富士通(FUJITSU)の株価分析!売上減少だが配当は増配推移【6702】

ITシステムで国内トップの富士通(6702)の株価が上昇しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。売上は減少推移ですが配当金は毎年増配しています。

富士通の株価POINT
  • 株価指標はやや割高で株価は上昇している
  • 売上は減少しているが利益は改善が進んでいる
  • IT企業からDX企業への変革を目指している
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富士通の事業内容と株価指標

はじめに富士通の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:13,720円
年間配当:200円
年間配当利回り:1.46%
予想PER:17.2倍
PBR:2.23倍

2020年9月4日終値時点のデータ

株価上昇により指標にやや割高感が出ています。配当利回りは平均よりやや低めです。

富士通(6702)とは

富士通株式会社(ふじつう、英: Fujitsu Limited)は、日本の総合エレクトロニクスメーカーであり、総合ITベンダーである。ITサービス提供企業として売上高で国内1位、世界4位(2015年)。通信システム、情報処理システムおよび電子デバイスの製造・販売ならびにそれらに関するサービスの提供を行っている。

富士通 – Wikipediaより抜粋

ITサービス提供企業として国内1位、これからはデジタル技術とデータを駆使した革新的なサービスやビジネスプロセスの変革をもたらすDX(デジタルトランスフォーメーション)企業への変革を目指しています。

参考:経営方針|富士通

富士通の業績推移と株価チャート

次に富士通の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

売上は年々減少しています。利益はやや安定感に欠けますが2020年3月期は増益、2021年3月期も同額程度見込まれます。

株価チャートの推移

下記は富士通5年分の週足株価チャートの推移です。

業績を考えると株価はかなり上昇しています。約4年で株価は3倍になっています。2018年3月期の利益は過去最高でしたが、ここ最近の業績が明らかに上昇しているわけではないです。

大企業で業績が急成長したわけではなく、ここまで株価が大きく上昇するのは珍しいですね。今後の期待値が高いと考えられていると見えます。

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富士通の配当推移と決算内容

次に富士通の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は富士通の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。配当金は株式併合後に換算した配当金額です。

富士通の年間配当金推移

2016年3月期:80円
2017年3月期:90円
2018年3月期:110円
2019年3月期:150円
2020年3月期:180円
2021年3月期:200円(予)

配当は増配推移しています。

2020年3月期の配当性向は22.8%です。配当方針として「安定配当をベースとしつつ、当社の成長ステージに即した株主還元の拡大を図るとともに、自社株買いについても機動的に実施」としています。2021年3月期の予想配当性向は約25%です。利益に問題なければ今後も増配する可能性は高そうです。

参考:株価・配当金・株主還元|富士通

決算内容を確認

2020年7月30日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結最終利益は181億円と発表、あわせて通期の業績予想は連結最終利益が1,600億円見通し、年間配当は200円に増配予定としています。

富士通の今後の株価について

最後に富士通の今後の株価上昇ポイントと下落ポイントを考えていきます。

今後の株価について

事業内容として「テクノロジーソリューション」、「ユビキタスソリューション」、「デバイスソリューション」の3事業を行っています。中でも売上・利益の比率が高いのはテクノロジーソリューションです。産業・流通分野、自治体、ヘルスケア分野も増加しインフラサービス分野も好調です。

また、海外売上比率が約30%あり海外での売上・為替変動も業績に影響します。国内ではパソコン、スマートフォンなどのハードウェアの価格下落が続いているため、ソフトウエアがこれをカバーする形です。5Gを含めIT需要は今後も大きいですが、競合メーカーとの技術競争などのリスクもあります。

参考:事業内容|富士通

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