ツルハホールディングスの株価分析。業績好調だが割高で配当・優待利回りは低め【3391】

「ツルハドラッグ」などドラッグストアをチェーン展開するツルハホールディングス(3391)。業績は好調に推移し株価も上昇しています。はたして今後のツルハホールディングスの株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ツルハホールディングスの株価POINT
  • 株価指標に割高感があり、配当・優待の利回りは低め
  • 配当は連続増配中、今後の増配期待値も高め
  • 売上・利益ともに右肩上がりで好調に推移
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ツルハホールディングスの事業内容と株価指標

はじめにツルハホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

ツルハホールディングス(3391)とは

株式会社ツルハホールディングス(英: Tsuruha Holdings Inc.)は、ドラッグストア大手の株式会社ツルハ、株式会社レデイ薬局、株式会社くすりの福太郎などを傘下に持つ持株会社。東京証券取引所第1部上場。

wikipediaより抜粋

過去にはM&Aにより子会社を増やしドラッグストア業界で売上高首位になったこともあります。ツルハ本体は北海道が発祥で、積極的にM&Aを行い他県へ展開しています。

参考:グループ企業一覧|株式会社ツルハホールディングス

株価指標と配当利回り

下記はツルハホールディングスの2020年4月20日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:14,740円

予想年間配当:148円

年間配当利回り:約1%

予想PER:27.3倍、PBR:3.18倍

株価指標の割高感は強めです。年間の配当利回りは低いです。

ツルハホールディングスの業績推移と株価チャート

次にツルハホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はツルハホールディングスの売上高と経常利益の推移です。

売上・利益ともに右肩上がりに推移しています。多くのドラッグストア銘柄と似たような動きで好調に推移しています。

参考:財務ハイライト|株式会社ツルハホールディングス

株価チャートの推移

下記はツルハホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

2018年6月ごろまでは業績好調さと上振れ期待から買われて好調に上昇していた株価ですが、想定以上の上振れはなく下落しました。その後は売上が好調に推移していることから再度買われ、新型コロナウイルスの影響で一時は下落したものの、ドラッグストア全体へ需要が高まり株価を伸ばしています。

ツルハホールディングスの配当推移と株主優待制度

次にツルハホールディングスの配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はツルハホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(11月)と期末配当(5月)を実施しています。

ツルハホールディングスの年間配当金推移

2015年5月期:88円
2016年5月期:108円
2017年5月期:140円
2018年5月期:146円
2019年5月期:148円
2020年5月期:148円(予)

配当は増配して推移しています。

配当方針として「安定した配当を行うことを基本方針とし、さらに配当性向を考慮した利益配分を実施」としています。利益をM&Aなどの投資に使い積極展開をしています。2019年5月度の配当性向は28.8%、2020年5月度の予想配当性向は約27%と問題ない水準です。少額の増額修正・増配の期待ができます。

参考:配当金推移|株式会社ツルハホールディングス

株主優待制度について

ツルハホールディングスの株主優待は「自社グループ商品券」と「株主優待カード」です。権利日は5月15日です。

保有株式数優待内容
100株以上商品券 2,500円分
株主優待カード
1,000株以上商品券 5,000円分
株主優待カード
2,000株以上商品券 10,000円分
株主優待カード

商品券と引き換えで自社商品詰合せまたはカタログギフトを選ぶことが出来ます。優待カードは提示することで店頭価格から5%割引になります。

100株保有で2,500円分相当なので優待利回りは約0.17%なのでお得感は低いですね。

参考:株主優待制度|株式会社ツルハホールディングス

ツルハホールディングスの決算内容と今後について

最後にツルハホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2020年3月16日の決算にて2020年5月期第3四半期累計(2019年6月-2020年2月)の連結経常利益は374億円と発表、通期計画の452億円に対する進捗率は82.8%となりました。

進捗率、新型コロナウイルスの影響による需要増を考えると計画上振れの可能性は高いです。

今後について

ツルハドラッグは北海道発祥ですが、積極的なM&Aにより全国に事業を展開。「くすりの福太郎」、「ドラッグストアウェルネス」、「ドラッグストアウォンツ」、「レデイ薬局」などをグループで運営しています。他のドラッグストア銘柄でもみられるようにプライベートブランド商品が伸びており、利益率が向上しています。

これからはドラッグストア同士の競争が激化する可能性が高く、出店場所を十分に確保できずドミナント戦略に支障が出た場合は業績に悪影響となる場合があります、もちろん、どのドラッグストア銘柄にも当てはまることです。

業績や配当は順調に伸びているものの株価指標には割高感が強めで期待値が織り込み済みです。業績上振れ期待値も高いため、期待値以上の結果が出ないと株価が下落する可能性もあります。

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