「焼肉チェーン」を展開するあみやき亭(2753)、株主優待制度は食事券かお米を実施しています。株主優待に加え、業績推移、株価チャート・配当推移を確認していきます。
株価情報と株主優待
株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年6月17日終値時点)
株価:6,080円
予想PER:25.23倍
PBR:1.99倍
予想EPS:240.94円
時価総額:416億円
最新の株価参考:(株)あみやき亭【2753】:Yahoo!ファイナンス
株主優待について
株主優待制度は「店舗で使える食事優待券」もしくは「お米」を実施しています、優待権利月は3月です。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 200株未満 | 優待券 4,000円分(1,000円券×4枚) (3年以上継続保有で+1,000円分) |
200株以上 300株未満 | 優待券 7,000円分(1,000円券×7枚) (3年以上継続保有で+1,000円分) |
300株以上 500株未満 | 優待券 12,000円分(1,000円券×12枚) もしくはお米 7.5kg (3年以上継続保有で+2,000円分) |
500株以上 | 優待券 18,000円分(1,000円券×18枚) もしくはお米 10kg (3年以上継続保有で+4,000円分) |
2020年3月末からの優待に「3年以上継続保有でプラス」が新設されました。
優待利回り
100株保有で年間4,000円分とした場合、優待利回りは約0.7%です。
配当情報
2025年3月期の予定年間配当:102円
予想年間配当利回り:1.68%
配当金の推移について
下記は配当金の推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。
2021年3月期に大きく減配していますが、その後は増配して回復。2025年3月期も増配見通しとしています。
配当性向は2024年3月期が47.1%、2025年3月期の予想が約42%です。
業績推移と株価推移
業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2021年3月期は外食業全体が厳しく赤字となり、2022年3月期も営業赤字に。
2023年3月期は黒字回復、2024年3月期は更に大きく回復しています。
2025年3月期も増益見通しとしています。
株価のチャート
下記は5年分の週足株価チャートです。
株価は2020年3月に下落後はレンジで推移していましたが、2023年4月に大きく上昇して下落前の水準に。
2024年2月以降に大きく上昇、4月以降は落ち着いています。また、2024年9月末に1株を3株に株式分割予定としています。
事業内容と財務状況
事業内容と財務状況を確認していきます。
あみやき亭(2753)の概要
株式会社あみやき亭(あみやきてい、英: Amiyaki Tei Co., Ltd.)は、焼肉レストランチェーン店。
2009年に株式会社スエヒロレストランシステムを100%子会社化。
あみやき亭 – Wikipediaより抜粋
2014年に株式会社アクトグループを子会社化。
2019年4月に有限会社杉江商事を子会社化。
2023年4月に株式会社ニュールックを子会社化予定。
東海地区を中心に焼き肉チェーンを展開する「あみやき亭」が収益の柱です。
焼き鳥の「美濃路」や「どんどん」なども含め、合計店舗数は約290店で年々増えています。主に東京都心エリア進出を加速させるためにM&Aを進めています。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フローの推移です。
2021年3月期は営業CFがマイナス、その後は大きく回復しています。
配当・優待について
配当は回復推移ですが、大きく株価が上昇した影響で利回りは高くないです。
株主優待制度は長期保有で金額がアップしますが、利回りは低めです。また、1株を3株に株式分割後は100株保有で1,000円分となります。