日本ハム(2282)の株価下落は止まった?今後の株価と配当がどうなるか考えてみた

ハム・ソーセージ大手でプロ野球球団でもある日本ハム(2282)ですが、2017年後半より利益減少からやや株価が軟調に推移していました。しかし、ここ最近は底打ちして上昇する気配を見せています。

今後、日本ハムの株価がどうなるかを業績の推移、株価チャートや株価の各指標から考えてみます。日本ハムは株主優待も実施しているのでそれも確認していきます。

  • 日本ハムの各指標と配当、株主優待を確認
  • 日本ハムの業績推移、株価チャートを確認
  • 最近の業績と今後の見込みについて

株価の各指標と配当、株主優待を確認

はじめに日本ハムの各指標と配当、優待の利回りについて確認します。

株価の各指標と配当利回り

日本ハムの現在の株価は4,595円。 年間配当は90円の予定なので年間配当利回りは約2%です。PERは25.6倍。PBRは1.19倍。PERは割高で、PBRは平均と言ったところでしょうか。

※株価は2019年10月18日終値時点

過去の配当推移を確認

日本ハムの過去の配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
92円66円104円106円90円90円

日本ハムは期末(3月末)の一括配当としています。配当の基本方針は「DOEの考えを元に安定的かつ継続的な配当成長を目指す」としています。 2020年期の配当は据え置き予定ですが、減配している年があるのは気になる点です。

参考:配当金|日本ハム公式サイト

近年では、配当指標を配当性向ではなくDOEで考える企業が増えてきています。ニチレイはDOEを指標とし、長期にわたり安定的な配当を実現している良い例だと個人的には考えています。

株主優待制度について

日本ハムの株主優待では毎年3月末と9月末に保有株式数に応じて自社グループ商品またはスポーツ観戦チケットをいただくことができます。

保有株式数優待内容
100株以上、500株未満1,500円相当の自社グループ商品
500株以上5,000円相当の自社グループ商品

500株以上保有している場合は長期継続保有で優待がグレードアップします。

継続保有年数優待内容
500株以上、継続3年以上5年未満7,500円相当の自社グループ商品
500株以上、5年以上10,000円相当の自社グループ商品

優待利回りですが、100株保有(471,000円)で年間3,000円相当なので約0.6%です。

参考:株主優待情報|日本ハム公式サイト

業績推移と株価チャート

次に日本ハムの業績推移と株価チャートを確認します。

日本ハムとは

日本ハム株式会社(にっぽんハム、NH Foods Ltd.)は、ハム・ソーセージ大手(伊藤ハム・プリマハム・丸大食品)の一角で、業界首位。1942年(昭和17年)に創業、プロ野球チーム北海道日本ハムファイターズの親会社でもある。

wikipediaより一部抜粋

日本ハムは国内の食肉加工業界で売上1位、事業セグメントでは食肉事業が売上・利益の多くをしめています、他の主な事業は加工食品事業、ハム・ソーセージ事業です。日本ハムという名前ですが、海外へも積極的です。

参考:日本ハムグループの真実|日本ハム公式サイト

売上高と経常利益の推移

日本ハムの過去5期分+今期の予想売上高・経常利益の推移です。

経常利益が大きく減少しているのが目立ちます。

株価チャートを確認

日本ハムの約3年分の株価チャートの週足です。

順調に上昇トレンドを形成していましたが、2017年後半に業績下方修正やその先の見込みが厳しいとみられると株価が下落していきました。

現在はレンジの上限付近にあり、何度か上抜けをアタックしていますが、その後下落している場所です。大きな材料が出ればここを抜けてさらに上昇しますが、特に材料がなければこのまま下落してレンジを形成する可能性が高いとみられます。

最近の業績と今後について

最後に直近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年7月31日の決算にて2020年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は123億円と発表しました。上期計画の140億円に対する進捗率は88.2%、通期計画の260億円に対する進捗率は47.5%となりました。

まだ1Qだけで前年同期比で減益なのは気になるところですが、計画達成は十分に可能で、上方修正にも期待が出来る水準です。

今後について

現在の株価上昇ですが、証券会社の投資判断格上げや日米貿易交渉妥結による原料の段階的な関税撤廃がポジティブとして受け止められている結果だと考えています。PBRに割高感が出ていないのも比較的買いやすい状況といえます。

しかし、さらにここから株価を伸ばすには2020年3月期の利益がどこまで2019年3月期に近づけるか、2021年3月期はどこまで伸ばすことができるかがポイントになるかで、まだ若干見えにくい部分はあると考えています。

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