アスクルが業績改善。今後の株価と配当がどうなるか、株価チャート・配当推移を分析【2678】

オフィス用品の宅配サービス、ヤフーと連携して行うLOHACO事業を展開するアスクル(2678)が業績改善が進んでいます。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

アスクルの株価POINT
  • 株価は割高で配当利回りは低い
  • 配当は安定して推移している
  • 株価は長期で下落して推移、業績は大きく復活する見通し
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アスクルの事業内容と株価指標

はじめにアスクルの事業内容と株価指標を確認していきます。

アスクル(2678)とは

アスクル株式会社(英: ASKUL Corporation)は、事務用品を中心とするソフトバンクグループ系列の通信販売会社。Zホールディングスの連結子会社であるが、かつては事務機器メーカープラスの子会社であり、同社のプライベートブランドはプラスの製品が多い。

wikipediaより抜粋

主な事業は中小事業所向けの事務用品通販の「ASKUL」、個人向けサービスの「LOHACO」などです。2017年2月、倉庫で火災事故が発生し大きな被害が出ました。

参考:サービス一覧|アスクル株式会社

株価指標と配当利回り

現在の株価:2,629円

予定年間配当:38円

年間配当利回り:約1.45%

予想PER:24.8倍、PBR:2.64倍

※株価は2020年3月23日終値

株価指標は割高です。配当利回りも低めです。

アスクルの業績推移と株価チャート

次にアスクルの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記はアスクルの売上と経常利益の推移です。

売上は順調に右肩上がりですが、利益は2018年5月期、2019年5月期に大きく減益となりました。2020年5月期は大きく増益となる見通しです。

参考:業績関連|アスクル株式会社

株価チャートの推移

下記はアスクル5年分の週足株価チャートの推移です。

長期では下落気味に推移しています。2018年5月期、2019年5月期の業績が減益であったことや株価に割高感があるため、株価も下落して推移しています。現在の株価は過去と比較すると安めですが、まだ割高感は強いです。

アスクルの配当推移と株主優待

次にアスクルの配当金の推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記はアスクルの配当金の推移です。年2回、中間配当(11月)と期末配当(5月)を実施しています。

配当は安定して推移しています。

配当性向は2018年5月期が約39%、2019年5月期が約423%、2020年5月期の予想配当性向は約36%です。2019年5月期は減損損失の影響でかなり配当性向が上昇しましたが減配はしていません。これまでの配当推移、配当性向を考えると今後も比較的安定して配当が推移すると考えられます。

株主優待制度について

アスクルの株主優待は「LOHACO」で利用できる500円引きクーポンです。年2回、5月と11月が権利日です。3,000円(税込)以上の注文につき1回限り利用可となっています。割引券であること、利回りなどを考えると微妙な優待です。優待に力は入れてないと感じます。

参考:株式メモ|アスクル株式会社

アスクルの決算と今後について

最後にアスクルの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2020年3月17日の決算にて2020年5月期第3四半期累計の連結経常利益は62.4億円と発表、通期計画の86億円に対する進捗率は72.7%となりました。

前年同期比で2.7倍と大きく増益なり収益改善が進んでいますが、計画も大きく増益見通しのため、ものすごく上振れする可能性は低そうです。

今後について

2017年に火災事故が発生した時には12日間燃え続け、この影響により配送の遅れなどが生じ顧客が他社の利用に切り替えるなどの被害が出ました。2020年5月期の業績見通しを見ると、しっかり復旧している印象を受けます。

しかし、株価は割高にあり、親会社であるZホールディングス(ヤフー)と提携し「LOHACO」事業を運営していますが、2019年7月に提携解消申入れをするなどその関係は決して良好とはいえません。現在は一旦保留の形となっていますが、関連ニュース一つで大きく株価が動く可能性はあります。

参考:ヤフー株式会社からの社長退陣要求と提携解消協議申入れのお知らせ

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