中外製薬【4519】連続増配当で推移も利回り高くはない

スイス大手医薬品メーカーのロシュ傘下で大きく成長している中外製薬(4519)、連続増配当で推移していますが利回りは高くはないです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

中外製薬のPOINT
  • 配当は増配推移も利回り高くはない
  • 割高感あり、株価は上昇推移から下落
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中外製薬の株価情報と配当・優待

中外製薬の株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年2月5日終値時点)

株価:5,124円
予想PER:—
PBR:5.19倍
時価総額:8兆6,035億円

最新の株価参考:中外製薬(株)【4519】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年12月期の予定年間配当:82円
予想年間配当利回り:1.6%

配当金の推移について

下記は中外製薬の配当金推移です、配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

中外製薬の年間配当金推移

2019年12月期:46.67円
2020年12月期:55円
2021年12月期:76円
2022年12月期:78円
2023年12月期:80円
2024年12月期:82円(予)

配当は連続増配推移、2024年12月期も増配予定としています。

配当性向は2022年12月期が34.3%、2023年12月期が40.4%です。

配当方針について

配当方針は「Core EPS対比平均して45%の配当性向を目処に、株主の皆様へ安定的な配当を行うことを目標」としています。

参考:株主還元|中外製薬

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

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中外製薬の業績推移と株価推移

中外製薬の業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は中外製薬の売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

売上・利益ともに右肩上がりで上昇、2022年12月期も大きく増収・増益となりました。

2023年12月期は減益に、2024年12月期はCore営業利益を4,600億円予想としています。(2023年12月期のCore営業利益は4,506億円)

参考:業績・財務、その他指標の推移|中外製薬

株価のチャート

下記は中外製薬5年分の週足株価チャートです。

株価は業績に反応するように大きく上昇していましたが、2021年から下落。

厳しめの推移でしたが、2023年5月以降に上昇。2024年からは下落しています。

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中外製薬の事業内容と財務状況

中外製薬の事業内容と財務状況を確認していきます。

中外製薬(4519)の概要

中外製薬株式会社(ちゅうがいせいやく、英語: Chugai Pharmaceutical Co., Ltd.)は、日本の大手医薬品メーカーである。

2002年にスイスの大手医薬品メーカー、エフ・ホフマン・ラ・ロシュ(Fritz Hoffmann-La Roche)との「戦略的アライアンス」に基づきロシュグループに傘下入りした。

一般大衆薬事業をライオンに営業譲渡するまでの主力商品で著名なものはバルサンや栄養ドリンクのグロモント、中外アルペン、新中外胃腸薬などがある。

中外製薬 – Wikipediaより抜粋

中外製薬の医療用医薬品は「がん」「骨・関節」「腎」を中心に構成。

抗インフルエンザウイルス剤のタミフルも販売しています。

キャッシュフロー

下記は中外製薬のキャッシュ・フローの推移です。

営業CFは悪くはない推移です。

中外製薬の配当について

配当は増配で推移していますが、利回りは高くはないです。

業績は好調に推移していましたが、2023年12月期は減益となりました。

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