日本ハム【2282】株主優待は自社商品カタログ・配当はDOE目安で安定推移

ハム・ソーセージ大手でプロ野球球団でもある日本ハム(2282)、株主優待制度は自社グループ商品の選べる優待カタログを実施。株主優待制度に加え、業績推移、株価チャート・配当推移を確認していきます。

日本ハムのPOINT
  • 配当・優待の合計利回りは約2.7%
  • 配当はDOE目安で安定的な推移
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日本ハムの株価情報と配当・優待

日本ハムの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年3月15日終値時点)

株価:5,241円
予想PER:19.91倍
PBR:1.04倍
予想EPS:263.24円
時価総額:5,396億円

最新の株価参考:日本ハム(株)【2282】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:112円
予想年間配当利回り:2.14%

配当金の推移について

下記は日本ハムの配当金推移です。期末(3月)の一括配当を実施しています。

2024年3月期は増配予定としています。

配当性向は2023年3月期が67.7%、2023年4月期の予想が約43%です

株主還元方針の確認

配当の基本方針は「DOE(親会社所有者帰属持分配当率)2.3%程度を目安に、安定的かつ継続的な配当成長を目指す」としています。

DOEを目安としているため安定配当に期待できますが、高めの配当性向です。

参考:配当金|日本ハム

株主優待について

株主優待制度は「選べる自社グループ商品など」を実施しています。

保有株式数優待内容
100株以上 500株未満3,000円相当の自社グループ商品
3月末のみ
500株以上 3年未満5,000円相当の自社グループ商品
3月末、9月末
500株以上 3年~5年保有7,500円相当の自社グループ商品
3月末、9月末
500株以上 5年以上10,000円相当の自社グループ商品
3月末、9月末

優待利回り

100株保有で年間3,000円相当とした場合、優待利回りは約0.6%です。500株を5年以上継続保有した場合、年間20,000円相当となります。その場合の利回りは約0.8%です。

参考:株主優待情報|日本ハム

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日本ハムの業績推移と株価推移

日本ハムの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は日本ハムの売上高・経常利益・最終利益の推移です。

2019年3月期、2020年3月期は調達コストの上昇、外国通貨安の影響などで利益が減少。2021年3月期、2022年3月期は大きく持ち直しましたが、2023年3月期は大きく減益となりました。

2024年3月期は大きく回復見通しとしています。

参考:連結財務諸表|日本ハム株式会社

株価のチャート

下記は日本ハム5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年3月の一時的な下落を除くと、広めのレンジで推移。

2022年は下落が強めの動きも、2023年以降は上昇が強めの動きをしています。

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日本ハムの事業内容と財務状況

日本ハムの事業内容と財務状況を確認していきます。

日本ハム(2282)の概要

日本ハム株式会社(にっぽんハム、NH Foods Ltd.)は、大手食品加工メーカー。

ハム・ソーセージ大手の一角で、業界首位。プロ野球チーム北海道日本ハムファイターズの親会社である。

日本ハム – Wikipediaより一部抜粋

「国内の食肉加工業界」で売上1位、「食肉事業」が売上・利益の多くを生み出しています。

他は「加工食品事業」、「ハム・ソーセージ事業」、海外も積極的に展開しています。

3カ月決算の実績

下記は日本ハムの連結税引前利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結税引前利益は400億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記は日本ハムのキャッシュ・フロー推移です。

2022年3月期、2023年3月期の営業CFが大きく減少しています。

日本ハムの配当・優待について

配当はDOE目安で安定的な推移をしています、利回りは平均水準です。

株主優待制度は自社グループ商品などを優待カタログから選択、比較的人気の優待です。利回りが一番高くなるのは500株を5年以上長期保有した場合です。

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