ツルハホールディングスの株価分析!業績好調で連続増配だが配当・優待利回り低め【3391】

「ツルハドラッグ」などのドラッグストアをチェーン展開するツルハホールディングス(3391)。業績は好調で株価も上昇しています。はたして今後のツルハホールディングスの株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ツルハホールディングスの株価POINT
  • 株価指標に割高感があり、配当・優待の利回りは低め
  • 配当は連続増配中、配当性向も問題なし
  • 売上・利益ともに右肩上がりで好調に推移
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ツルハホールディングスの事業内容と株価指標

はじめにツルハホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:15,330円
予想年間配当:167円
年間配当利回り:1.09%
予想PER:27.6倍
PBR:2.99倍

2020年12月17日終値時点のデータ

株価指標の割高感は強めです。年間の配当利回りは低めです。

ツルハホールディングス(3391)とは

株式会社ツルハホールディングス(英: Tsuruha Holdings Inc.)は、ドラッグストア大手の株式会社ツルハ、株式会社レデイ薬局、株式会社くすりの福太郎などを傘下に持つ持株会社。東京証券取引所第1部上場。

ツルハホールディングス – Wikipediaより抜粋

過去にはM&Aにより子会社を増やしドラッグストア業界で売上高首位になったこともあります。ツルハ本体は北海道が発祥で、積極的にM&Aを行い他県へ展開しています。

参考:グループ企業一覧|株式会社ツルハホールディングス

ツルハホールディングスの業績推移と株価チャート

次にツルハホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに右肩上がりに推移しています。好調なドラッグストア銘柄に代表される動きです。2021年5月期も過去最高売上・利益を更新する見通しです。

参考:財務ハイライト|株式会社ツルハホールディングス

株価チャートの推移

下記はツルハホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

業績好調さと上振れ期待から株価は上昇していましたが、2018年6月頃から割高感や期待値以上の伸びが無い事から下落。

その後は一時的に大きく下落するときもありましたが、ドラッグストア全体へ需要が高まり株価を伸ばしています。

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ツルハホールディングスの配当推移と株主優待制度

次にツルハホールディングスの配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はツルハホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(11月)と期末配当(5月)を実施しています。

ツルハホールディングスの年間配当金推移

2016年5月期:108円
2017年5月期:140円
2018年5月期:146円
2019年5月期:148円
2020年5月期:167円
2021年5月期:167円(予)

配当は増配推移しています。

配当方針として「安定した配当を行うことを基本方針とし、さらに配当性向を考慮した利益配分を実施」としています。2020年5月度の配当性向は28.9%、2021年5月度の予想配当性向は約30%と問題ない水準です。

参考:配当金推移|株式会社ツルハホールディングス

株主優待制度について

ツルハホールディングスの株主優待は「自社グループ商品券」と「株主優待カード」です。権利日は5月15日です。

保有株式数優待内容
100株以上商品券 2,500円分
株主優待カード
1,000株以上商品券 5,000円分
株主優待カード
2,000株以上商品券 10,000円分
株主優待カード

商品券と引き換えで自社商品詰合せまたはカタログギフトを選ぶことが出来ます。優待カードは提示することで店頭価格から5%割引になります。

100株保有で2,500円分相当なので優待利回りは約0.16%、利回りは低めです。

参考:株主優待制度|株式会社ツルハホールディングス

ツルハホールディングスの決算内容と今後について

最後にツルハホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2020年12月15日の決算にて2021年5月期2Q累計(6-11月)の連結経常利益は283億円と発表、あわせて通期の同利益を464億円から484億円に上方修正、進捗率は58.5%です。

今後について

ツルハドラッグは北海道発祥ですが、積極的なM&Aにより「くすりの福太郎」、「ドラッグストアウェルネス」、「ドラッグストアウォンツ」、「レデイ薬局」などをグループで運営、全国展開しています。他のドラッグストア銘柄でもみられるようにプライベートブランド商品が伸びており、利益率が向上しています。

これからはドラッグストアの競争が激化する可能性が高く、出店場所を十分に確保できずドミナント戦略に支障が出た場合は業績に悪影響となる場合があります。もちろん、これはどのドラッグストア銘柄にも当てはまることです。

業績や配当は順調に伸びているものの株価指標の割高感が強めで期待値が織り込み済みです。業績上振れ期待値も高いため、期待値以上の結果が出ないと株価が下落する可能性もあります。事実、1Q、2Q決算はともに好調でしたが期待値以上ではなく翌日の株価が下落しています。

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