中外製薬【4519】株価分析!業績好調も下落推移・今後どうなる

スイス大手医薬品メーカーのロシュ傘下で大きく成長している中外製薬(4519)。今後の株価・配当はどうなるのか、株価指標・業績推移・株価チャートを分析してみました。

中外製薬の株価POINT
  • 割高感あり、株価は下落推移
  • 配当は増配傾向で推移、今後の増配期待値もある
  • 業績期待値は、ある程度株価に反映済み
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中外製薬の株価情報と事業内容

中外製薬の株価情報と事業内容を見ていきます。

株価指標

株価:3,749円
予想PER:—
PBR:4.72倍
時価総額:6兆2,948円

2022年7月22日終値時点のデータです。
最新の株価参考:中外製薬(株)【4519】:Yahoo!ファイナンス

PBRはかなり割高感があります。

中外製薬(4519)とは

中外製薬株式会社(ちゅうがいせいやく、英語: Chugai Pharmaceutical Co., Ltd.)は、日本の大手医薬品メーカーである。

2002年、スイスの大手医薬品メーカー、エフ・ホフマン・ラ・ロシュ(Fritz Hoffmann-La Roche)との「戦略的アライアンス」に基づきロシュグループに傘下入りした。実質上ロシュによる買収であるが、当時の永山治CEO・COOは「買収ではなく戦略的提携」と発言。

一般大衆薬事業をライオンに営業譲渡するまでの主力商品で著名なものはバルサンや栄養ドリンクのグロモント、中外アルペン、中外胃腸薬などがある。

中外製薬 – Wikipediaより抜粋

中外製薬の医療用医薬品は「がん」「骨・関節」「腎」を中心に構成。

抗インフルエンザウイルス剤のタミフルも販売しています。

中外製薬の業績推移と株価推移

中外製薬の業績推移と株価推移を見ていきます。

売上高と利益の推移

売上・利益ともに右肩上がりで上昇、2021年12月期も大きく増収・増益で好調

2022年12月期のCore営業利益は4,400億円予想としています。(2021年12月期のCore営業利益は4,340億円)

参考:業績・財務、その他指標の推移|中外製薬

株価の推移

下記は中外製薬5年分の週足株価チャートです。

業績に反応するように株価も大きく上昇していましたが、2021年から下落。

2022年以降で見ると下落がやや落ち着いていますが、現状では上昇する勢いも感じないです。

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中外製薬の配当情報と決算内容

中外製薬の配当情報と決算内容を見ていきます。

配当情報

2022年12月期の予定年間配当:76円
予想年間配当利回り:2.03%

配当金の推移

下記は中外製薬の配当金推移です。
配当権利日は、6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

中外製薬の年間配当金推移

2017年12月期:20.67円
2018年12月期:28.67円
2019年12月期:46.67円
2020年12月期:55円
2021年12月期:76円
2022年12月期:76円(予)

配当は連続増配推移、2022年12月期は据え置き予定としています。

配当方針について

配当方針は「Core EPS対比平均して45%の配当性向を目処に、株主の皆様へ安定的な配当を行うことを目標」としています。

参考:株主還元|中外製薬

決算内容について

2022年2月3日に決算発表。
2021年12月期の連結営業利益は4,218億円(コア営業利益は4,340億円)と発表。

2022年12月期は、コア営業利益が4,400億円見通し、年間配当は76円予定としています。

2022年12月期1Q決算

2022年4月25日に決算発表。
2022年12月期1Q(1-3月)の連結最終利益は1,317億円と発表。前年同期比177.9%増となりました。

また、コア営業利益は989億円となり、通期計画の4,400億円に対する進捗率は22.5%となりました。

2022年12月期2Q決算

2022年7月21日に決算発表。
2022年12月期2Q累計(1-6月)の連結最終利益は2,041億円と発表、前年同期比72.8%増となりました。

また、コア営業利益は2,014億円となり、通期計画の4,400億円に対する進捗率は45.8%となりました。

中外製薬の今後について

中外製薬の今後の株価上昇ポイント・下落ポイントを考えてみました。

中外製薬の株価上昇ポイント

世界的製薬会社であるスイスのロシュの傘下で副作用が少ない医薬品の「抗体医薬品」が強いです。

ガン領域、骨・関節領域のほかにインフルエンザ治療薬「タミフル」なども保有しています。

業績好調・積極投資

新製品や主力品が好調に推移し大きく増収増益推移、2021年12月期も好調となりました。

投資にも積極的で中期的な成長期待もあります。

中外製薬の株価下落ポイント

医薬品を扱う企業は、新製品の開発遅れや断念など思った結果が出ない場合、大きく株価が下落するケースがあります。

他には、薬価改定や後発品の浸透、さまざまな規制などもリスクポイントとして考えられます。

また、海外での訴訟問題(訴訟する側、される側両方から)は多くの医薬品メーカーが抱える問題です。類似商品などによるさまざまなリスクもあります。

やや落ち着いている株価

業績好調さが既に織り込まれた株価であるため、2021年以降でみると株価の動きはやや厳しめです。

高値からやや下落した株価ですが、まだ割高感があります。期待値がどこまで株価に織り込まれているかで、業績が良くても下落するケース、悪くても上昇するケースがあります。

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