日本ハムの株価下落は終了したのか分析。配当と株主優待も確認!【2282】

ハム・ソーセージ大手でプロ野球球団でもある日本ハム(2282)の株価が2017年後半より利益減少などの影響で下落して推移していました。しかし、ここ最近は底打ちして上昇する気配を見せています。

今回は日本ハムの株価と配当が今後どうなるか。株価指標・業績推移・株価チャートを分析してみました。また、日本ハムは株主優待制度を実施しているのでそちらも確認していきます。

日本ハムの株価POINT
  • 株価に割安感はなく配当利回りも平均的
  • 現状では配当を増配する可能性は低い
  • ブランド力は強いが、今後の業績不透明感は強い
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日本ハムの事業内容と株価指標

はじめに日本ハムの事業内容と現在の株価指標を確認していきます。

日本ハム(2282)とは

日本ハム株式会社(にっぽんハム、NH Foods Ltd.)は、ハム・ソーセージ大手(伊藤ハム・プリマハム・丸大食品)の一角で、業界首位。1942年(昭和17年)に創業、プロ野球チーム北海道日本ハムファイターズの親会社でもある。

wikipediaより一部抜粋

日本ハムは国内の食肉加工業界で売上1位です。

事業セグメントでは「食肉事業」が売上・利益の多くを生み出しています。他の事業は「加工食品事業」、「ハム・ソーセージ事業」です。海外へも積極的に展開しています。

参考:日本ハムグループの真実|日本ハム

株価指標と配当利回り

現在の株価:4,860円

予定年間配当:90円

年間配当利回り:約1.85%

予想PER:27倍、PBR:1.2倍

※株価は2020年2月5日終値

PERは割高、PBRと配当利回りは平均水準です。

日本ハムの業績推移と株価チャート

次に日本ハムの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2019年3月期は調達コストの上昇、外国の通貨安の影響などで2度の下方修正を行い大きく利益が減少しました。2020年3月期はさらに減益となる見通しとしています。

参考:連結財務データ|日本ハム

株価チャートについて

下記は日本ハムの5年分の週足株価チャートです。

2017年後半に業績下方修正やその先の見込みが厳しいとみられると株価が下落していきました。

現在はレンジの上限付近にあり下落しやすい場所ではあります。大きな材料が出ればここを抜けて上昇トレンドとなりそうですが、特に材料がなければこのまま下落してレンジを形成する可能性が高いです。

下落した場合は3,700円、上昇した場合は5,500円が次のメドとなりそうです。

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日本ハムの配当推移と株主優待

次に日本ハムの配当推移と株主優待制度について確認していきます。

配当推移について

下記は日本ハムの配当推移です。期末(3月)の一括配当としています。

日本ハムの年間配当金推移

2015年3月期:92円
2016年3月期:66円
2017年3月期:104円
2018年3月期:106円
2019年3月期:90円
2020年3月期:90円(予)

2020年3月期の配当は据え置き予定です。

配当の基本方針は「DOEの考えを元に安定的かつ継続的な配当成長を目指す」としています。2020年3月期の予想配当性向は約50%となっています。

2019年3月期は減配をしていることから今後も業績次第で配当が前後する可能性があります。しかし、DOEを基準としていることから仮に減配当となっても比較的限定的となる可能性はあります。

参考:配当金|日本ハム

株主優待制度について

日本ハムの株主優待制度は「自社グループ商品」または「スポーツ観戦チケット」です。 毎年3月末と9月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上
500株未満
1,500円相当の自社グループ商品
or スポーツ関連グッズ
500株以上
3年未満
5,000円相当の自社グループ商品
or スポーツ観戦チケット
500株以上
3年~5年保有
7,500円相当の自社グループ商品
or スポーツ観戦チケット
500株以上
5年以上
10,000円相当の自社グループ商品
or スポーツ観戦チケット

100株保有で年間3,000円相当なので優待利回りは約0.6%です。

参考:株主優待情報|日本ハム

日本ハムの直近決算と今後について

最後に日本ハムの直近決算内容の確認と今後について考えてみます。

最近の決算を確認

2020年1月31日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は334億円と発表、通期計画の260億円に対する進捗率が128.5%となりました。

1Qの経常利益は前年同期比で19.2%減、2Qは66.9%減とかなり厳しい推移でしたが3Qで60.2%増と盛り返してきました。

今後について

2020年3月期は前期同様に収益力の低下が課題となっています。原料・原材料のコスト増をどれだけカバーできるかが業績改善のポイントとなります。3Qでは大きく利益を回復させましたが、売上が伸び悩んでいる点はやや懸念点です。

しかし、業界ナンバー1の強いブランド力を持っており、2021年3月期には業績が大きく回復する観測もあります。

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