不二家の株価分析!株価は一時的下落も現在復活、配当・優待利回りは平均的【2211】

山崎製パン傘下の不二家(2211)の株価が一時的に下落していましたが現在はやや安定しています。不二家は人気の株主優待を実施していますが、はたして今後の株価と配当がどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

不二家の株価POINT
  • 株価指標に割安感はない、配当・優待の合計利回りは平均的
  • 配当金は現状では増える可能性、減る可能性ともに低い
  • 業績は大きく下落していないものの伸び悩んでいる感がある
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不二家の事業内容と株価指標

はじめに不二家の事業内容と株価指標を確認していきます。

不二家(2211)とは

株式会社不二家(ふじや、英称 Fujiya Co.,Ltd.)は、ケーキなど洋菓子を中心に菓子類の製造販売を主とする老舗の食品メーカー。洋菓子店のほかレストランをフランチャイズ展開している。1910年(明治43年)創業。2008年より山崎製パンの子会社となっている。

不二家 – Wikipediaより抜粋

売上の構成比は下記となっています。

  • 製菓事業 61.2%
  • 洋菓子事業 25.3%
  • レストラン事業 5.8%
  • 飲料事業5.4%

参考:事業案内|株式会社不二家

株価指標と配当利回り

2020年6月23日終値時点の不二家の株価指標と配当利回りです。

株価:2,184円
予定年間配当:15円
年間配当利回り:0.69%
予想PER:45倍、PBR:1.2倍

PBRは若干割安、予想PERは割高です。配当利回りは低いです。

不二家の配当推移と株主優待について

次に不二家の配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は不二家の配当金の推移です。期末(12月)の一括配当を実施しています。

過去には業績が悪く無配になることもありました。

現在は持ち直して2020年3月期は据え置きの15円予定です。予想配当性向は約30%です。配当性向的には今のところ減配する可能性は低いですが、増配期待値も低いです。

株主優待制度について

不二家の株主優待は「自社店舗で利用できる優待券」です。12月が権利日です。

所有株式数ご優待内容
100株から
499株まで
500円券×6枚
(3,000円分)
500株から
999株まで
500円券×8枚
(4,000円分)
1,000株以上500円券×12枚
(6,000円分)

自社店舗で利用できる優待券は無くなりにくい優待(絶対無くならないわけではないです)ですし、過去を考えても仮に業績が悪化してもまずは配当が無くなるのが先だと考えられます。

100株保有で年間3,000円分なので優待利回りは約1.4%です。

参考:株主優待制度|株式会社不二家

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不二家の業績推移と株価チャート

次に不二家の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記は不二家の売上高と経常利益の推移です。

売上はここ数年横ばい、利益はやや伸び悩みという感じです。2020年12月期の業績予想は2019年2月に公表したもので、現在とは状況が大きく異なります。今後、業績予想の修正が入る可能性もあると考えられます。

参考:財務ハイライト|株式会社不二家

株価チャートの推移

下記は不二家5年分の週足株価チャートの推移です。

株価はやや下落推移から一時的に大きく下落していました。現在は底値から脱出しています。事業内容、業績を考えると2,000円以下まで下落しても不思議ではないですが比較的安定しています。

不二家の決算内容と今後の株価について

最後に不二家の決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2020年4月27日の決算にて2020年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は2.6億円と発表、通期計画の25億円に対する進捗率は10.7%となりました。

不二家は利益の多くが4Q(10月-12月)に上げているとはいえ、1Qの利益は過去数年と比較し一番悪い数値です。

今後について

洋菓子事業は不採算店舗の閉鎖などにより売上は落ち込んでいます。それと比較し、製菓事業は順調に伸びています。現在の株価は過去と比較するとやや安めですが、各指標や配当・優待の利回りを見るとお得感はあまり無いです。

また、ニュースやブームがあると大きく売り上げが左右される銘柄の一つなので、新商品で大ヒットが生まれればそれだけでものすごく株価に影響します。中国にも事業を展開しており、どこまで影響があるのか見えにくい部分があります。

短期的には年末までに自粛モードなどがなくなり通常になっていれば問題ないですが、まだはっきりとはわかりません。長期的には全ての食品メーカーが抱えている原材料費・輸送費・人件費などのコスト問題があります。

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