ENEOS(エネオス)の配当が安定推移で高めの利回り・株価は下落場面も【5020】

石油元売り最大手のENEOSホールディングス(5020)、配当は安定推移で高めの利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

ENEOSホールディングスのPOINT
  • 配当安定推移で高めの利回り・減配可能性は低い
  • 株価は上昇推移も下落場面あり
スポンサーリンク

株価情報と配当情報

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年8月23日終値時点)

株価:760.4円
予想PER:10.71倍
PBR:0.67倍
予想EPS:70.97円
時価総額:2兆3,062億円

最新の株価参考:ENEOSホールディングス(株)【5020】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

配当金の情報

2025年3月期の予定年間配当:22円
予想年間配当利回り:2.89%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

配当は据え置きで推移しています。

配当性向は2024年3月期が23%、2025年3月期の予想が約31%です。

株主還元方針の確認

株主還元方針は「現状を下回らない水準」、「在庫影響除き総還元性向50%以上」としています。

過去を見ると、赤字の時でも配当を実施しており、現状を下回らない水準方針なので減配する可能性は低いと考えられます。

参考:株主還元|ENEOSホールディングス

スポンサーリンク

業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年3月期は赤字で着地。2022年3月期は大きく増益となりましたが、2023年3月期は大きく減益に。

2025年3月期は減益見通しとしています。

参考:セグメント情報|業績ハイライト|ENEOSホールディングス

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は下落し厳しい推移でしたが、2021年に入りやや上昇した後はレンジで推移。

2023年以降は上昇推移していましたが、大きく下落する場面も出ています。

スポンサーリンク

事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

ENEOSホールディングス(5020)の概要

ENEOSホールディングス株式会社(エネオスホールディングス、英称:ENEOS Holdings, Inc.)は、2010年4月1日に設立されたENEOSグループ(当時はJXグループ)の持株会社。

石油精製・販売大手の新日本石油株式会社(現・ENEOS株式会社)と新日鉱ホールディングス株式会社(現・JX金属株式会社)が、経営統合を目的として共同で株式移転を実施し、設立された。

ENEOSホールディングス – Wikipediaより抜粋

主要事業セグメントは「エネルギー事業」、「石油・天然ガス開発事業」、「金属事業」。石油元売り国内最大手のサービスステーションのENEOS(エネオス)を運営しています。

2020年6月25日に社名を「JXTGホールディングス」から「ENEOSホールディングス」へ変更しています。

3か月決算の実績

下記は3か月決算の連結最終利益の推移と前期との比較です。

2025年3月期の連結最終利益は2,100億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

2023年3月期の営業CFはマイナスですが、2024年3月期の営業CFは大きくプラスです。

配当について

中期計画にて株主還元方針を「現状を下回らない」、「総還元性向50%以上」と設定しています。これまでも安定した配当推移で高めの利回りです。

タイトルとURLをコピーしました