億円の赤字と発表、あわせて通期の同利益を従来予想の12.5億円から5億円に下方修正しています。

今後について

洋菓子事業は不採算店舗の閉鎖などにより売上は落ち込んでいます。それと比較し、製菓事業は順調に伸びています。各指標や配当・優待の利回りを見るとお得感はあまり無いです。

また、ニュースやブームがあると大きく売り上げが左右される銘柄の一つなので、新商品で大ヒットが生まれればそれだけで株価に影響します。中国にも事業を展開しており、どこまで影響があるのか見えにくい部分があります。

短期的には年末までに自粛モードがなくなり通常通りになれば問題ないですが、まだはっきりとはわかりません。長期的には全ての食品メーカーが抱えている原材料費・輸送費・人件費などのコスト問題があります。

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