ドトール・日レスホールディングスの株価分析。業績悪化・赤字見通しで株価下落!【3087】

「ドトール・コーヒー」と「日本レストランシステム」を傘下に持つドトール・日レスホールディングス(3087)。自粛要請などの影響により大きく業績悪化、先の不透明感もあり株価が下落しています。はたして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ドトール・日レスホールディングスの株価POINT
  • 株価が下落したことで株価指標に割安感あり
  • 財務は良好だが中間配当減配、年間配当も未定
  • 安定推移していた業績が大きく赤字見通しで厳しい
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ドトール・日レスの事業内容と株価指標

はじめにドトール・日レスホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,567円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:—
PBR:0.7倍

2021年1月21日終値時点のデータ

赤字予想なのでPERは算出不可、PBRは割安です。

ドトール・日レスホールディングス(3087)とは

株式会社ドトール・日レスホールディングス(ドトールにちレスホールディングス、DOUTOR•NICHIRES Holdings Co., Ltd.)は、株式会社ドトールコーヒーと日本レストランシステム株式会社を傘下にもつ外食産業の持株会社である。

外食産業の競争が厳しくなる中、ドトールコーヒーショップやエクセルシオールカフェなどを展開する株式会社ドトールコーヒーと、洋麺屋五右衛門などを展開する日本レストランシステム株式会社(NRS)が、2007年4月26日に経営統合することで基本合意。2007年10月1日に持株会社・株式会社ドトール・日レスホールディングスが設立

ドトール・日レスホールディングス – Wikipediaより一部抜粋

主にコーヒーショップの「ドトールコーヒー」を展開する株式会社ドトールコーヒーとスパゲッティ屋の「洋麺屋五右衛門」を展開する日本レストランシステム株式会社を傘下にもつ会社です。

売上比率はドトールコーヒーグループが約60%、日本レストランシステムグループが約35%です。

参考:株式会社ドトール・日レスホールディングス|グループ会社紹介

ドトール・日レスホールディングスの配当推移と株主優待

次にドトール・日レスホールディングスの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移について

下記はドトール・日レスホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(8月)と期末配当(2月)を実施しています。

ドトール・日レスの年間配当金推移

2016年2月期:28円
2017年2月期:30円
2018年2月期:32円
2019年2月期:32円
2020年2月期:34円
2021年2月期:未定

配当金は増配傾向ですが2021年2月期の年間配当は未定です。

配当方針は「業績に応じた配当を基本としつつ、配当性向20%~30%を目処」です。2020年2月期の配当性向は24.7%ですが、2021年2月期は赤字見通しで中間配当を12円に減配しているため年間配当も減配可能性が高いです。

株主優待制度について

ドトール・日レスホールディングスの株主優待はドトールコーヒーショップなどで利用できる「株主優待カード」です。2月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上300株未満優待カード 1,000円分
300株以上500株未満優待カード 3,000円分
500株以上優待カード 5,000円分

100株保有で年間1,000円分なので優待利回りは約0.6%と優待利回りは低めです。

参考:株式会社ドトール・日レスホールディングス|株主優待制度

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ドトール・日レスホールディングスの業績推移と株価チャート

次にドトール・日レスホールディングスの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

大きく伸びてはいないですが、減少もしておらず売上・利益ともに比較的安定した推移でした。しかし、2021年2月期の経常損益は大きく下方修正を行い、44.4億円の赤字見通しとかなり厳しい予想です。

参考:株式会社ドトール・日レスホールディングス|財務指標

株価チャートの推移

下記はドトール・日レスホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

比較的レンジで推移していた株価ですが、2020年に入り大きく下落してレンジを突き抜けました。下落後の動きも悪く過去の株価と比較すると安い水準です。しかし、大きく赤字見通しのため更に下落する可能性も当然あります。

ドトール・日レスホールディングスの決算内容と今後について

最後にドトール・日レスホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2021年1月14日の決算にて2021年2月期3Q累計(3-11月)の連結経常損益は28.7億円の赤字と発表。3Q単体では3.3億円の黒字ですが、前年同期比で84.8%減とまだまだ厳しい状況です。

今後について

短期的には自粛要請や時短営業などまだまだ取り巻く環境が厳しい状況です。長期で見ると、原材料価格の高騰や人件費・物流費などのコスト上昇に加え、景気減速による低価格指向の影響が想定されます。

ドトール・日レスは新商品の開発を含めた商品力アップ、出店強化や新業態開発、テイクアウトの充実などによるブランド価値の再構築を進めています。株価は下落し割安のため、現在の株価はある程度の業績悪化が織り込まれている状況ですが、まだまだ不透明感は強いです。

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