ドトール・日レスホールディングスの株価分析。業績は安定推移しているが、不透明感が強い【3087】

ドトールコーヒーと日本レストランシステムを傘下に持つドトール・日レスホールディングス(3087)の株価と配当がどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ドトール・日レスホールディングスの株価POINT
  • 株価指標には割安感あり、配当・優待の合計利回りは平均的
  • 財務状況は良好なので配当にある程度安心感はある
  • 業績は比較的安定して推移しているが直近の業績悪化は避けられない
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ドトール・日レスの事業内容と株価指標

はじめにドトール・日レスホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

ドトール・日レスホールディングス(3087)とは

株式会社ドトール・日レスホールディングス(ドトールにちレスホールディングス、DOUTOR•NICHIRES Holdings Co., Ltd.)は、株式会社ドトールコーヒーと日本レストランシステム株式会社を傘下にもつ外食産業の持株会社である。

外食産業の競争が厳しくなる中、ドトールコーヒーショップやエクセルシオールカフェなどを展開する株式会社ドトールコーヒーと、洋麺屋五右衛門などを展開する日本レストランシステム株式会社(NRS)が、2007年4月26日に経営統合することで基本合意。2007年10月1日に持株会社・株式会社ドトール・日レスホールディングスが設立

wikipediaより一部抜粋

主にコーヒーショップの「ドトールコーヒー」を展開する株式会社ドトールコーヒーとスパゲッティ屋の「洋麺屋五右衛門」を展開する日本レストランシステム株式会社を傘下にもつ会社です。

売上比率はドトールコーヒーグループが約60%、日本レストランシステムグループが約35%です。

参考:株式会社ドトール・日レスホールディングス|グループ会社紹介

株価指標と配当利回り

下記はドトール・日レスホールディングスの2020年4月24日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:1,602円

予想年間配当:34円

年間配当利回り:約2.1%

予想PER:—、PBR:0.67倍

業績見通し非開示のためPERは算出不可、PBRは割安です。年間の配当利回りは平均的な水準です。

ドトール・日レスホールディングスの配当推移と株主優待

次にドトール・日レスホールディングスの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移について

下記はドトール・日レスホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(8月)と期末配当(2月)を実施しています。

ドトール・日レスの年間配当金推移

2016年2月期:28円
2017年2月期:30円
2018年2月期:32円
2019年2月期:32円
2020年2月期:34円
2021年2月期:34円(予)

配当金はやや増配傾向です。

配当方針は「業績に応じた配当を基本としつつ、配当性向20%~30%を目処」としています。2020年2月期の配当性向は24.7%と問題のない水準ですが、2021年2月期は利益減少する可能性が高いです。業績非開示ながら配当予定を出し、財務状況も健全なので配当を維持する可能性は高いですが、若干見えない部分はあります。

株主優待制度について

ドトール・日レスホールディングスの株主優待はドトールコーヒーショップなどで利用できる「株主優待カード」です。2月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上
300株未満
優待カード 1,000円分
300株以上
500株未満
優待カード 3,000円分
500株以上優待カード 5,000円分

100株保有で年間1,000円分なので優待利回りは約0.6%と優待利回りは低めです。

参考:株式会社ドトール・日レスホールディングス|株主優待制度

ドトール・日レスホールディングスの業績推移と株価チャート

次にドトール・日レスホールディングスの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記はドトール・日レスホールディングスの売上高と経常利益の推移です

売上・利益ともに比較的安定して推移しています。大きく伸ばしていないですが、減少もしてないです。2021年2月期は新型コロナウイルスの影響で全く読めない状況から業績見通しは非開示としています。

参考:株式会社ドトール・日レスホールディングス|財務指標

株価チャートの推移

下記はドトール・日レスホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

ここ数年は比較的レンジで推移していた株価ですが、新型コロナウイルスの影響で大きく下落しレンジを突き抜けました。過去の株価と比較すると安く割安感もありますが、業績への影響が見えにくく更に下落する可能性も当然あります。

ドトール・日レスホールディングスの決算内容と今後について

最後にドトール・日レスホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2020年4月14日の決算にて2020年2月期の連結経常利益は102億円と発表。また、2021年2月期の業績見通しは非開示、2021年3月期の年間配当は34円の据え置き予定と発表しました。

今後について

原材料価格の高騰や人件費・物流費などのコスト上昇。消費税増税や景気減速による低価格指向に加えて新型コロナウイルスの影響で外食産業全体がかなり厳しい状況です。

ドトール・日レスは新商品の開発を含めた商品力アップ、出店強化や新業態開発などによるブランド価値の再構築を進めています。株価は下落し割安なので、現在の株価はある程度の業績悪化が織り込まれている状況ですがまだまだ不透明感は強いです。

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